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登山用水筒の選び方|ペットボトルとどちらがいい?おすすめの水筒も紹介

公開日 1年前
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登山用水筒の選び方|ペットボトルとどちらがいい?おすすめの水筒も紹介

登山を安全に楽しむために欠かせない、水筒。山中では飲み水を確保できる場所が少なく、水筒を持参する必要があります。本記事では、登山における水筒の必要性や選び方、おすすめの商品も紹介します。登山用水筒の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

登山を安全に楽しむために欠かせない、水筒。ただでさえ登山は荷物が多いため、「登山に水筒は本当に必要?ペットボトルではだめ?」と気になっている方もいるでしょう。

そこで、本記事では、登山における水筒の必要性について解説します。また、登山用水筒の選び方やおすすめの商品も紹介しているため、これから登山を始める方や登山用水筒の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 登山に水筒は必要?

出典:Adobe Stock

結論から言うと、登山に水筒は必要です。登山中は大量の汗をかくにもかかわらず、山中では飲み水を確保できる場所が少ないです。また、調理をおこなう場合は、さらに多くの量の飲み水を用意しなければなりません。そのため、荷持が重たくなってしまうという懸念はありますが、飲み水を入れた水筒は、必ず持っていくようにしましょう。

 

 登山ではペットボトルよりも水筒がいい?

出典:Adobe Stock

水分補給は水筒でなくても、ペットボトルでもおこなうことは可能です。しかし、飲み物の温かい・冷たい状態を維持できたり、壊れにくかったりする点で、登山には水筒の方が向いているといえます。

 

 登山用水筒の選び方

出典:Adobe Stock

登山用水筒を選ぶ際は、以下のポイントを意識することがおすすめです。

 水筒の種類

 容量

 性能

 持ち運びやすさ

 飲みやすさ

 

 水筒の種類で選ぶ

水筒は、素材や形状によって4つの種類に分けられます。それぞれ特徴が異なるため、以下の表で確認しておきましょう。

  メリット デメリット
プラスチックタイプ 軽さと壊れにくさを兼ね備えている 保温性や保冷性がない
ハードタイプ 保温性や保冷性に優れている ほかの種類よりも重い
折りたたみタイプ 使用後は折りたためる プラスチックタイプやハードタイプより壊れにくさが劣る
ハイドレーションタイプ ザックを背負ったまま水分補給ができる 洗う際に手間がかかる

 

プラスチックタイプは、軽さと壊れにくさを兼ね備えている種類です。長時間持ち歩いても負担にならないことから、荷物を軽くしたい方の利用に向いています。なかには、熱湯に対応しているものもあります。

ハードタイプは保温性や保冷性に優れており、お湯を入れておくと、バーナーを使用せずにお湯を確保できるため、登山中に手軽に温かい飲み物を飲みたいときや調理時の手間を減らした方の利用に向いています。

折りたたみタイプは、飲み終わった後はコンパクトに折りたたんで収納できることから、ザック内の荷物を極力減らしたい方の利用に向いています。

ハイドレーションタイプとは、柔らかいソフトタイプの水筒に飲むためのチューブがついている種類です。ザックを背負ったまま水分を補給できる点が魅力です。

 

 容量で選ぶ

水筒の容量とは、水筒にどれほどの水分を入れられるのかを示した数値です。登山中に水分がなくならないように、自分が登山する場合にはどの程度の水分が必要か把握したうえで、水筒を選びましょう。

 登山に必要な水分量

登山時に必要な水分は、以下の計算式で算出できます。

登山時に必要な水分量(ml)=行動時間(h)×荷物と体重の合計(kg)×5ml

 

たとえば、体重60kgの人が10kgの荷物を背負って5時間行動する場合に必要な水分量は、1,750mlです。これは登山中に体から失われる水分量であり、脱水量を補うために同じ量の水分補給が必要となります。

ちなみに、ハードタイプの場合、水筒内の水分が減っても大きさは変わりません。そのため、多くの水分を持ち歩きたい場合は、折りたたみタイプと他の種類を組み合わせる方法も検討することがおすすめです。

 

 性能で選ぶ

登山では、気温などコンディションに応じて持ち運ぶ水分の温度を決める必要があります。たとえば、冬の雪山に保温性のない水筒を持って行った場合、身体が冷えるだけではなく、水筒の中身が凍ってしまう可能性があります。一方、保温性の高い水筒にお茶を入れておくと、休憩時に火を使うことなく温かいお茶を飲めます。また、お湯を入れている場合はカップ麺を作ることも可能です。

保温性や保冷性に優れた水筒は重いことから、「春や秋に登山するから、常温の水で問題ない」という人にとってはただ重い水筒となってしまいます。そのため、登山用水筒を選ぶ際は保温性や保冷性が自分にとって必要かどうか判断したうえで自分に合ったものを選びましょう。

 

 持ち運びやすさで選ぶ

荷物が多くなりやすい登山では、水筒の持ち運びやすさも重要な選定ポイントです。登山の荷物が重くて困っている方は、軽量化された水筒を選ぶことがおすすめです。また、荷物が多くてかさばっていることに悩んでいる方は、飲み終わったと後に小さく収納できる携帯性に優れた水筒を選ぶとよいでしょう。

 

