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和歌山で登山!関西山登り初心者におすすめハイキングコースランキングTOP3
和歌山にはハイキングだけでなく、観光やレジャーも一緒に楽しめる山がたくさんあります。今回は、初めて山歩きをするのにおすすめの山を厳選して3つご紹介していきます。
和歌山と言えば白浜の海や有田みかんがぱっと頭に思い浮かぶのでは無いでしょうか?じつは和歌山の魅力はそれだけでは無いんです。和歌山には世界遺産にも指定されている高野山や熊野古道など見どころ満載の登山・ハイキングコースがある山がたくさんあります。
目次
和歌山県には初心者におすすめの山がたくさん!気軽にいける絶景山歩きを楽しもう
和歌山県には休日に日帰りでハイキングを楽しむことができる初心者向けの山がたくさんあります。ススキの名所や滝巡りの秘境スポット、本格的な岩場登山に挑戦できるなどバリエーション豊かな登山ができる山が多いのも和歌山の山の特徴です。春の花見や夏のリゾート、紅葉の名所など四季を通して魅力的な和歌山は、ハイキングだけでなく、観光やレジャーも一緒に楽しめる山もたくさんあるのでぜひチェックして見てください。今回ご紹介するのは、初心者が気軽に日帰りで山登りができて絶景が楽しめる山々です。登山・ハイキングは日頃の運動不足とストレスを一挙に解消することができます。子供でも登れる山もあるので、家族でハイキングに行くときにはぜひ参考にしてみてください。
高野山(こうやさん)
出典:photoAC
高野山の基本情報
【山名】高野山(楊柳山標高:1,009m)
高野山は、和歌山県北部の和歌山県伊都郡高野町に位置する、周囲を八葉の峰と呼ばれる、今来峰・宝珠峰・鉢伏山・弁天岳・姑射山・転軸山・楊柳山・摩尼山の8つの1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの山上盆地の名称です。和歌山の山といえば高野山が1番に思い浮かぶという方もたくさんいると思いますが、じつは地理学上に高野山と言う名前の山は存在しません。歴史との繋がりが深いこの地は、西暦816年の平安時代のはじめに真言密教の開祖である弘法大師空海によって開かれました。高野山全域が寺の境内地とされる「一山境内地」といわれ、総本堂の他に117にものぼる寺院が山のあちらこちらに建っている、日本でも類を見ない地域です。登山・ハイキングスポットとしても人気があり、初心者でも気軽に楽しむことができます。
高野山の見どころ
高野山の見どころは世界遺産にも指定されている『金剛峯寺(こんごうぶじ)』です。高野山真言宗の総本山の寺院として有名な場所です。また、金剛峯寺以外にも117の寺院が存在し、その多くは国宝や多くの文化財を保有するなど、歴史的価値が高く観光地としても有名な人気スポットです。高野山は紅葉の美しい場所としても有名であり、紅葉のシーズンになると毎年多くの人々で賑わいます。高野山には伝統的なおいしい食べ物がたくさんあり、堪能できる茶屋や土産屋などもあるので忘れずにチェックしておきましょう。
高野山おすすめ初心者ハイキングコース
せっかく有名な高野山に来たからにはすべてを回って堪能したいという気持ちはやまやまですが、それはなかなか現実的ではありません。はじめて高野山を初めておとずれる方や登山・ハイキングを存分に楽しみたい初心者の方には女人道(女人道)と高野三山を巡るコースがおすすめです。女人道とは、女性の入山を禁止していたころに、女人信者が女性のための籠り堂である女人堂を巡ったときに歩いた道です。1日かけて休憩しながら歩いても8時間ほどのコースですが、登山道は整備されていて歩きやすく、休憩しながらいけば初心者でも気軽にチャレンジすることができます。どうしても体力的に不安だという方はどちらか片方だけ巡ったり、バスを利用するとよいでしょう。
【登山口】
中の橋駐車場
【アクセス】
中の橋駐車場
自動車の場合:『京奈和自動車道路 橋本インター』から県道13号線を経て、県道480号線に入り中の橋駐車場を目指します。
《駐車場》
- 中の橋駐車場
- 台数:186台
- 料金:無料
- トイレ:あり
電車・バスの場合:『南海高野線 極楽橋駅』から『高野山ケーブルカー』に乗り換えて『高野山駅』まで向かいます。そこから『南海りんかんバス 奥の院前行き』に乗車して『奥の院前』バス停で下車する。
護摩壇山(ごまだんさん)
出典:photoAC
護摩壇山の基本情報
【山名】護摩壇山(標高:1,372m)緯度経度:北緯34度03分27秒 東経135度34分01秒
護摩壇山は、和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村との県境に位置する標高1,372mの紀伊山地に属する和歌山最高峰の山です。名前の由来は源平の合戦に敗れた、平家の平維盛がこの地に逃れた際に護摩木を焚いてその命運を占ったといわれる伝説から来ています。冬になると南紀とは思えないほどの積雪があり、銀色の雪景色や樹氷を楽しむことができるため、四季を通して多くの登山客がおとずれます。登山道はとても整備されているため、初心者でも登りやすく、子供連れの家族でハイキングやトレッキングなどにもってこいの初心者向けの山です。山頂の展望台は絶景を望めるポイントとして高い人気があります。
