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登山用テーブルはあったら便利?軽量・コンパクト・使いやすいテーブルおすすめ5選

登山アイテムにテーブルは必須ではありませんが、登山用テーブルがあると飲み物や食べ物を安定して置いておけて、ちょっとした調理にも活用できます。本記事では、登山用テーブルの必要性や選び方のポイント、おすすめテーブルをご紹介します。
目次
登山用テーブルは、山登りに特化した専用のテーブルです。
テーブルは登山に必須のアイテムではありませんが、持参すると山登りをより楽しむことができます。
登山用テーブルは各メーカーから複数販売されていますので軽量性やサイズ、組立・分解の手軽さ、用途に合っているかどうかなどを基準に選びましょう。
この記事では、登山用テーブルの必要性や選び方のポイント、軽量やコンパクトなどの使いやすいおすすめテーブルをご紹介します。
登山にはテーブルを持っていくべき?
出典:PIXTA
登山はできるだけ荷物を少なくするのが理想とされ、テーブルは必須アイテムではないと考える方も多いでしょう。
確かに、登山用テーブルがなくても山登りすることは可能ですが、山は整地された場所とは異なり、地面が凹凸している場合がほとんどです。
さらに雨や雪が降ると地面がぬかるんでしまい、食器やカトラリーが汚れたり、テーブルが斜めに傾いて置いてあるものが落下したりするおそれがあります。
テーブルがあれば、どこにいても平らな場所を確保できるため、食事や休憩をゆったり楽しめます。
また、耐荷重がしっかりしたテーブルを選べば、ちょっとした料理をすることも可能です。
登山中にアウトドア料理を楽しみたいと言う方は、食材をカットしたり、コンロと鍋を設置して火を通したりすることができるテーブルを持参したほうがよいでしょう。
登山用テーブルを選ぶときの4つのポイント
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登山で使用するテーブルは選び方次第でさらに、使いやすくなります。
登山用テーブルを選ぶときにチェックしたいポイントを4つご紹介します。
重量
登山の荷物はできるだけかさばらず、かつ軽量にするのが基本です。
総重量が1kg以下のテーブルなら、ザックに入れて背負っても負担にならず、半日がかりの山登りでも楽に持ち運べます。
サイズ
登山では基本的にほとんどの荷物をザックに詰め込むことになります。
ザックにはテーブルだけでなく、ほかにもいろいろな荷物を入れることになるため、あまり大きなサイズのテーブルを選ぶと収納に苦労します。
近年では収納時にコンパクトに折りたためるテーブルも発売されていますので、収納性も考慮して製品を選びましょう。
ただ、調理目的でテーブルを持参する場合は、あまり天板が小さいものを選ぶと作業しにくくなるので要注意です。
組立・分解の方法
登山は体力を消耗するので、組立・分解に手間がかかるテーブルを選ぶと、使用自体がおっくうになる可能性があります。
とくに組立にドライバーなどが必要なものは、別途工具を持参しなければならず、荷物が増えてしまいます。
登山用に持参するテーブルは工具不要で、かつ組立・分解ともに手間のかからないものを選ぶようにしましょう。
用途に適しているか
登山用テーブルは、製品によってサイズや材質、耐荷重などに大きな違いがあります。
ちょっとした飲み物や食べ物を置きたいだけならコンパクトなミニテーブルで十分ですので、軽量重視で選ぶのがおすすめです。
一方、調理台として活用したい場合は、食材をカットしたり、鍋を置いたりするスペースが必要になります。
また、火にかけた鍋を載せたい場合は、熱に強く、かつ重いものを載せてもOKな耐荷重のあるテーブルを選びたいところです。
このように、テーブルを何に使うかによってサイズや材質、耐荷重などを選ぶポイントが変わります。
自分が何のためにテーブルを持っていくのか、目的を明確にしておきましょう。
登山用テーブルおすすめ5選
