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宝篋山|登山初心者の体験談!360°画像でおすすめコース・パノラマ絶景をご紹介
今回は、都内からもアクセスしやすい宝篋山に実際にいってきましたので、その魅力をRICOH THETA Z1、360度カメラで撮影しました360°画像や動画も交えながらご紹介します!
初心者がハイキングをはじめるのにピッタリな「宝篋山」(ほうきょうさん)は1年を通して様々な自然が楽しめ、気軽に登山・ハイキングができることで人気の低山です。また、低山ながらも山頂からは筑波山や霞ヶ浦を一望することができる360度パノラマの絶景を楽しむことができます。周辺には遺跡や文化財などもあるので登山と一緒に観光も楽しめます。持ち物も最低限の山の装備があれば、安心して登ることができるため、子供連れのファミリーで気軽に山登りを楽しむことができます。今回は都内からもアクセスしやすい宝篋山に実際にいってきましたので、その魅力を360°画像や動画も交えながらご紹介します!
目次
登山初心者にも安心!宝篋山のおすすめハイキングコースで楽しもう!
宝篋山は初心者でも安心して登ることができることで老若男女を問わず人気のある山です。ハイキングコースも豊富にあり、1度では楽しみつくせない魅力があります。まずは宝篋山がどんな山なのかご紹介していきます。
宝篋山の基本情報
【山名】宝篋山(標高:461m)
宝篋山は茨城県つくば市と土浦市との境に位置する標高461mの低山です。筑波連山の南に位置し、水郷筑波国定公園に指定された特別地域の中にあります。宝篋山の頂上からの景色はつくばの景観100にも選定されるほどすばらしいパノラマビューが楽しめます。低山なので初心者でも気軽に登山できる山として親しまれており、1年を通して多くの方がおとずれます。ハイキングで楽しめる登山コースがいろいろあるため、通るコースによって様々な楽しみ方ができます。
撮影日のアクセス手段
今回は自動車を使って宝篋山へアクセスしました。常磐自動車道『土浦北インター』から国道125号線経由で宝篋山小田休憩所まで約10分で到着します。
電車・バスの場合:『常磐線土浦駅』利用の場合は西口5番のりばから「筑波山口行き」または「下妻駅行き」の関鉄バスに乗車して「宝篋山入口」で下車(28分/630円)、そこから徒歩4分で宝篋山小田休憩所に到着します。
『TXつくば駅』を利用の場合は「つくバス小田シャトルバス」に乗車し、「小田東部」で下車(40分/300円)、そこから徒歩7分で宝篋山小田休憩所に到着します。
宝篋山初心者におすすめの極楽寺コース
宝篋山のハイキングコースはとてもよく管理・整備されており、初心者や子供連れでも気軽にハイキングを楽しむことができます。宝篋山のハイキングコースは全部で6つ存在し、通るコースによって違った楽しみ方ができます。コースによって違った風景を撮ることができるため、カメラ好きの方からも高い人気を誇ります。今回は宝篋山小田休憩所をスタート地点にして、メインルートの極楽寺コースを通って頂上を目指しました。
小田休憩所➡極楽寺跡・極楽寺公園➡白滝・葵の滝 ➡宝篋山中腹➡大岩群➡宝篋山山頂➡下山
帰りは小田城コースか常願寺コースと通って下るルートを通ればまた違った景色を楽しむことができます。大池公園登山口からのスタートであれば山口コースです。このコースは雑木林の中を通るため、季節の木々や花々を楽しみながら歩くことができます。どちらの登山口からもバスがでているため山口コースから極楽寺コースを通って宝篋山小田休憩所を目指すルートも面白いかもしれません。
トイレ情報
トイレは出発地点の宝篋山小田休憩所に1カ所、山頂付近にバイオトイレが1カ所の合計2カ所にあります。出発前にトイレを済ませておけば余程のことがない限りは大丈夫でしょう。また、もう一つの出発地点である大池公園付近にもトイレがあります。
※なお、宝篋山は水郷筑波国定公園区域に指定されており、 自然公園法に基づく第2種、第3種特別地域です。コースや園地以外は国有林または民有地となりますので、許可なく立入りはできませんのでご注意ください。
宝篋山には家族と一緒に大自然を楽しめる見どころがたくさん!