護摩壇山の見どころ
登山口となる『ごまさんスカイタワー』からは360°のパノラマビューをたのしむことができます。また、護摩壇山山頂には展望台があり、和歌山県朝日夕日百選にも選ばれるほどの美しい景色を見ることができます。和歌山県最高峰の龍神峰からは和歌山県で1番高い位置からの景色を望むことが可能です。近くには龍神温泉もあるので帰りに疲れを癒やしましょう。
護摩壇山おすすめ初心者ハイキングコース
ハイキングのスタート地点はごまさんスカイタワーです。チョウチン杉の手前の分岐を右側の細い道へ曲がります。そのまま道なりに進むと護摩壇山展望台があります。さらに道なりに進んでいくと次に現れるのが、NHKの電波塔です。その横を通り過ぎると和歌山最高峰の龍神岳があります。さらに400mほど進むと分岐が現れますので左に折れて、登山口のあるごまさんスカイタワーに戻ります。
【登山口】
道の駅 ごまさんスカイタワー
【アクセス】
自動車の場合:『阪和自動車道 有田インター』より県道22号線を経て、国道424号線→国道194号線の山道を通って『道の駅 ごまさんスカイタワー』を目指します。
《駐車場》
- 道の駅 ごまさんスカイタワー
- 台数:50台
- 料金:無料
- トイレ:あり
電車・バスの場合:車でのアクセスがおすすめですが、高野山駅から急行バスが出ています。『高野山駅前バス停』から『南海りんかんバス 護摩壇山行き(高野龍神線)』の路線バスに乗車し、終点の『護摩壇山』で下車します。
護摩壇山行きの急行バスは全便予約制です。また、運行は4月から11月末までの期間のみで、平日は1日1便、土日祝日は1日2便の運行となっています。冬季(12月から3月末)までは全線運休となりますのでご注意ください。
八郎山(はちろうやま)
出典:photoAC
八郎山の基本情報
【山名】八郎山(標高:249.6m)緯度経度:北緯33°34分 26.78秒 東経135°52分53.27秒
八郎山は和歌山県東牟婁郡串本町に位置する標高250mの低山です。紀伊半島の南方に位置する山として知られている山であり、山頂の手前の八郎峠までは『熊野古道』を通るルートなので初心者の方でも快適に登ることができます。この『熊野古道』は『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として2004年にユネスコ世界文化遺産登録されました。道路が世界遺産に登録されたのは日本初。そして、世界的にみても2番目に登録された珍しい道です。山頂は何も視界を遮るものが無く、太平洋を望むすばらしい景色を望むことができます。
八郎山の見どころ
八郎山の見どころはなんといっても山頂から360°見渡すことができる絶景パノラマビューです。太平洋を一望できる景色の爽快感は疲れも忘れてしまいます。また、八郎山峠まで世界遺産に指定されている熊野古道を歩くことができます。
八郎山すすめ初心者ハイキングコース
ネットを見ると古座駅から熊野古道を通って八郎山を通りそのまま東に進み太地駅をコースが紹介されていますが、初心者や体力に自信がない方には距離が長く少しハードルが高いので、まずは登山口から八郎山山頂を目指すルートに挑戦してみましょう。
【登山口】
八郎山登山口
【アクセス】
自動車の場合:『初原那智勝浦線 すさみ南インター』より県道36号線→国道42号線→県道234号線と進むと右手に『上田原生活改善センター』があります。
《駐車場》
- 上田原生活改善センター
電車・バスの場合:『JR古座駅』から『串本町コミュニティバス 佐部・上田原線 上田原生活改善センター行』の路線バスに乗り、終点の『上田原生活改善センター』で下車します。
または、『JR紀伊田原駅』より徒歩35分程度。
和歌山にはまだまだ初心者がハイキングを楽しめる山がたくさんあります!
初心者におすすめの和歌山のハイキングコースランキングTOP3はいかがでしたか?和歌山には登山やハイキングに最適な山がまだまだたくさんあります。登山ルートによっては登山初心者や子供連れのファミリーから登山経験者まで幅広く楽しむことができます。週末は大自然と色濃く歴史が残る和歌山の山にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
【登山・ハイキング時の注意点】
・登山・ハイキングはしっかりとした装備をご準備のうえで行って下さい。
(くるぶしまである登山靴や厚手の靴下、雨具、防寒着、ヘッドライト、帽子、ナップザック、速乾性のインナー類、食料、水など)
・山によっては登山路が複数あり、分岐などもあるため事前に登山ルートの確認をしっかりと行った上で、地図とコンパスも携帯するようにしてください。
・登山届と山岳保険はもしもの時はとても役立ちます。届け出を忘れずにしておきましょう!
・登山経験や体力、当日の天候などによって登山ルートの難易度が変わりますので、ご自身の体力に合わせて、無理のない計画で登山を楽しんでください。
※登山道の状況や交通網、また駐車場や関連施設などの情報は天候や災害によって変わっている可能性もあります。登山にお出かけの際は最新情報を公式HPなどでしっかりとご確認した上で計画的にお楽しみください。