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登山に持っていくアイテムのひとつにおすすめしたいテーブルを5つご紹介します。
1.ベルモント|マルチソロテーブル
シンプルかつコンパクトなデザインのミニテーブルです。
天然素材シナベニヤを使った天板と、ステンレス製の脚部の色合いがマッチしていて、おしゃれな雰囲気を醸し出しています。
天板は折り畳み可能で、フレーム内に収納できるので、手軽に持ち運びできるところが利点です。
コンパクトなサイズですが、フレームが頑丈なオールステンレスなので、大きな鍋を載せても安心です。
サイズ | 使用時:幅約320mm×奥行270mm×高さ100mm / 収納時:幅約320mm×奥行135mm×高さ25mm |
重量 | 835g |
材質 | シナベニヤ、ステンレス |
耐荷重 | 20kg |
2.ソト|フィールドホッパー
A4サイズのステンレス製テーブルです。
独自構造を採用しており、天板部分をぱっと開くだけのワンアクションで4本のスタンドが飛び出す仕様になっています。
組み立てる度に脚を手動で引き出す必要がないため、手軽にテーブルを設置できるところが特徴です。
天板は半分に折りたたんでハーフサイズにした状態で専用収納ケースに入れられるので、コンパクトに持ち運べます。
サイズ | 使用時:幅約297mm×奥行210mm×高さ78mm / 収納時:幅約297mm×奥行110mm×高さ19mm |
重量 | 365g |
材質 | アルミ、ステンレス |
耐荷重 | 3kg |
3.スノーピーク|オゼン ライト
A4サイズのステンレス製テーブルです。
軽量のアルミとステンレスを使用しているため、総重量は270gと軽く、登山時の荷物になりません。
軽量化のために開いている天板の穴は、水切れが良いという利点もあり、汚れたら水洗いも可能です。
素材はサビに強いアルミとステンレスなので、雨でも気にせず使えるのも利点でしょう。
組み立ても簡単なので、登山テーブル初心者でも戸惑わず、必要なときにさっと利用できるアイテムです。
サイズ | 使用時:幅約297mm×奥行210mm×高さ85mm / 収納時:幅約297mm×奥行120mm×高さ5mm |
重量 | 270g |
材質 | アルミ、ステンレス |
耐荷重 | 3kg |
4.エバニュー|Alu Table
軽量性にこだわって作られたアルミ製テーブルです。
総重量が173gと軽く、ザックに入れて持ち歩いても体に負担をかけずに済みます。
軽量でありながら耐荷重は4kgと大きく、料理や飲み物などを置いても崩れたり、不安定になったりする心配はありません。
脚はコンパクトに畳むことが可能で、収納時の厚みはわずか13mmです。
構造もシンプルで短時間で組み立て・収納できる初心者に優しい設計となっています。
サイズ | 使用時:幅約295mm×奥行186mm×高さ93mm / 収納時:13mm厚 |
重量 | 173g |
材質 | アルミ |
耐荷重 | 約4kg |
5.ダンロップ|コンパクトテーブル
日本製の精巧な作りが魅力的なツーリングテーブルです。
テーブルは脚と3枚の天板、それを接続するパーツで構成されていて、すべて工具不要で組み立てができます。
シンプルな構造ですが、スタンドはジュラルミン、天板止めはステンレス、天板は2mm厚のアルボリック板となっているため、耐荷重は約10kgと非常に頑丈です。
分解すればすべてのパーツは板状になるため、重ねて収納すればコンパクトに持ち運べます。
サイズ | 使用時:幅約298mm×奥行188mm×高さ106mm / 収納時:幅約188mm×奥行104mm×高さ14mm |
重量 | 約260g |
材質 | アルボリック板、ステンレス、ジュラルミン |
耐荷重 | 約10kg |
登山用テーブルを活用して山登りをさらに楽しもう
登山アイテムにテーブルは必須ではありませんが、持参すると飲み物や食べ物を安置できたり、ちょっとした調理を楽しんだりすることができます。
近年では、軽量かつコンパクトなテーブルが数多く販売されていますので、自分の目的や用途に合った登山用テーブルを活用してみることをおすすめします。