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登山のメンズファッションの基本|初心者におすすめのスタイルを紹介

公開日 1年前
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登山のメンズファッションの基本|初心者におすすめのスタイルを紹介

登山を快適に楽しむためには、登山中の行動だけではなく、ファッションアイテム選びも重要です。本記事では、登山におけるメンズファッションの基本、選び方のポイントや季節別におすすめのアイテムを紹介します。これから登山に挑戦したいと考えている方は、登山のファッションを選ぶ際の参考にしてください。

 

 

快適に登山を楽しむためには、登山中の行動だけではなく、ファッションアイテム選びも重要です。取り入れるアイテムは季節や登る山の標高によって変わるため、どのような場合にどのようなアイテムが適切なのかについて把握しておきましょう。

そこで本記事では、登山におけるメンズファッションの基本やファッション選びのポイントを解説します。後半ではおすすめのアイテムも紹介しているため、これから登山に挑戦したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

 登山のメンズファッションの基本

出典:PIXTA

登山とは、山頂を目指して山に登ることであり、ときには難所を通過する場合もあります。そのため、「どのようなファッションで登山をおこなうべき?」「普段着で登山はできる?」と気になっている人も多いでしょう。

登山を快適に楽しむためには、ファッションアイテム選びが重要となります。低体温症は命に関わる場合があるため、登山をおこなうのであれば、防寒対策は必須です。また、怪我や虫・紫外線といったリスクもあるため、肌の露出はできるだけ控えましょう。

 

 登山のメンズファッションは「レイヤリング」が大事

登山のメンズファッションでは、レイヤリングが重要です。レイヤリングとは重ね着のことであり、登山ではベースレイヤーとミドルレイヤー・アウターレイヤーの3層を重ねます。

特徴 普段着で代用できるアイテム
ベースレイヤー 最も内側に着用する衣服。汗を吸収して、肌をドライな状態に保つことが目的。 ポリエステルやナイロンのTシャツ
ミドルレイヤー レイヤリングの中間に着用する衣服。ベースレイヤーの水分を吸収することが目的。 タウンユースのフリース
アウターレイヤー 最も外側に着用する衣服。雨や雪・風から体を守ることが目的。 一般的なレインウェア
ボトムス 下半身に着用する衣服。紫外線や虫・怪我から下半身を守ることが目的。 伸縮性の高いズボン

 

登る山の標高や運動量によって、1日の中でも体温は変動します。その際、重ね着をしていると、着脱によって簡単に体温調節をおこなえます。熱中症や低体温症は命に関わる場合があるため、適切に体温調節をして安全に登山をおこないましょう。

 

 普段着もうまく活用しよう

登山での着用を想定して開発された衣服は、伸縮性や透湿性が高いといったように、快適に登山をおこなうための機能が搭載されています。可能であれば、登山用の衣服を揃えるほうがよいでしょう。

しかし、登山をこれから始めるとなると、衣服や持ち物など揃えるべきものは多くあります。いきなりすべてを揃えると多くの費用がかかってしまうため、普段着で代用しながら少しずつ揃えることがおすすめです。たとえば、ベースレイヤーはポリエステルやナイロンといった吸水性の高い素材のTシャツで代用できます。

 

 登山のメンズファッションでNGな服装例

登山のファッションでは、吸水性や速乾性の低い素材の衣服はNGです。具体的には、綿100%のTシャツなどを避ける必要があります。

吸収性が低い場合は衣服が汗を吸収せず、速乾性が低い場合は濡れた衣服がなかなか乾きません。肌や衣服の濡れた状態が長時間続くと、低体温症になる可能性があるため、肌をドライに保てる衣服を選ぶことが重要です

 

 登山のメンズファッション選びのポイント

出典:PIXTA

登山のメンズファッションに取り入れるアイテムは、登山する季節や登る山の標高によって変わります。登山する季節や登る山の標高に適しているアイテムの中から、好きなデザインやカラーのものを選んで取り入れましょう。

 

 登山する季節で選ぶ

季節によって気温や汗のかき方は異なるため、季節ごとに適したファッションも異なります。季節別の適した登山ファッションを確認しておきましょう。

 春・秋の登山の場合

Photo by やまDX

春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)の平地の平均気温は、15度〜25度です。暑すぎず、寒すぎずといった過ごしやすい気温であり、初心者の方におすすめの季節といえるでしょう。桜や紅葉など色鮮やかな自然を楽しめるのも、春や秋の魅力です。

