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登山用ヘルメットの選び方|必要性やおすすめの商品も紹介

公開日 1年前
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登山用ヘルメットの選び方|必要性やおすすめの商品も紹介

登山用ヘルメットとは登山時に着用するヘルメットで、落石や転倒から頭を保護し、登山を安全に楽しむために着用するアイテムです。本記事では登山用ヘルメットの必要性、選び方やおすすめの登山用ヘルメットを紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

 

登山を安全に楽しむために欠かせない、登山用ヘルメット。「初心者にはヘルメットは必要ない?低山でも必要?」と気になっている方もいるでしょう。

そこで、本記事では登山用ヘルメットの必要性についてわかりやすく解説します。後半では選び方やおすすめの登山用ヘルメット5つを紹介しているため、これから登山を始める方や登山用ヘルメットの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

 登山用ヘルメットは必要?

出典:Adobe Stock

登山用ヘルメットとは登山時に着用するヘルメットで、落石や転倒、転落から頭を保護するために着用するアイテムです。難易度の高い山に登る人が着用するものとイメージしている人もいるかもしれませんが、そのようなシーンに限ったものではありません。落石や転倒、転落は、どの山に登るとしても起こる可能性があり、登山を安全に楽しむためには、誰でも着用すべきアイテムといえます。

 

ヘルメット着用が奨励されている地域もある

出典:Adobe Stock

過去の遭難事故例や山岳の形状を考慮して、ヘルメット着用が奨励されている地域があります。ここでは、長野県山岳遭難防止対策協会がヘルメットの着用を奨励している地域を紹介します。

山域名 指定されている山域
北アルプス南部 槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳、北鎌尾根・東鎌尾根の区域
北アルプス北部 不帰の嶮周辺、八峰キレット周辺
南アルプス 甲斐駒ケ岳、鋸岳
中央アルプス 宝剣岳
戸隠連峰 戸隠山、西岳

出典:長野県公式ホームページ |山岳ヘルメット着用奨励山域について

 

 低い山への登山でもヘルメットはつけるべき?

出典:Adobe Stock

低い山への登山でもヘルメットが必要なのか、気になっている方もいるでしょう。結論から言うと、標高が1,000m未満の低山でもヘルメットの着用がおすすめです。

低い山でも落石や転倒、転落といったリスクはあります。もし、頭にケガを負ってしまった場合、街中のようにすぐに病院にかかることが難しく、対応までに時間がかかってしまいます。周囲の登山者に迷惑をかけることになるうえ、治療にもお金がかかるため、低い山でもヘルメットを着用してリスクに備えましょう。             

 

 登山用ヘルメットの選び方

出典:Adobe Stock

登山用ヘルメットの必要性を理解しても、さまざまなメーカーから多くのヘルメットが販売されており、どれを選べばよいか悩んでしまうでしょう。そこで、この章では登山用ヘルメットの選び方を解説します。

 

 ヘルメットの種類で選ぶ

登山用ヘルメットには、ハードシェルとインモールドの2種類があります。ハードシェルとはシェルの内側に衝撃吸収材を施しているタイプであり、インモールドとは衝撃を吸収する素材の表面を耐衝撃性の高い素材でコーティングしたタイプです。それぞれの種類のメリット・デメリットを以下の表でまとめました。

 
メリット
デメリット
ハードシェル
・インモールドよりも低価格
・傷がつきにくい
・インモールドよりも重い
・デザインが少ない
インモールド
・デザインが豊富
・ハードシェルより軽い
・ハードシェルよりも高価格

・インモールドより割れやすい

 

 安全性で選ぶ

登山用ヘルメットは頭を保護するものであるため、安全性の高いものを選ぶ必要があります。安全性は安全基準規格から確認できます。安全基準規格とは、消費者の人体の保護などを目的に、消費者が安全に使用できるように採用されている規格です。

 

 ヘルメットの安全基準規格

登山用ヘルメットの安全基準規格には、EN規格とUIAA規格の2つがあります。登山用ヘルメットを選ぶ際は、安全基準規格のどちらか、または両方に適合しているものを選びましょう。EN規格に適合している場合はCEマークが、UIAA規格に適合している場合はUIAAマークがついています。

  規格詳細
EN規格 EUで統一されている安全規格。
UIAA規格 国際山岳連盟によって耐久性などを定めた安全規格。

 

 サイズで選ぶ

登山用ヘルメットは長時間着用するものであるため、自分の頭より小さいサイズを着用すると、頭痛を引き起こす可能性があります。そのため、登山用ヘルメットを選ぶ際は頭の合図に合ったものを選ぶことが重要です。

登山用ヘルメットのサイズとしては、「S/M」と「M/L」の2つが用意されていることが多くなっています。メーカーによって大きさは異なるものの、頭囲58cmで区切られているものが多いため、頭囲が58cmより大きい場合は「M/L」を、小さい場合は「S/M」」を選ぶとよいでしょう。

なお、寒い時期の登山などで、帽子の上からヘルメットを着用することを想定している場合は、帽子を被った状態の頭にフィットするヘルメットを選ぶ必要があります。

 

