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登山用タイツの選び方|種類やメリット・デメリット、おすすめを解説

公開日 1年前
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登山用タイツの選び方|種類やメリット・デメリット、おすすめを解説

登山を快適に楽しむためのアイテムのひとつである、登山用タイツ。気になっているものの、どのような着用効果があるのか知らない方もいるでしょう。本記事では登山用タイツの種類や着用のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。後半では、選び方やおすすめの商品もご紹介します。

 

 

 登山用タイツの種類

出典:Adobe Stock

登山用タイツとは、その名の通り、登山時に着用するタイツです。保温効果だけではなく、疲労の軽減効果も期待できることから、登山時のアイテムとして人気があります。

登山用タイツは設計によって、以下の3つの種類に分かれます。

登山用タイツの種類 登山用タイツの特徴 登山シチュエーション
コンプレッションタイツ 脚の下部を加圧する。血流改善や疲労軽減を期待できる。 歩行時/休憩時
サポートタイツ 脚の筋肉を加圧する。関節や筋肉の負担軽減を期待できる。 歩行時/下山時
ハイブリッド型 血流改善や疲労軽減・関節の負担軽減などを期待できる。 歩行時/休憩時/下山時

 

 コンプレッションタイツ

コンプレッションタイツとは、脚の下部を重点的に加圧するタイツです。脚の下部は着圧が強く、上部になるほど着圧が弱くなる段階設計となっています。

圧力をかけることで血流を改善し、登山時の疲労を軽減します。冷えを防止できたり、むくみを改善できたりする点も魅力です。使用シーンは登山時だけに限らず、座りっぱなしで血流が悪くなっている人にも効果があります。

【コンプレッションタイツがおすすめな人の特徴】

・脚がむくみやすい人

・体の冷えが気になっている人

・登山の疲れがなかなか抜けない人

 

 サポートタイツ

サポートタイツとは、脚の筋肉を重点的に加圧するタイツです。テーピングの原理を取り入れることで、筋肉や関節の動きをサポートする設計となっています。

脚の無駄な動きが抑制することで、筋肉や関節にかかる負担を軽減する点が魅力です。また、関節を保護することで怪我から体を守れます。締め付けがきつくなっており、慣れるまでは装着に苦労するでしょう。

【サポートタイツがおすすめな人の特徴】

・関節が痛みやすい人

・筋力に自信がない人

・関節の怪我を防止したい人

 

 ハイブリッド型タイツ

ハイブリッド型タイツとは、コンプレッションタイツとサポートタイツの機能を兼ね備えたタイツです。段階設計で血流を改善しながら、関節も保護します。

「脚のむくみも改善したいけれど、関節を怪我しないか不安…」などコンプレッションタイツとサポートタイツのどちらかを選べない場合におすすめのタイツです。機能性が高い反面、値段が高い点がデメリットとなっています。

【ハイブリッド型タイツがおすすめな人の特徴】

・脚がむくみやすい人

・関節が痛みやすい人

・コンプレッションタイツとサポートタイツのどちらかひとつを選べない人

 

 登山用タイツを履くメリット

出典:PIXTA

登山用タイツには血流改善や関節保護といった役割があります。登山では体に大きな負担がかかるため、活用して安全に登山を楽しみましょう。

生地の厚い登山用タイツには、高い保温効果を期待できます。寒さによって筋肉が硬直すると動きにくくなるため、冬など気温の低い時期の登山には、登山パンツと併せた着用がおすすめです。

現在、さまざまなカラーやデザインの登山用タイツが販売されています。取り入れることでコーディネートの幅が広がるため、ファッションとして着用する人も多くなっています。

 

 登山用タイツを履くデメリット

登山用タイツを着用していると、着脱に時間がかかってしまいます。登山パンツと併せて着用していると、トイレで着脱に少し手間がかかってしまい、不便に感じる人もいるでしょう。

また、登山パンツより薄い素材でできており、枝や爪によって破れやすい点もデメリットです。慌てて着脱する際に爪が引っかかって破れてしまうこともあるため、着脱の際には引っかけないように注意が必要です。

 

 登山用タイツの選び方

Photo by やまDX

自分に合った登山用タイツを選ぶのであれば、以下の点を意識しましょう。

・機能性で選ぶ

・素材で選ぶ

・履き心地で選ぶ

・登山する季節で選ぶ

 

 機能性で選ぶ

登山用タイツによって、着圧効果やサポート効果・保温効果など得られる効果は異なります。商品ごとの機能性を確認したうえで、求める機能が搭載されているものを選びましょう。たとえば、日焼けを防止したい場合には紫外線カット機能を、足の臭いが気になる場合には制菌防臭効果のあるものがおすすめです。

