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暖かいメンズ手袋の選び方とは?目的別のおすすめグローブも紹介|登山・アウトドア
登山やアウトドアを快適に楽しむためには、暖かい手袋が欠かせません。本記事では、メンズ手袋の選び方や薄手でも暖かい手袋、風を通さない手袋をご紹介します。これから登山やアウトドアを始める方や着用する手袋の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
さまざまなメーカーから数多くの手袋が販売されており、どれを選べばよいか悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで本記事では、メンズ手袋の選び方をわかりやすく解説します。後半では、薄手でも暖かい手袋や風を通さない手袋を紹介するため、登山やアウトドアで着用する手袋の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
暖かいメンズ手袋の選び方
出典:Adobe Stock
暖かいメンズ手袋の選び方には、以下のようなものがあります。
素材で選ぶ
サイズ感で選ぶ
機能で選ぶ
デザインで選ぶ
素材で選ぶ
メンズ手袋の代表的な素材として、レザーやニット・ナイロン・フリースが挙げられます。それぞれ特徴やおすすめのシチュエーションは異なるため、特徴を理解したうえで着用する手袋を検討しましょう。
グローブの種類 | 特徴 | おすすめのシチュエーション |
レザー(本革)
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・吸湿性が高い
・摩擦に強い
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ロープを握るとき
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レザー(合皮)
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・耐水性が高い
・メンテナンスに手間がかからない
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雨や雪が降っているとき
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ウール
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・撥水性が高い
・透湿性が高い
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オールシーズン
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ナイロン
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・耐久性が高い
・防風性が高い
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春や秋
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フリース
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・保温性が高い
・伸縮性が高い
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春や秋・冬
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レザー(本革)
本革は吸湿性が高く、汗で蒸れにくい点が特徴です。着火しにくい素材となっており、焚火をするときに着用していると、炎から手を守れます。また、摩擦にも強く、ロープを握っても痛みにくい点も魅力です。着用するほど手に馴染むため、使いやすくなっていきます。
しかし、本革は水に弱く、濡れるとシミができてしまいます。傷やひび割れの原因にもなるため、着用する際は水に濡れないように注意が必要です。
レザー(合皮)
合皮は耐水性が高く、雨や雪が降っている日の着用におすすめです。汚れがつきにくく、汚れがついたとしても拭き取るだけでよいため、メンテナンスに手間はかかりません。紫外線や摩擦などによって劣化しやすく、数年で表面が剥がれたり、ひび割れたりします。本革よりも安価であるため、劣化してきたら無理に使用せずに買い替えましょう。
ウール
ウールは撥水性が高い素材であり、水に濡れたとしても肌につく水分が少なく、冷えを感じにくくなっています。高い透湿性によって汗で蒸れにくいことから、冬だけではなく、オールシーズン着用可能です。しかし、速乾性が低いことから、大量の水がかかるシーンでの着用には向いていません。また、縮れた繊維によって毛玉ができやすい点もデメリットといえます。
ナイロン
ナイロンは耐久性が高く、登山中に引っ掛けても破れにくい点が特徴です。防風性も高く、風の強い日でも寒さを感じにくくなっています。一方、吸湿性が低く、汗によって蒸れやすいというデメリットがあります。保温性も高くないため、冬の使用には向いていません。
フリース
フリースは細かい起毛によって保温性が高くなっており、春や秋の気温の低い時期や冬の着用におすすめです。フワフワとして肌触りが良いうえに伸縮性が高いことから、長時間快適に着用できます。ただし、火に弱いため、火を使う場所での着用には向いていません。摩擦にも弱く、毛玉になりやすい点もデメリットです。
