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防水スプレーの効果的な使い方|選び方、おすすめのスプレーを紹介

公開日 1年前
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防水スプレーの効果的な使い方|選び方、おすすめのスプレーを紹介

本記事では防水スプレーの種類や選び方についてわかりやすく解説します。後半ではおすすめの防水スプレーを2つ紹介するため、防水スプレーの使用を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

対象に防水加工を施すことで雨や水分から大切なものを守る、防水スプレー。使用したいものの、さまざまなメーカーから販売されており、どれを使用しようか悩んでいる方もいるでしょう。対象にふさわしくない防水スプレーを使用すると、色落ちやシミの原因になるため、選び方には注意が必要です。

 

 防水スプレーとは

出典:Adobe Stock

防水スプレーとは、繊維や本革・合成皮革などの中に水が入らないようにするスプレーです。大切な衣服や靴を雨や汚れから守るために使用します。

防水スプレーにはフッ素系とシリコン系の2種類があり、それぞれ特徴や使用できる素材が異なります。

種類 特徴 使用可能な素材・製品
フッ素系防水スプレー
・繊維を1本ずつコーティングする
・通気性がある
・効果の持続期間が短い
衣類、皮革製品
シリコン系防水スプレー
・表面に膜を張るようにコーティングする
・通気性がない
・効果の持続期間が長い
傘、レインコート

 

 フッ素系防水スプレー

フッ素系防水スプレーでは繊維を1本ずつコーティングするため、通気性のある点が特徴です。スプレーをかけても対象の風合いが変わりにくく、衣類や皮革製品への使用に適しています。撥油性が高く、対象に汚れがつきにくくなる効果が得られる点も魅力です。しかし、防水効果は一時的なものであり、効果を長く持続させるためにはこまめなスプレーの使用が必要となります。

 

 シリコン系防水スプレー

シリコン系防水スプレーは対象の表面に膜を張ってコーティングするため、通気性はありません。傘やレインコートなど通気性がなくても問題ないものへの使用に適しています。防水効果が長く持続するため、こまめにスプレーを使用する必要はなく、手入れの手間が少ない点も魅力です。しかし、革製品への使用はシミの原因となるため、控えましょう。

 

 防水スプレーと撥水スプレーの違い

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防水スプレーと混同されやすいものに、撥水スプレーがあります。水によるダメージから対象を守る点では防水スプレーと共通していますが、通気性の高さが異なります。

撥水スプレーとは表面で水を弾く加工を施すスプレーです。通気性が高く、対象が水蒸気などで蒸れない反面、水の侵入を防ぐ効果は得られません。一方、防水スプレーは撥水スプレーより通気性が低いものの、水の侵入を防ぐ効果が高くなっています。強い雨が降っても、中のものが濡れる心配は不要です。

防水スプレーと撥水スプレーは用途が異なるものであり、どちらかが優れているわけではありません。用途に応じて、適切な方を選びましょう。

 

 防水スプレーの効果的な使い方

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防水スプレーの効果的な使い方には、以下のようなものがあります。

 靴を購入したらすぐにスプレーする

 スプレーの使用方法をよく読んでから使用する

 スプレー後は乾燥させる時間を置く

こまめにスプレーする

 

 靴を購入したらすぐにスプレーする

靴に防水効果を施したい場合、靴を購入したらすぐに防水スプレーをかけましょう。汚れのない状態でスプレーをかける方が防水効果は長く持続するからです。汚れもつきにくくなり、新品のような状態が長く続きます。

もし防水効果を施したい靴がすでに使用しているものであれば、ブラシなどで汚れや埃を取り除いてから、防水スプレーを使用しましょう。また、防水スプレーの後にクリームを使用すると浸透性が下がるうえに防水効果も減少します。クリームで手入れをする場合は、クリーム塗布後の防水スプレーの使用がおすすめです。

 

 スプレーの使用方法をよく読んでから使用する

スプレーの使用方法は、基本的に似たようなものではあるものの、スプレーの製品によっては異なる場合があります。メーカーが推奨する使い方でなければ、十分な防水効果を得られないでしょう。また、対象の素材や厚さ・気温によっても異なる場合があるため、使用するスプレーの使用方法をよく確認することが重要です。

 