 

 素材で選ぶ

さまざまな素材の登山用タイツが販売されています。以下で、主な素材の特徴をまとめました。

素材 特徴
ポリエステル ・吸水性が高い  ・速乾性が高い
ポリウレタン ・伸縮性が高い  ・耐摩擦性が高
ナイロン ・肌触りがよい  ・速乾性が高  ・耐摩擦性が高い

コットンは吸水しやすいうえに速乾性が低く、登山用タイツが汗で濡れた状態が続きます。体温を奪って体が冷えるため、コットン素材のものは避けましょう。

 

 履き心地で選ぶ

登山用タイツは直接肌に触れるものです。登山時には長時間肌に触れるため、履き心地が悪いと登山に集中できないでしょう。登山用タイツを選ぶ際は自分にとって履き心地の良いものを選ぶ必要があります。

登山用タイツの履き心地は、素材や縫い目の影響を受けます。縫い目が肌に触れると不快に感じる場合があるため、肌に縫い目の触れないフラット設計のものがおすすめです。

 

 登山する季節で選ぶ

登山する季節によって気温や汗のかきやすさなどは異なるため、それぞれの季節に適した機能の登山用タイツを選ぶ必要があります。夏に保温性の高い登山用タイツを着用すると、暑くなりすぎることは容易に想像つくでしょう。

以下で、季節別に重視すべき機能をまとめました。

登山する季節 重視すべき機能
春・秋 通気性、速乾性
通気性、吸汗性、速乾性
保温性、速乾性

冬の登山時には保温性の高い登山用タイツを着用しましょう。ただし、冬も行動時に汗をかくため、速乾性は欠かせません。

 

 登山用タイツを購入する前に必ず試着しよう

Photo by やまDX

サイズが自分に合っていないと、血流改善や関節保護といった効果を得られません。きつ過ぎるサイズを選んでしまった場合には、血行不良によって体調が悪くなる場合も。実際に着用してみないと、登山用タイツのサイズ感や着心地はなかなかわからないため、実店舗で一度試着して購入することがおすすめです。

「実店舗に気になる商品が売っていない」「実店舗へ足を運ぶ余裕がない」場合は、商品の購入ページに記載されているサイズ情報を参考にして自分に合っているか確認しましょう。サイズ情報には身長やウエストなどの情報が記載されていますが、ウエストやヒップを優先して選ぶと、着圧によって苦しい事態を防止できます。

 

 

 春・秋の登山におすすめの登山用タイツ

春(3~5月)や秋(9~11月)の平均気温は15~25度となっています。平地の日中では登山用タイツを履かなくても快適に過ごせるものの、朝晩や標高の高いところでは気温が下がりやすいため、春・秋も着用がおすすめです。防寒対策をおこない、春・秋ならではの彩り豊かな自然を楽しみましょう。

以下で、春・秋の登山におすすめの服装例とおすすめの商品を紹介します。

【春・秋の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】シルク

【ミドルレイヤー】シャツ

【アウターレイヤー】ウィンドブレーカー

【ボトムス】コンバーチブルパンツ

【登山用タイツ】ナイロン

 

【インスピレーションロングタイツ メンズ(C3fit)】

 

 

「インスピレーションロングタイツ メンズ」は、人間工学に基づいて独自に立体設計された登山用タイツです。行動時にズレ落ちにくくなっているうえに、ひざの裏にタイツが溜まりにくくなっており、スムーズに脚を動かせます。

また、ウエスト部分はストレッチ素材を接着加工することで縫い目をなくしており、長時間の着用でも不快に感じにくい点が魅力です。紫外線を90%以上カットするUVガード機能によって、春・秋の紫外線も怖くありません。

タグ メンズ
サイズ展開 S/M/L/XL
素材 ナイロン、ポリウレタン
重量 公式サイトに記載なし
カラー ブラック/スモークネイビー

 

【ジェネレーター レボリューションタイプ ロング(CW-X)】

 

 

「ジェネレーター レボリューションタイプ ロング」は、サポートラインの縫い目をなくすことで着心地を追求した登山用タイツです。着圧ポイントは計算されており、脚をスッキリ美しく見せられます。

腰や股関節をサポートすることで、重心のふらつきを軽減しており、登山の行動中でも安定して歩行可能です。皮膚の伸縮に合わせて素材も伸びるため、脚の動きは制限されません。

タグ レディース
サイズ展開 S/M/L
素材 ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
重量 公式サイトに記載なし
カラー ブラック

 

 