宝篋山には家族で楽しめる見どころがたくさんあります。そのなかでも1番の見どころはつくばの景観100にも選定されている頂上から望む絶景パノラマビューです。頂上には視界をさえぎるものが無く、360°のパノラマビューが広がっています。筑波山や関東平野、霞ヶ浦などを一度に見渡せるだけでなく、空気の澄んだ日には東京の高層ビル群や富士山も遠望することができます。また、1年を通して楽しめる自然景観。春にはヤマツバキやコブシ、フジやツツジ、山桜などの花が満開に咲き、夏には新緑でおおわれた宝篋山と麓の田園風景が美しく輝き、秋には山一面が紅葉に染めあげられます。ここでは特におすすめのポイントをご紹介していきます。
白滝
極楽寺コースは沢沿いを歩くコースで「慈悲の滝」や「葵の滝」など5つの滝を見ることができます。そのなかでも有名なのが「白滝」です。田んぼ道を抜けて登山道に入り、しばらく歩くと小川があります。さらに登山道を進んでいくと川幅は少しずつ広くなり、水量も増えていきます。決して大きくはありませんが、風に揺れる木の音や川のせせらぎを聞きながらのハイキングは心も自然とリフレッシュすることができます。
大岩群
極楽寺コースの後半には口を大きくあけたワニのように見えるワニ岩やニコニコ笑っているように見えるニコニコ岩、正面から見ると富士山のような三角形の富士岩など、おもしろい形の大岩が点在しています。すこし疲れてきたところで心をほっこりさせてくれます。
宝篋山の宝篋印塔
宝篋山の山頂には山の名前の由来にもなっている高さ約2.5mの宝篋印塔が建っています。建てられたのはおよそ鎌倉時代中期だと言われています。宝篋印塔とは、宝篋印経というお経にある陀羅尼を書いて納めた塔のことです。供養塔・墓碑塔として使われる仏塔の一種であり、日本では基本的に石造りです。宝篋山の宝篋印塔は歴史的価値もあり、関東形式成立前の関東最古の大型宝篋印塔として知られています。
山頂の360°パノラマビュー
宝篋山の山頂は大きく開けています。まわりに視界をさえぎるものがないため、筑波山や霞ヶ浦を一望することができる360°の絶景パノラマビューを楽しむことができます。天気が良ければ都心のビル群や富士山も望めることができます。
「宝篋山」体験談!360°画像で初心者おすすめコースを徹底解説!
ここからは実際の体験談を360°画像や動画と交えてご紹介していきます。今回は初心者におすすめな定番コースとして人気のある極楽寺コースを登ってきました。このコースなら体力に自信がない方や子供連れでも問題なく自然と絶景を楽しむことができるはずです!
宝篋山初心者におすすめの極楽寺コース
小田休憩所➡極楽寺跡・極楽寺公園➡白滝・葵の滝 ➡宝篋山中腹➡大岩群➡宝篋山山頂➡下山
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登山初心者におすすめ「宝篋山極楽寺コース」の登山口や絶景ポイントなどの様子を360度カメラで撮影しました臨場感のある登山バーチャルツアーをご覧ください。
【登山記録】
登山日 | 2022年2月5日(土) |
距離 | 約6.0km |
標高 | 461m |
登山開始・終了時刻 | AM:9時45分~PM:12時48分 |
往復時間 | 183分(撮影時間込み) |
登り | 約98分(頂上10分撮影) |
下り | 約75分 |
AM9時40分 宝篋山小田休憩所の様子
Photo by やまDX
宝篋山小田休憩所に車を駐めてここからハイキングスタートです!この日は天気も良く、スタートから清々しい気分になりました。ここを逃すと山頂までトイレはありませんので、ここで忘れずに済ませておくようにしましょう。
①AM:9時45分 ハイキングコースの案内板
Photo by やまDX
宝篋山小田休憩所にあるハイキングコースの案内板です。迷うことはあまりないと思いますが、念のためハイキングコースマップや登山地図は準備しておきましょう。
②AM:10時02分 極楽寺コース入口の案内板
Photo by やまDX
田園地帯の脇を歩いて行くと極楽寺コースの入り口があります。登山道へはイノシシ除けの扉を通ってはいります。チェーンなどもあり入っていいのか戸惑いますが、問題ありませんので安心して進んでください。ただし、扉は必ず元に戻しておいてください。
③AM:10時04分 極楽寺公園の様子
Photo by やまDX
極楽寺コースに沿って歩いていくとコースの名前の由来となっている極楽寺跡に造られた忍性記念極楽寺公園に着きます。極楽寺は奈良西大寺の僧忍性が関東での律宗布教の足掛かりとして建長4年(1252)年から10年間止住したことで「坂東の律院の根本として本寺」とうたわれた律院寺院でした。この公園は2014年に土地所有者や宝篋山整備隊、登山者などの協力によって整備されて完成したとのことです。
④AM:10時28分 白滝の案内板
Photo by やまDX