 スプレー後は乾燥させる時間を置く

雨の日に靴や鞄の中に水が侵入しないように、玄関で防水スプレーをかける方もいるでしょう。しかし、そのまますぐに出かけてしまうと、コーティングが完成する前に雨水が侵入してしまい、靴や鞄の中は濡れてしまいます。高い防水効果を得るためには、防水スプレーをかけてから使用までに時間を置くことが重要です。少なくとも15分程度は乾燥時間を設けましょう。

 

 こまめにスプレーする

防水スプレーの効果を高めるためには、スプレーによるこまめな手入れが必要です。防水効果の持続性は低く、1回の雨で効果が半減してしまう場合があります。防水スプレーのパッケージに使用頻度が記載されている場合があるため、メーカーが推奨する使用頻度を参考にして、こまめにスプレーをかけましょう。

 

 防水スプレーの選び方

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防水スプレーを選ぶ際のポイントには、以下のようなものがあります。

  対象の素材に合わせて選ぶ

  速乾性で選ぶ

防水効果の持続時間で選ぶ

 

 対象の素材に合わせて選ぶ

使用する対象の素材によって、適している防水スプレーは異なります。素材に適さない防水スプレーを使用した場合、対象の風合いが変わってしまうため、対象の素材に合わせたスプレー選びが重要です。もし布製や革製の靴に防水効果を施したい場合はフッ素系防水スプレーを使用しましょう。

対象の変色が心配な場合には、革用防水スプレーなど専用タイプの使用がおすすめです。ただし、専用タイプは対象となるものが限られるため、買い間違いがないように注意する必要があります。

 

 速乾性で選ぶ

防水スプレーの乾燥時間は製品によって異なっており、数分のものから十数時間のものまであります。速乾性が低く、長い乾燥時間を要するものは、急な雨には対応できません。

対象の使用頻度が低く、乾燥時間に余裕がある場合は速乾性が低くても問題ありませんが、対象の使用頻度が高く、急な雨にも対応できるようにしたいのであれば、速乾性の高い防水スプレーを選ぶことがおすすめです。

 

 防水効果の持続時間で選ぶ

防水効果の持続時間はスプレーの製品によって異なるものの、おおむね1日から1週間程度となっています。時間が経過すると防水効果が半減してしまうことから、高い防水効果を継続的に得るためには、持続時間が短い製品ほどスプレーをかける頻度を増やさなければなりません。少しでも手入れの手間を減らしたいのであれば、防水効果の持続時間が長いスプレーを選びましょう。

 

 

H2.おすすめの防水スプレー2選!

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数ある防水スプレーからおすすめのものを2つ紹介します。

【Repel Spray 22SP-I(JASON MARKK)】

 

 

「Repel Spray 22SP-I」は、耐久性と通気性を併せ持つバリアを作れる防水スプレーです。天然成分から作られている点が特徴で、体に優しい成分ながらも防水性は高くなっています。水性製品であることから、スエードやヌバック・ナイロン・ニットなどの吸水性のある素材に使用可能です。レバーを連続で引くと継続的にスプレーできるため、数十回もハンドルをプッシュする必要はありません。

使用可能な素材一覧
ポリエステル
スエード エナメル ×
防水透湿素材 × キャンバス生地

 

【プロテクターアルファ(M.MOWBRAY)】

 

 

「プロテクターアルファ」は、布地や皮革製品だけではなく、傘にも使用できる防水スプレーです。スムースレザーやスエード、デニム、キャンバス生地、傘などオールマイティーに活躍します。靴や鞄・傘などさまざまなものに防水効果を施したい場合は、基本的にこれ1本で対応できるため、複数本の防水スプレーを用意する必要はありません。

使用可能な素材一覧
ポリエステル
スエード エナメル ×
防水透湿素材 × キャンバス生地

 

 まとめ

防水スプレーにはフッ素系とシリコン系があり、それぞれ特徴や対象の素材が異なります。対象に適していない防水スプレーを使用すると、色落ちやシミの原因となるため、購入前に対象にふさわしいスプレーの種類を理解しておかなければなりません。布製品や革製品に使用したい場合はフッ素系を、傘やレインコートに使用したい場合はシリコン系を選びましょう。

防水スプレーの製品によっては、速乾性や防水効果の持続時間が異なります。速乾性が低い場合は長い乾燥時間を要するため、防水スプレーをかけても数時間から数十時間は使用できません。また、防水効果の持続時間が短い場合は防水スプレーを使用する頻度が多くなるため、手入れの手間がかかります。防水スプレーを使用する際は、対象の素材や速乾性・防水効果の持続時間を確認したうえで、自分に合ったものはどれか検討してください。

 

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