サイズ感で選ぶ
手袋のサイズが小さい場合、血行が悪くなって指先が冷えやすくなってしまいます。そのため、登山で着用する手袋は指を締めつけないサイズを選びましょう。保温性を確保するために手袋を重ね着する場合は、外側に着用する手袋を1サイズほど大きくすることがおすすめです。店頭に気になる手袋がある場合は、試着してサイズを確認してみるとよいでしょう。
機能で選ぶ
登山やアウトドアで着用する手袋を選ぶ際は、特に防寒性とスマホの操作性を確認することがおすすめです。
防寒性
防寒性とは、寒さから手を守る機能です。冬や雪山だけではなく、夏に標高の高い山に登る場合も気温は低く、指先がかじかみやすくなっています。
指先がかじかむと、鎖やロープを掴みにくくなってしまい、怪我をするリスクが高くなります。最悪の場合、凍傷によって指の組織が壊死することも。防寒対性の高い手袋を着用して、寒さから手を守りましょう。
スマホの操作性
登山やアウトドア中にスマートフォンで写真を撮影したり、調べものをしたりすることがあるでしょう。そのような場合におすすめなのが、スマートフォンを操作できる手袋です。スマートフォンを触るたびに手袋を外す必要はなく、手を寒さから守れるうえに、手袋やスマートフォンの紛失リスクを軽減できます。
スマートフォンのタッチパネル操作に対応しているかどうかに加えて、手袋を装着した状態でスマートフォンを操作しやすいかどうかも重要です。店頭で試着できる場合は、実際に装着してみて指を動かしやすいか確認しましょう。
デザイン性で選ぶ
登山やアウトドア時に着用する手袋も、ファッションアイテムのひとつです。機能性が高いものだけではなく、デザインがおしゃれなものも多数販売されているため、気にいった柄やカラーの手袋を選んでみるとよいでしょう。
デザインによっては、日常使いしても違和感なく使えます。日常使いも想定している場合は、普段の服装に合わせやすいデザインを選ぶことがおすすめです。
薄手でおすすめの暖かいメンズ手袋
数あるメンズ手袋の中でも、薄手でも暖かい手袋を2つ紹介します。
【ウォームストレッチトレックグローブ(Millet)】
「ウォームストレッチトレックグローブ」は、通気性と保温性に優れたメンズ手袋です。外側に耐摩耗性に優れたナイロンを、内側には柔らかいポリエステルを採用することで、保温性と快適性の両立を実現しています。手の平にはシリコンの滑り止めがついており、グリップ力が高い点も魅力です。
サイズ展開 | XS/S/M/L |
素材 | Polarte®Power Stretch® PRO™ |
重量 | 50g |
カラー | オーキッド/キャッスルロック/ブラックノワール |
【エバーブレスウインタートレイルグローブ/MEN'S (finetrack)】
「エバーブレスウインタートレイルグローブ」はfinetrackが独自に開発した防水透湿素材「エバーブレス®」を本体生地に使用し、フィット感に優れたメンズ手袋です。ストレスの少ない装着感と保温性で秋冬のトレッキングや自転車など様々なアクティビティにおすすめです。
サイズ展開 | S/M/L |
素材 | スムースサーモストレッチフリース |
重量 | 66g(Mサイズ) |
カラー | ブラック/シティグレー/カレッジネイビー |
風を通さない!おすすめの暖かいメンズ手袋
風を通さないおすすめの手袋を2つ紹介します。
【L1プラスシェルグローブ(THE NORTH FACE)】
「L1プラスシェルグローブ」は、軽さと使いやすさを追求したメンズ手袋です。自然な手の形を再現した立体パターンとなっており、長時間の着用でもストレスを感じにくくなっています。タッチスクリーンに対応しており、着用したままスマートフォンを操作可能です。メイン素材には防水透湿性を持つ素材を使用することで、水濡れに強い点も魅力です。
サイズ展開 | XS/S/M/L/XL |
素材 | HYVENT ClearD(2.5層) |
重量 | 記載なし |
カラー | ミスティセージ/アーバンネイビー/ブラック |
【ダイアモンドカードウィンドプルーフグローブ(コロンビア)】
「ダイアモンドカードウィンドプルーフグローブ」は防風性に優れた生地を用いた、ハイキング仕様のメンズ手袋です。
手の甲側には甲側は防風性に優れた生地・掌側滑り止め、補強の合皮アテ付きな点が魅力です。
着用したままスマートフォンが操作可能な指先タッチパネル対応で、HIKE(ハイキング)などのアウトドアシーンにおすすめです。
サイズ展開 | XS/S/M/L |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン、合成皮革 |
重量 | 記載なし |
カラー | Delta/ Black/ City Grey |
まとめ
一口に手袋といっても、素材や機能性・デザイン性はさまざまです。買って後悔しないために、自分に必要な機能を明らかにしたうえで、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。凍傷にならないために、防寒性を重視する機能のひとつです。着用したままスマートフォンを操作できるものを選べば、着脱の手間がなくなります。
本記事の後半では、薄手のメンズ手袋と風を通さないメンズ手袋を紹介しました。「薄くても暖かい手袋が欲しい」「風を通したくない」という方はぜひ商品選びの参考にしてください。