平地は比較的に暖かいものの、標高が高くなれば気温は下がります。また、朝晩など時間帯によっても気温が低くなるため、春や秋でも防寒対策は必要です。

【春・秋の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ポリエステル

【ミドルレイヤー】山シャツ

【アウターレイヤー】ウィンドブレーカー

【ボトムス】コンバーチブルパンツ

 

 夏の登山の場合

Photo by やまDX

夏(6月~8月)の平地の平均気温は、25度〜30度です。高山植物のように夏にしか見られない植物を楽しめる点が夏登山の魅力です。また、標高が高くなれば気温は下がるため、避暑にも向いています。

夏は気温が高く、熱中症に注意が向きがちですが、夏でも低体温症になる可能性は十分にあります。油断して薄着にしたり、長時間雨風にさらされたりしないように注意しましょう。

【夏の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ポリプロピレン

【ミドルレイヤー】化繊インサレーション

【アウターレイヤー】ソフトシェル

【ボトムス】ショートパンツ

 

 冬の登山の場合

出典:photoAC

冬(12月~2月)の平地の平均気温は、2度〜10度です。空気が澄んでおり、他の季節よりも遠くまで景色を楽しめる点が魅力です。雪が積もっていない山もあるため、初心者の方でも登山に挑戦できる季節となっています。

気温が低いことから、低体温症や凍傷になるリスクがあります。凍傷で指先の組織が壊死すると、切断治療が必要となる場合があるため、徹底した防寒対策が必要です。

【冬の登山 一般的な服装例】

【ベースレイヤー】メリノウール

【ミドルレイヤー】ダウン

【アウターレイヤー】ハードシェル

【ボトムス】ロングパンツ

 

 登る山の標高で選ぶ

同じ日に登山する場合でも、登る山の標高によって気温は異なります。安全に登山をおこなうために、標高別の適した登山ファッションを確認しておきましょう。

 

  標高1,000m未満(低山)の場合

標高が100m上がると気温は0.6度下がるため、標高1,000m地点では平地よりも気温が6度低くなる計算です。汗冷えを起こさないように、透湿性や通気性の高いファッションを心がけましょう。

行動中
【ベースレイヤー】メリノウール

【ミドルレイヤー】フリース

【アウターレイヤー】生地の薄いウィンドブレーカー

【ボトムス】薄手のロングパンツ
じっとしているとき
【ベースレイヤー】メリノウール

【ミドルレイヤー】ダウン

【アウターレイヤー】生地の薄いレインウェア

【ボトムス】ロングパンツ

 

 標高2,000m〜3,000m(高山)の場合

標高が100m上がると気温は0.6度下がるため、標高2,000m〜3,000m地点では平地よりも気温が12度〜18度低くなる計算です。長距離であるうえに低体温症や凍傷などさまざまなリスクがあるため、高山は初心者におすすめしません。

行動中
【ベースレイヤー】メリノウール

【ミドルレイヤー】保温性の高いフリース

【アウターレイヤー】ハードシェル

【ボトムス】ロングパンツ
じっとしているとき
【ベースレイヤー】メリノウール

【ミドルレイヤー】保温性の高いダウン

【アウターレイヤー】ハードシェル

【ボトムス】厚手のロングパンツ

 

 

 春・秋の登山におすすめのメンズファッション

春・秋登山のメンズファッションとして、おすすめのアイテムを3つ紹介します。

【ノースリーブメッシュスーパーライト(クラフト)】

 

 

「ノースリーブメッシュスーパーライト」は、汗の吸湿から発散までのスピードが速いノースリーブです。6チャネルファイバーと呼ばれる糸を使用することで、吸収した汗を素早く外部へ逃すことに成功しました。大きな孔のメッシュを外側に配置することによっても、汗の排出を強化しています。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL/XXL
素材 ポリエステル
重量 54g
カラー ホワイト/ブラック/ホワイトP

 

【メンズ・R1エア・フルジップ・フーディ(Patagonia)】

 

 

「メンズ・R1エア・フルジップ・フーディ」は、通気性と速乾性に優れたレイヤーです。糸の中が空洞になっている中空糸をジグザグ構造に仕上げることで、激しい運動時にも吸湿発散性や通気性・速乾性を発揮できます。肩の縫い目の位置をずらしており、ザックを背負っても縫い目部分が痛くなりにくく、快適に着用可能です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL
素材 ポリエステル
重量 360g
カラー グリーン/ブラック/タン/ブルー

 

【アルパインライトパンツ(THE NORTH FACE)】

 

 