 重量で選ぶ

登山用ヘルメットの重量は、コンディションに大きく影響する要素のひとつです。登山用ヘルメットは長時間着用するものであるため、自分にとって重すぎるものを選んだ場合は身体への負担が大きくなります。疲れやすくなったり、首が痛くなったりするため、自分にとって負担とならない重量のヘルメットを選びましょう。

 

 フードとの相性で選ぶ

登山中に寒さを感じるときは、アウターのフードを被ることがあるでしょう。また、雨が降った場合にもレインウェアのフードを被るため、フードを被った状態でも着用しやすい登山用ヘルメットを選ぶ必要があります。登山用ヘルメットとフードの相性が悪い場合、フードを被った状態でチャックを上まで閉められなかったり、フードを前まで被れなかったりします。そのため、登山用ヘルメットを選ぶ際は着用予定のアウターやレインウェアのフードと相性のよいものを選びましょう。

 

 色で選ぶ

登山用ヘルメットをファッションの一部として、おしゃれな色やデザインのものを選ぶ人もいるでしょう。しかし、登山用ヘルメットの着用中にケガをして動けなくなってしまう可能性があるため、ほかの登山者に見つけてもらいやすいように視認性の高い色のものを選ぶことがおすすめです。視認性の高いものには、赤色やオレンジ色、黄色などが挙げられます。

 

 

 登山用ヘルメットのおすすめ5選!

ここでは、おすすめの登山用ヘルメットを5つ紹介します。

 

【ボレオ(PETZL)】

 

 

ペツルのボレオは、ハイブリッド構造によってコンパクト性と保護性能を両立したユニセックスのヘルメットです。後頭部を広くカバーする形状になっており、頭部の保護が強化されています。通気孔が大きいことから頭が蒸れにくく、長時間でも快適に着用できる点も魅力です。ヘッドバンドは柔軟であり、保管時や運搬時には折りたたむことでスペースをとりません。

種類 インモールド
素材 ABS 樹脂、EPP フォーム、EPS フォーム、ポリエステル
サイズ(頭囲) 48〜58cm(S/M)、53〜61cm(M/L)
重量 285g

 

【ハーフドーム(Black Diamond)】

 

 

ブラックダイアモンドのハーフドームは、軽量なヘッドランプクリップがついているユニセックスのヘルメットです。後頭部には片手で操作できる調整ダイヤルがついており、簡単に頭にフィットさせられます。ポリカーボネートシェルとEPSフォームが一体化しており、すっきりとしたデザインを実現しています。

種類 インモールド
素材 ポリカーボネート、EPSフォーム
サイズ(頭囲) 50〜58cm(S/M)、56〜63cm(M/L)
重量 330g(S/M)、350g(M/L)

 

【スカイウォーカー3.0(MAMMUT)】

 

 

 

マムートのスカイウォーカー3.0は、人間工学に基づいて作られたユニセックスのヘルメットです。耐久性の高い硬化プラスチックシェルによって頭の保護が強化されています。通気性を高めるために大きな通気口が設置されており、頭が蒸れにくくなっている点も魅力です。サムホイールは片手で調節できるようになっており、片手で簡単に頭のサイズに調整できます。

種類 ハードシェル
素材 EPP、EPSインナーシェル
サイズ(頭囲) 53〜61cm
重量 約330g

 

【シロッコ(PETZL)】

 

 

ペツルのシロッコは、160〜170gと軽量でありながら、高い保護性を実現しているユニセックスのヘルメットです。後頭部を広くカバーする形状となっており、頭全体を保護できます。大きな通気孔がいくつも設置されており、頭が蒸れにくい点も魅力です。ただし、軽量性を実現するために衝撃吸収フォームがむき出しの状態になっていることから、運搬時にこすらないような注意が必要となっています。

種類 インモールド
素材 EPPフォーム、ポリカーボネート、EPS フォーム、ポリエステル
サイズ(頭囲) 48〜58cm(S/M)、53〜61cm(M/L)
重量 160g(S/M)、170g(M/L)

 

【サラマンダー2.0(GRIVEL)】

 

 

 

グリベルのサラマンダー2.0は、4箇所にヘッドライトクリップがついているヘルメットです。外側の樹脂にはABS樹脂を、内側にはEPS素材を採用しています。調整ストラップはプロテクター内に収納できるようになっており、ざっくに収納する際にかさばりにくくなっています。

種類 ハードシェル
素材 ABS、発泡スチロール
サイズ(頭囲) 54〜61cm
重量 360g

 

 まとめ

登山用ヘルメットは、落石や転倒、転落から頭を保護する登山には欠かせないアイテムです。標高の低い山でも頭を怪我するリスクはあるため、初心者の方もヘルメットを着用して登山をおこないましょう。登山用ヘルメットを選ぶ際は、安全性やサイズ、フードとの相性などを意識して選ぶことがおすすめです。

ぜひ本記事で紹介したおすすめの商品も参考にして、自分に合った登山用ヘルメットを見つけてください。

 

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