 夏の登山におすすめの登山用タイツ

夏(6~8月)の平均気温は25~30度となっています。登山用タイツには紫外線カット効果や怪我の予防効果があるため、夏の着用にもおすすめです。触れるとひんやり感じる素材のものを選べば、心地よく着用できます。熱中症や汗冷えに注意して、登山を楽しみましょう。

以下で、夏の登山におすすめの服装例とおすすめの商品を紹介します。

【夏の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ポリプロピレン

【ミドルレイヤー】シャツ

【アウターレイヤー】シェルジャケット

【ボトムス】ショートパンツ

【登山用タイツ】ポリエステル

 

【スポーツタイツ スタビライクスモデル ロング クールタイプ(CW-X)】

 

 

「スポーツタイツ スタビライクスモデル ロング クールタイプ」は、メッシュ加工が多く施された登山用タイツです。通気性が高く、夏の行動時でも汗で蒸れにくくなっています。

また、汗をすばやく吸収して乾燥させる機能が搭載されており、肌がさらっとした状態が続く点も魅力です。肌から熱を瞬時に逃がす接触冷感によって、ひんやり気持ちよく感じるでしょう。

タグ メンズ
サイズ展開 S/M/L
素材 ナイロン/ポリウレタン
重量 公式サイトに記載なし
カラー BL/GY/KO/SX

 

【インパクトエアーロングタイツ(C3fit)】

 

 

「インパクトエアーロングタイツ」は、ドライメッシュ素材をメインに使用している、C3fitの登山用タイツです。通気性に優れており、汗をかいてもべたつきにくくなっています。

また、腰や膝、ふくらはぎなどサポート部位にはキックバックの強いストレッチ素材が採用されている点も特徴です。119gと大変軽く、登山パンツと重ね着しても負担になりづらいでしょう。

タグ メンズ
サイズ展開 S/M/L/XL/BS/BM/BL
素材 ナイロン/ポリウレタン
重量 119g(Mサイズ)
カラー ブラック

 

 

 冬の登山におすすめの登山用タイツ

冬(12月~2月)の平均気温は2~10度となっています。標高が高くなるとさらに気温は下がり、最悪の場合は命にかかわるため、しっかりと防寒対策をおこなわなければなりません。登山用タイツを登山パンツと併用して、安全に冬ならではの絶景を楽しみましょう。

以下で、冬の登山におすすめの服装例とおすすめの商品を紹介します。

【冬の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ウール

【ミドルレイヤー】ダウン

【アウターレイヤー】シェルジャケット

【ボトムス】ロングパンツ

【登山用タイツ】ポリウレタン

 

【裏起毛ロングタイツインナーメンズ(FILA)】

 

 

「裏起毛ロングタイツインナーメンズ」は、裏起毛で保温性の高い登山用タイツです。厚くない生地によって着ぶくれを起こしにくく、登山パンツと併用しても太って見えにくくなっています。

また、筋肉の流れを演出するラインが入っており、デザイン性の高い点も魅力です。登山だけではなく、ウィンタースポーツやジムでも活用できるため、一着持っておいて損はないでしょう。

タグ メンズ
サイズ展開 S/M/L/LL
素材 ポリエステル、ポリウレタン
重量 記載なし
カラー ブラックブラック/ブラックブルー/ブラックレッド/ブラックイエロー

 

【スポーツタイツ ジェネレーター ホットタイプ(CW-X)】

 

 

「スポーツタイツ ジェネレーター ホットタイプ」は、インレー組織によって高い保温性を実現した登山用タイツです。インレーとは裏面を編まずにループを残すことで生地にふくらみをもたす編み方で、保温性は高く、伸縮性は低くなっています。

また、吸汗速乾性も高く、汗をかいたとしても蒸れにくい点が嬉しいポイントです。冬だけではなく、春や秋の気温が低い時期にも活用できます。

タグ メンズ
サイズ展開 S/M/L/LL
素材 ポリエステル、ポリウレタン
重量 記載なし
カラー BL/KO

 

 まとめ

出典:PIXTA

登山用タイツがなくても、登山パンツがあれば登山をおこなえます。しかし、登山用タイツには血流改善の効果や関節保護の効果・保温効果など着用するメリットが多くあるため、一着は持っておくことがおすすめです。

登山用タイツであればどれを選んでもよい、というものではありません。どれも同じようなものだといい加減に選んでしまうと、期待する効果を得られないからです。機能性や素材・履き心地などを確認したうえで、自分に合ったものを選びましょう。本記事で紹介したおすすめの商品を参考にして、どの登山用タイツを購入するのか検討してください。

 

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