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登山用湯沸かしケトルで山をもっと楽しく!選び方とおすすめアウトドア軽量ヤカン

登山用湯沸かしケトルがあると、コーヒーやカップ麺を楽しんだり、湯たんぽを使ったりするときに便利です。今回は登山用湯沸かしケトルの必要性や、ケトルを選ぶときのポイント、登山・アウトドアに適したおすすめのケトルをご紹介します。
目次
登山でケトルは必要不可欠なアイテムではありませんが、一つ持っておくとより山登りを楽しめるようになります。
ケトルはさまざまなシーンで活用できますので、登山やアウトドアをもっと充実させたいと考えているのなら、ケトルの購入を検討してみましょう。
登山中の負担を減らすために、ケトルは軽量かつコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。容量はケトルを使う目的やニーズに合わせて選択しましょう。
今回は登山用湯沸かしケトルの必要性や、ケトルを選ぶときのポイント、登山・アウトドアに適したおすすめのケトルをご紹介します。
ケトルがあれば登山やアウトドアをより楽しめる!
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登山にケトルを持っていくと、必要な時にすぐお湯を沸かすことができます。たとえば休憩中にコーヒーを淹れたり、カップ麺を作って食べることも気軽に行えるようになります。
また、秋冬には湯たんぽにお湯を入れて寝袋に入れておけば、暖かい環境下で眠ることが可能になります。
小鍋でお湯を沸かすことも不可能ではありませんが、注ぎ口がないので、適量のお湯を調節して入れるのは困難です。加減を誤るとお湯をこぼしてしまい、火傷などのリスクが高くなりますので、登山やアウトドアでお湯を使いたいのなら、細く、ゆっくりお湯を注げるケトルを持っていくことをおすすめします。
登山・アウトドアに適したケトルを選ぶときのポイント
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登山・アウトドアに持っていくのに適したケトルを選ぶポイントを4つご紹介します。
形状をチェック
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山は足場が悪いため、小型のテーブルやコンロなどを設置しても不安定になることが多い傾向にあります。
背の高いケトルを置くと重心が高くなり、ちょっとした衝撃でも倒れてしまいがちです。登山やアウトドアに持っていくのなら、なるべく重心が低く、薄型のものを選んだ方がよいでしょう。
重さをチェック
登山に持っていく荷物は、なるべく軽くするのが基本中の基本です。重くてかさばるケトルを持っていくと、ザックの重量が増して体に負担がかかる原因となります。
アルミ製のケトルなら、200g以下に収まる軽量なものが多いので、登山に持っていっても負担にならないでしょう。
容量をチェック
ケトルは製品によって容量に違いがあります。大は小を兼ねると言いますが、あまり大きなサイズのケトルを持っていくと荷物がかさばってしまいますので、必要最低限の容量のケトルを選ぶのがおすすめです。
1人で登山をするのなら0.6L、2人以上で山登りに行くのなら1L以上のケトルを購入した方がよいでしょう。
湯たんぽに使う場合は1人でもやや容量の多いケトルを持っていった方が、繰り返し湯を沸かす手間を省けます。
収納性をチェック
登山用ケトルの中には、同メーカーのクッカー内に収納できる、あるいは同メーカーのアイテムを収納できるものもあります。
ケトルとクッカーを別々に収納すると荷物がかさばりやすいので、コンパクトにまとめたいのなら収納性も考慮してケトルを選んだ方がよいでしょう。
おすすめのケトル5選!登山・アウトドアに最適なモデルを紹介
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登山やアウトドアシーンで役立つおすすめのケトルを5つピックアップしてご紹介します。
トランギア|ケトル 0.6ℓL TR-325
コッヘルなどとの相性を考えて作られた無垢のアルミ製ケトルです。デザイン大国と呼ばれるスウェーデンらしい独特のフォルムが特徴で、おしゃれな外観も人気の理由となっています。
同メーカーの別売りストームクッカーSのソースパン内にすっぽり収納できる仕様になっているので、調理に必要な器具をかさばらずに持ち歩けます。持ち手についているラバーチューブを外せば、直火に掛けることも可能です。
容量 | 0.6L |
サイズ | 直径13.5cm×高さ7.5cm |
重量 | 140g |
素材 | アルミ(無垢) |
コールマン|パッカウェイケトル
アメリカ発のアウトドア用品メーカー「コールマン」から発売されているケトルです。熱効率が良いアルミニウム製のケトルなので、短時間で湯を沸かすことができます。
表面にはハードアノダイズド加工が施されており、傷がつきにくく、長期間にわたってきれいな状態をキープできます。
また、最後まで傾けても蓋が外れない独自設計を採用。ティーブレイクを気軽に楽しめる便利な設計になっているところが特徴です。
別売りのパックアウェイTMクッカーセットに収納できるので、持ち運びも楽チンです。
容量 | 0.6L |
サイズ | 横約15cm×奥行13cm×高さ8cm |
重量 | 約150g |
素材 | アルミニウム、ステンレス、シリコン |
MSR|ピカ
アメリカ発の登山用品メーカー「MSR」のアルミ製ケトルです。精密にデザインされた注ぎ口からは、細くゆっくりお湯を注ぐことができるので、ドリップコーヒーを淹れたい方にぴったり。
水切れも良く、水滴が垂れにくいので、お湯をこぼす心配がありません。
比較的軽量ながらハンドルはしっかり自立する仕様になっているので、火に掛けても熱くならず、安全に使用することができます。蓋は大きめで、内部にMSRのガスストーブ「ポケットロケット2」を収納できます。
容量 | 1.0L |
サイズ | 直径14cm×高さ8.25cm |
重量 | 約136g |
素材 | アルミニウム |
プリムス|ライテック・ケトル
スウェーデン初の燃焼器具ブランド「PRIMUS」製のアルミケトルです。アルミの硬度を高めるハードアノダイズド加工が施されているため、摩耗に強く、登山やアウトドアでも気軽に利用できます。
アルミならではの熱伝導率で、必要な時にすぐお湯を沸かすことが可能です。シンプルなフォルムは洗練されており、広口なのでお手入れもしやすいところが人気の秘密となっています。
0.9Lと大容量なので家族や仲間との山登りにも最適です。
容量 | 0.9L |
サイズ | 直径15.5cm×高さ8.1cm |
重量 | 約166g |
素材 | アルミニウム |
エスビット|ウォーターケトル
固形燃料とその関連製品の製造・販売を行っているドイツのメーカー「Esbit」のケトルです。ハードアルマイト加工により、傷や摩耗に強く、山など苛酷な環境下での使用にも十分耐えられます。
ハンドル・蓋ともに安定性が高いので、お湯を安全かつ簡単に注ぐことが可能です。
同メーカーのクックセットESCS2350WN、ESCW2500NSの中に収納できるため、調理道具一式をコンパクトに持ち歩きたい方におすすめです。
容量 | 0.6L |
サイズ | 直径13.3cm×高さ7cm |
重量 | 140g |
素材 | アルミニウム |
登山用湯沸かしケトルを持参して山登りをもっと楽しもう
登山用湯沸かしケトルを山登りに持っていけば、コーヒーを淹れたり、カップ麺を食べたり、湯たんぽにお湯を入れたりすることが可能になります。ケトルの形状や重さ、機能は製品によって異なりますが、登山に持っていくのなら、軽量かつ平らなもので、ニーズに合った容量のものを選ぶのがベストです。
荷物をコンパクトにまとめたいのなら、同メーカーの製品と重ねて収納できるものを選ぶとよいでしょう。