「アルパインライトパンツ」は、ナイロンとポリウレタンの混紡生地によって高い伸縮性を実現したボトムスです。テーパードシルエットによってスタイルをよく見せながら、立体的なパターンによって脚を動かしやすくなっています。シンプルなデザインで、タウンユースやハイキングなどさまざまな場面で着用可能です。

サイズ展開 S/M/L/XL/XXL
素材 ナイロン
重量 390g
カラー ココアブラウン/ファルコンブラウン/ニュートープ/アーバンネイビー/ブラック/バナディスグレー/バルサムグリーン/バンサムブルー

 

 

 夏の登山におすすめのメンズファッション

夏登山のメンズファッションとして、おすすめのアイテムを3つ紹介します。

【ドライベクターエブリ Vネック半袖シャツ(MIZUNO)】

 

 

「ドライベクターエブリ Vネック半袖シャツ」は、吸湿性と吸汗性・速乾性に優れたVネックシャツです。汗蒸れを防止して常にカラッとした状態が続きます。また、菌の増殖を抑制する抗菌防臭機能も搭載されており、汗による嫌な臭いは気になりません。

サイズ展開 M /L/LL
素材 ポリエステル
重量 記載なし
カラー オフホワイト/ベイパーシルバー/ブラック

 

【Tシャツ 吸汗速乾(adidas)】

 

 

「Tシャツ 吸汗速乾」は、吸汗性と速乾性の高いTシャツです。ワイドシルエットでゆったりと着用できます。腕部分には3ストライプスのデザインが施されており、日常使いも可能です。登山だけではなく、タウンユースやスポーツなど幅広いシーンで着用できるため、新しいTシャツを探している方は購入を検討してみることがおすすめです。

サイズ展開 M/L/LL
素材 ポリエステル
重量 記載なし
カラー ホワイト/ブラック/ブルーグレー

 

【クラスファイブカーゴショーツ(THE NORTH FACE)】

 

 

「クラスファイブカーゴショーツ」は、軽量で速乾性の高いカーゴショートパンツです。股下にゆとりを持たせたパターンとなっており、快適に脚を動かせます。表面に撥水加工が施されており、多少の雨や泥なら弾けるため、天候の変わりやすい季節でも安心です。

サイズ展開 S/M/L/XL
素材 ナイロン
重量 200g(Lサイズ)
カラー アビエイターネイビー/バンフブルー/ブラック/ケルプタン/ニュートープグリーン

 

 

 冬の登山におすすめのメンズファッション

冬登山のメンズファッションとして、おすすめのアイテムを3つ紹介します。

【ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ Men's (mont-bell)】

 

 

「ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ Men’s」は、ジオライン®を使用したシャツです。速乾性に優れており、冬の登山だけではなく、夏のウォータースポーツでも活躍します。薄手で軽量性に優れていることから、重ね着がしやすい点も魅力です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL
素材 ジオライン®
重量 125g
カラー ブラック/ライトグレー/ネイビー

 

【ロングスリーブウォームワッフルクルー(THE NORTH FACE)】

 

 

「ロングスリーブウォームワッフルクルー」は、通気性、保温性の高いクルーネックの長袖シャツです。肌面に起毛を施しており、柔らかな肌触りで普段着やリラックスタイムにも心地よく着られますので持っておいて損はありません。

サイズ展開 S/M/L/XL
素材 Recycled Poly Brushed Back Waffle(ポリエステル、ポリウレタン)
重量 395g(Lサイズ)
カラー ニュートープ/アスファルトグレー/ヴィンテージホワイト2

 

【アクトイージー ウォームパンツ(Marmot)】

 

 

「アクトイージーウォームパンツ」は、4WAYストレッチ素材を採用したボトムスです。4WAYストレッチ素材とは、生地が上下左右に伸縮する素材であり、脚を動かしやすくなっています。また、光を熱に変換するHEATNAVI素材を使用することで、保温性を確保できる点も魅力です。

サイズ展開 S/M/L/XL
素材 ナイロン
重量 549g
カラー バーク/ブラック/グレー

 

 まとめ

登山のメンズファッションの基本は、レイヤリングです。体温調節を必要なときにすぐおこなうために、重ね着をしておく必要があります。最初からアイテムをすべて揃える必要はないため、普段着も活用しながら、ファッションに取り入れるアイテムを決めましょう。

登山する季節や登る山の標高によって、気温は大きく異なります。熱中症や低体温症にならないために、どのシチュエーションにどのようなファッションが適しているのか理解することが重要です。本記事では季節別におすすめのアイテムを紹介したため、登山のファッションを選ぶ際の参考にしてください。

 

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