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「登山用(山岳)タープ」ってなに?必要?選び方や種類、おすすめ軽量タープを紹介
登山の途中でテントを張る場合は、登山用タープがあると便利です。タープは製品によって形状や重さ、収納性などに違いがありますので、登山に適したものを選ぶようにしましょう。本記事では登山用タープの選び方や種類、登山におすすめのタープをご紹介します。
目次
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登山用タープがあれば、強い日差しを遮ったり、雨風から体を保護したりすることができます。
登山用タープは六角形、四角形などいろいろな形状がありますので、用途やニーズに合わせて選ぶのがポイントです。
また荷物の負担を減らすために軽量かつ収納性の良い物を選びましょう。
今回は、登山用タープが活躍する場面や、選ぶときのポイント、登山におすすめのタープをご紹介します。
登山用タープとは?活躍する場面を紹介
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タープとは、日差しや雨風などを防ぐ目的で使われる布状の屋根のことです。
登山でテント泊する場合、調理や食事は屋外で行うことが多いですが、日差しが強かったり、雨が降っていたりすると作業に支障を来す可能性があります。
登山用タープを張っておけば、日差しや雨、風などを遮ってくれるので、屋外で快適に作業を行えるようになります。一人で設営できるタープであれば、ソロ登山を楽しむ方にもおすすめです。
タープがないと日差しが強いときや雨風が降っているときに屋外で作業しにくくなるため、なるべく日の当たらない場所を選んだり、テントの中で食事をしたりと、山での過ごし方に工夫が必要になります。
場所を選ばず休憩・宿泊したいのなら、登山用タープを持っていくことをおすすめします。
登山に適したタープを選ぶときのポイント
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登山での活用に適したタープを選ぶときに押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
形状で選ぶ
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登山用タープは仕上がりの形状によって複数の種類に分かれています。
以下では主な登山用タープの形状とそれぞれの特徴をまとめました。
ヘキサタープ | 六角形のタープ。比較的簡単に設営できる |
ウイングタープ | ひし形のタープ。風に強く、飛ばされにくい |
スクエアタープ | 四角形のタープ。大人数を収容しやすく、畳みやすいところが特徴 |
スクリーンタープ | テントのような立体構造をしたタープ。個室空間を作れる |
たとえばタープ初心者なら設営が簡単なヘキサタープ、大人数で登山するならスクエアタープなど、用途や目的に合った形状を選ぶのがポイントです。
重さで選ぶ
登山では荷物を軽くするのが基本ですので、タープもできるだけ軽量なものを選ぶのがおすすめです。
布地はポリエステルやナイロン、ペグはアルミなど軽量の素材を選べば、体に負担を掛けずにタープを持ち歩けるでしょう。
収納性で選ぶ
折り畳んだときに厚みが出るタープはザックのスペースを大きく占領してしまうため、登山向きとは言えません。
なるべくコンパクトに折り畳んで収納できるタープを選んだ方が、荷物にならずに済んで便利です。
おすすめの登山用タープ4選!人気の軽量モデルを紹介
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登山で活用するのに適した、おすすめの登山用タープを4つご紹介します。
oxtos(オクトス)|タフウィングタープ
マイクロリップストップナイロンを使用した超軽量のウィングタープです。本体の重量が約235gしかないため、ザックに入れても重さを感じず、楽に持ち運ぶことができます。
また、マイクロリップストップナイロンは引裂強度に長けた素材でもあり、耐久性が高く、苛酷な環境下でも安心して利用することが可能です。
特殊コーティングにより、従来品と同じ耐水圧を保持しながら、薄くて軽いタープを実現しているところが特徴です。フライテントとて開発されたタープですが、単体でも使用できるので、日差しや雨を避けたいときに便利です。
カラー | イエロー |
サイズ | 設営時:330cm×289cm×228cm / 収納時:縦15cm×幅11cm×マチ4cm |
素材 | リップストップナイロン |
重量 | 約235g(本体) |
ARAI TENT(アライテント)|トレックタープbeyond
登山用アウトドア用品メーカー「ARAI TENT」からリリースされているタープです。同メーカーのテント(トレックライズ、エアライズ)の前室用として開発されたものですが、ストック1本で設営できるため、単体タープとしても活用可能です。
五角形スタイルのタープは、コンパクトながら有効活用できるスペースが広いので、日よけや調理、食事などさまざまな用途で活躍します。
タープポールはデイパックの中にしまえるほどコンパクトに収納できる仕様になっているため、携帯性にも優れているところが特徴です。
カラー | フォレストグリーン |
サイズ | 設営時:220cm×266cm / 収納時:- (公式サイト記載なし) |
素材 | リップストップナイロン |
重量 | 約340g(張り網付) |
PAAGO WORKS(パーゴワークス)|ニンジャタープ
日本発のアウトドアブランド「PAAGO WORKS」製のタープです。
名前の通り、ニンジャの持つ手裏剣のような形をしたシルエットが特徴で、前後2辺のテンションスリーブ、21カ所のジョイントポイントにより、約30通りにも及ぶ多彩な張り方を実現しています。
また、独自のタープ形状により、初めての方でも簡単に設営できる親切設計になっており、必要なときにさっとタープを張ることができます。
ポールの移動も容易に行えるため、さまざまなバリエーションに張りたいときもストレスなく実行に移せるところが大きなメリットです。
シリコンコーティングが施されているので水にも強く、雨や雪をしっかり防いでくれます。
カラー | ダークグレー/ダークベージュ |
サイズ | 設営時:280cm×280cm / 収納時:縦27cm×幅9cm×マチ9cm |
素材 | 30Dナイロン |
重量 | 約500g |
mont-bell(モンベル)|ミニタープHX
1975年に設立された日本のアウトドアブランド「mont-bell」から発売されているタープです。六角形デザインのタープは風にも強く、かつ居住空間にゆとりがあるところが特徴です。
ウレタン・コーティングを施した75デニールのポリエステル生地は耐水圧1,500mmで、雨や雪よけに最適です。
難燃加工も施されているため、生地に火が当たっても自己消火することが可能。燃え広がりを防いでくれるので、タープの下で安全にバーベキューや調理を楽しむことが可能です。
ペグはアルミ製で軽いため、荷物にならず、体への負担も最小限に抑えてくれます。
カラー | ダークグリーン/グリーン |
サイズ | 設営時:338cm×165cm×137cm / 収納時:縦23cm×直径12.5cm |
素材 | 75Dポリエステル |
重量 | 約870g(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む) |
登山用タープを使って快適な山登りを楽しもう
登山用タープを使うと、日差しや雨風を効率よくしのぐことができます。
テントの外で調理をしたり、日陰で少し休憩したりするときに大活躍するので、より快適な山登りを楽しみたいのなら登山用タープを持参することをおすすめします。
タープにはさまざまな種類がありますが、登山に持っていくのなら、軽量で収納性に優れているものを選びましょう。
タープの形状は用途や目的に応じて選択するのがポイントです。