 飲みやすさで選ぶ

水筒の飲み口の広さによって、飲みやすさは大きく異なります。飲み口が狭いものは、飲みこぼしが少ない点が魅力です。一方、飲み口が広いものは、冷たい飲み物を一気に飲みたい場合に飲みやすくなっています。また、コーヒーなどの香りが引き立つ点も魅力です。どちらのメリットを優先したいかによって、選ぶ飲み口の広さは異なります。

また、蓋の有無も飲みやすさに影響します。蓋がなく直で飲めるタイプは、歩きながらでも手軽に水分補給することが可能です。それに対し、蓋に飲み物を移してから飲むタイプは、蓋の中で熱い飲み物を冷ましてから飲めます。また、ミルクや砂糖など飲む前に足すことも可能です。どのようなスタイルで水分を補給したいか、水筒の中に何を入れるかによって、蓋の必要性は異なってきます。

関連記事:【登山用水筒】初心者にもわかりやすい選び方|おすすめの山登り用水筒をご紹介

 

 

登山用水筒のおすすめ5選!

登山での使用がおすすめの水筒を厳選して5つ紹介します。

 【FFX-501(THERMOS)】

 

 

THERMOSの「FFX-501」は、山での使用を想定して開発された山専用ボトルです。保温力を優先するために飲み口の口径は36mmとなっており、保温力を長時間保てます。また、重量は280gと軽量に設計されており、登山時の荷物による負担を軽減することが可能です。シリコーン製リングの採用でグローブを装着した状態でも掴みやすくなっている点も魅力です。

容量 500ml
サイズ 7cm×7cm×23.5cm
素材 ステンレス
重量 280g
保温効力 77℃以上
保冷効力 10℃以下

 

 【ウォーター キャリー 2L(EVERNEW)】

 

 

EVERNEWの「ウォーターキャリー2L」は、超軽量でコンパクトな水筒です。2,000ml の水を入れられる大きな水筒でありながら、重量はたったの42gです。飲み終わったら折り畳むことで荷物のスペースを取りません。なお、耐熱温度は-20℃から90℃となっています。

容量 2,000ml
サイズ 21cm×33cm
素材 ナイロン・低臭ポリエチレン・三層構造
重量 42g
保温効力 -
保冷効力 -

 

 【ワイドマウスシグネチャー1.0L(SIGG)】

 

 

 SIGGの「ワイドマウスシグネチャー1.0L」は、99.5%の良質アルミプレートを成形することで作られた水筒です。キャップは片手で簡単に開けられるため、登山で歩きながらでも手軽に水分を補給できます。平均肉厚は0.65mmであり、保温効果や保冷効果はありません。

容量 1,000ml
サイズ 4cm×4cm×28cm
素材 アルミニウム
重量 180g
保温効力 -
保冷効力 -

 

 【JNL-505(THERMOS)】

 

 

画像引用:Amazon

THERMOSの「JNL-505」は、保温と保冷のどちらにも対応している水筒です。ワンタッチで開けられる蓋を採用しており、片手で手軽に水分補給をおこなえます。誤作動を防止するためのロックリングがついており、「荷物の中でボタンを押してしまい、うっかりこぼしてしまった…」といた事態は起こりません。また。魔法びん構造であるため、結露せず、ほかの荷物が濡れない点も魅力です。

容量 500ml
サイズ 6.5cm×7.5cm×22cm
素材 ステンレス
重量 210g
保温効力 68℃以上
保冷効力 10℃以下

 

 【ウォーターボトル350(CAPTAIN STAG)】

 

 

CAPTAIN STAGの「ウォーターボトル350」は、保冷専用の水筒です。80gと軽量であることから、荷物の軽量化に役立ちます。お湯を注げず、冬に使用すると身体が冷えてしまう可能性があることから、春・夏・秋の使用におすすめです

容量 350ml
サイズ 6.8cm×9.5cm×15.2cm
素材 飽和ポリエステル
重量 80g
保温効力 -
保冷効力 -

 

関連記事:アウトドア水筒|キャンプや登山で便利!保温・保冷に優れたおすすめ水筒・ボトル7選

 

 登山用水筒を持ち運ぶ際はボトルホルダーがおすすめ

出典:PIXTA

登山用水筒を持ち運ぶ際は、ボトルホルダーの利用がおすすめです。ボトルホルダーとは、ザックの外側などに装着するものであり、ボトルホルダーに登山用水筒を収納することでザックの容量を節約できます。また、水分を補給するたびにザックを開ける必要はありません。

ボトルホルダーの大きさによって、収納できる登山用水筒の大きさは異なります。ボトルホルダーを購入する場合は、お手持ちの登山用水筒が入るサイズか確認したうえで選びましょう。

 

 まとめ

山中では飲み水を確保できる場所が少ないことから、水筒を持参する必要があります。ペットボトルでも水分補給は可能であるものの、水筒には飲み物の温かい・冷たい状態を維持できたり、壊れにくかったりするメリットがあるため、水筒の方がペットボトルよりも登山に適しているといえるでしょう。

さまざまなメーカーが登山用水筒を製造・販売しており、その中から自分に合ったものを選ぶには、以下の点を意識することがおすすめです。

  • 水筒の種類
  • 容量
  • 性能
  • 持ち運びやすさ
  • 飲みやすさ

 

また、ボトルホルダーを活用することで、ザックの容量を節約できたり、ザックを開けることなく水分を補給できたりします。「ザックが荷物でいっぱいで困っている」という方は、ぜひボトルホルダーの利用も検討してください。

 

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