極楽寺コースは沢沿いを歩くコースで、「慈悲の滝」、「五条の滝」、「こころの滝」、「白滝」、「葵の滝」などの5つの滝があります。案内板の奥にみえるのが、そのなかでも有名なのが白滝です。決して大きくはありませんが、澄んだ空気と水が流れる音に心が洗われます。
白滝の動画
Photo by やまDX
当日の白滝の様子を動画に撮ってみました。水量はあまり多くなく迫力はありませんが、水がとてもキレイですね。ただ、宝篋山の水はイノシシが多く生息している関係で飲むのには適さないようなので、気をつけてくださいね。
⑤AM:10時38分 葵の滝の様子
Photo by やまDX
白滝をさらに登っていくと葵の滝があります。極楽寺コースの5つ目の最後の滝です。ここまでくるとハイキングも残り1/3程度となります。ここから少し登っていくとかわった形をしている大岩郡があります。
⑥AM:10時45分 宝篋山中腹の景色
Photo by やまDX
コースを進むと中に休憩スポットがあります。ベンチに座って一休みするには最適な場所です。
⑦ AM:11時07分 富士岩
Photo by やまDX
極楽寺コースの見どころである5つの滝を抜けたあとにはもう一つの見どころである大岩郡があります。口を大きくあけたワニのように見えるワニ岩やニコニコ笑っているように見えるニコニコ岩、正面から見ると富士山のような三角形の富士岩など、おもしろい形の大岩が点在しています。上の写真は富士岩の様子です。
トイレ情報
⑧AM:11時19分 山頂付近バイオのトイレの様子
Photo by やまDX
Photo by やまDX
大岩群を抜けるとトイレがあります。山頂にはありませんので、ここで済ませておきましょう。水を使わないバイオのトイレです。とてもエコですね。
⑨AM:11時22分 山頂前の鳥居の様子
Photo by やまDX
トイレがあるところからさらに歩行を進めると鳥居が見えてきます。そしたら山頂は目の前です。どんな景色を見ることができるのか自然と期待がふくらみ、疲れていたことも忘れて不思議と登る足が速くなります。
⑩AM:11時23分 山頂からの景色
Photo by やまDX
ついに山頂に到着です!!山頂は開けていてまわりに視界を遮ることがないため、遠くの方まで360°見渡すことができます。ちょうどお昼時なので、多くの方が絶景をみながら少し早めのお昼を食べていました。なんの変哲もない塩おにぎりでもめちゃくちゃおいしく感じるのが山の不思議です。
山頂見どころ1 絶景パノラマ
360°画像 Photo by やまDX
宝篋山山頂の様子を360°画像でお楽しみください。どうでしょうかこの景色!天気が良くて風がとても心地よかったです。
山頂からの筑波山を望む景色
Photo by やまDX
ここからはつくばの景観100にも選定されるほどすばらしいパノラマビューが楽しめます。宝篋山に登ったらぜひここで記念撮影をしましょう!
山頂見どころ2 宝篋印塔の様子
Photo by やまDX
山頂にはその名前の由来にもなっている宝篋印塔があります。もともとこの山はふもとの地名から、小田山とか三村山と呼ばれていましたが、山頂に宝篋印塔があることで一般的に宝篋山と呼ばれるようになったそうです。
山頂見どころ3 僧侶忍性像
Photo by やまDX
極楽寺に律宗布教の足掛かりとして10年間止住したことで知られる奈良西大寺の僧忍性の像です。
絶景パノラマを楽しめる宝篋山で登山デビューしよう!
登山初心者におすすめのハイキングスポット宝篋山の体験談はいかがでしたか?すこしでも登山をスタートする時の参考になれば幸いです。宝篋山は子供や女性ひとりでも登れる山なので、登山デビューにおすすめです。山頂の絶景を見たら、きっとまた来たいと思ってしまうこと間違いなしです。気軽に登れる初心者向けの山だからといって油断することなく最低限の山登りの装備を準備してからチャレンジするようにしてください。もし一人や初心者ばかりでハイキングすることに少し不安に感じる方は、はじめは登山経験のあるお友達といっしょに登山するようにしてくださいね。
登山時の服装や装備について詳しく知りたい方は下記のまとめ記事をご確認ください。
【登山・ハイキング時の注意点】
・登山・ハイキングはしっかりとした装備をご準備のうえで行って下さい。
(くるぶしまである登山靴や厚手の靴下、雨具、防寒着、ヘッドライト、帽子、ナップザック、速乾性のインナー類、食料、水など)
・山によっては登山路が複数あり、分岐などもあるため事前に登山ルートの確認をしっかりと行った上で、地図とコンパスも携帯するようにしてください。
・登山届と山岳保険はもしもの時はとても役立ちます。届け出を忘れずにしておきましょう!
・登山経験や体力、当日の天候などによって登山ルートの難易度が変わりますので、ご自身の体力に合わせて、無理のない計画で登山を楽しんでください。
※登山道の状況や交通網、また駐車場や関連施設などの情報は天候や災害によって変わっている可能性もあります。登山にお出かけの際は最新情報を公式HPなどでしっかりとご確認した上で計画的にお楽しみください。