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登山中のトイレはどうする?携帯トイレの使い方・おすすめを紹介

公開日 1年前
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登山中のトイレはどうする?携帯トイレの使い方・おすすめを紹介

これから登山に挑戦する人の多くは、「登山中のトイレはどうしたらよい?」と不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。本記事では携帯トイレの概要や使い方、おすすめの携帯トイレを紹介します。「登山中のトイレ問題の対策方法を知りたい」という方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

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山中には、街中のようにあらゆる場所にトイレがあるわけではないため、トイレに行きたいタイミングで周囲にトイレが見つからない可能性があります。そのような事態に備えて、携帯トイレを用意しておくことがおすすめです。

本記事では携帯トイレの概要や使い方、廃棄方法について解説します。記事の後半では、おすすめの携帯トイレも紹介しているため、「これから登山に挑戦したい」という方はぜひ参考にしてください。

 

 登山中のトイレはどうする?

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トイレに行きたくなるのは生理現象であり、山に入る前にトイレを済ませていても、登山中にトイレに行きたくなることがあります。そのため、これから登山に挑戦する人の中には、「登山中のトイレはどうしたらいいの?」と気になっている方も多いでしょう。

登山中のトイレでは、公衆トイレや休憩所にあるトイレ、山小屋や山道などにあるトイレを使用します。なかには、利用が有料のものもあります。また、トイレに行きたいときに周囲にトイレがない場合は、携帯トイレを使用することが一般的です。ほかの登山者が快適に登山を楽しめるようにするためにも、トイレがないところで排泄することや、携帯トイレを使用せずに排泄することは避けましょう。

 

 登山には携帯トイレがおすすめ

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登山をするのであれば、携帯トイレを持ち運ぶことがおすすめです。トイレをしたいタイミングにちょうどよくトイレが設置されているとは限らないからです。また、トレイは設置されていないけれど、携帯トイレを使用するためのスペースが設けられている場合もあります。

そもそも携帯トイレとは、持ち運べる小型の便袋です。袋の内部は吸水シートや凝固剤が入れられており、小便や大便がこぼれ出さないように安定化(固形化)させます。

携帯トイレは登山時だけではなく、災害で断水した際にも活躍するアイテムです。登山で必ず使用するアイテムというわけではないものの、持っていると万が一のときにも安心できるため、携帯トイレを持ち物に含めておくことがおすすめです。

 

 携帯トイレの使い方

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携帯トイレは、大きく分けると、吸水タイプと凝固タイプの2種類があります。吸水タイプの場合は携帯トイレの中に排泄して、袋のチャックを閉める流れで使用します。凝固タイプの場合、は携帯トイレの中に排泄した後、排泄物に凝固剤を振りかけて使用します。

基本的に携帯トイレには外袋が付属しており、排泄で使用した携帯トイレを外袋に収納します。外から排泄物を見えにくくしたり、袋から臭いを漏れにくくしたりする役割です。

 

 携帯トイレの廃棄方法

使用した携帯トイレは、必ず自分自身で持ち帰りましょう。使用した携帯トイレは立派なゴミであり、山に置いて帰ることで自然環境の破壊につながります。

携帯トイレの廃棄方法は自治体によって異なりますが、可燃ごみとして処理することが多くなっています。携帯トイレの排泄物には凝固剤などが混ざっているため、通常の排泄物とは異なった状態であり、し尿を処理する衛星処理センターで処分できないからです。

なお、ごみ収集の作業員が間違って浴びないように、携帯トイレと通常のゴミ袋を別にして、排泄物が入っていることが外からわかるようしましょう。

 

 携帯トイレの選び方のポイント

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さまざまな携帯トイレが販売されており、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いでしょう。そこでここでは、携帯トイレの選び方のポイントを説明します。

【携帯トイレの選び方のポイント】

    排泄物の凝固スピードが速いものを選ぶ

    排泄物を硬くできるものを選ぶ

    袋が厚手のものを選ぶ

    中身が見えにくい色の袋を選ぶ

 

排泄物の凝固スピードが遅い場合、排泄時に周囲に臭いが漏れやすくなります。臭いを気にすることなくトイレを済ますために、10秒〜15秒程度で排泄物が凝固するものを選ぶことがおすすめです。また、凝固しても水っぽさが残っている場合は、袋から排泄物が漏れてしまう可能性があります。凝固スピードだけではなく、凝固後の硬さも選ぶ際のポイントです。

袋が薄手な場合、排泄物の臭いが周囲に漏れ出してしまい、臭いを気にして快適に登山を楽しめなくなります。ほかの登山者を不快にさせないためにも、厚手のものを選びましょう。黒色など濃い色の袋を選ぶことで、プライバシーを守ることが可能です。

 

 

 登山時に役立つおすすめの携帯トイレ

数ある携帯トイレの中から、おすすめの携帯トイレを3つ紹介していきます。組み立ての有無や対応する便の種類など、それぞれ特徴は異なるため、特徴を比較したうえで気になるものはないか確認してください。

 

1.【災害用携帯トイレ ほっ! トイレ 1回分セット(エクセルシア)】

 

 

「災害用携帯トイレ ほっ!トイレ」は、株式会社エクセルシアが販売している携帯トイレです。女性視点から開発された商品であり、組み立てトイレと薬剤、ティッシュ、ビニール袋、ポンチョ、巾着がセットになっています。排泄時に必要なアイテムが揃っているだけではなく、排泄時に着用するポンチョも付属しており、排泄時にプライバシーを守れる点が魅力です。

また、薬剤の主成分は石灰であり、便中の雑菌を除菌できます。悪臭の原因となる成分を分解するため、排泄後に使用済みの携帯トイレを持ち運ぶときにも悪臭は袋から漏れ出しません。

 

使用手順は、以下の通りです。

1. 紙の型紙をトイレの形に組み立てる

2. 袋を組み立てた型紙にセットして、簡易トイレを作成する

3. 排泄前に携帯トイレの中にトイレタブレットを入れる

4. ポンチョを着用して携帯トイレ内に排泄する

5. 携帯トイレの袋の口を絞って、付属の巾着に収納する

 

なお、備蓄期間は5年間となっています。

消臭効果
減菌効果
組み立ての有無 あり
対応する便 大便、小便
セット内容 型紙、ポケットティッシュ、薬剤、ポンチョ、ビニール袋、巾着袋

 

2.【Goodパック ハンディタイプ 700ml(フジ)】

 

 

「Goodeパック ハンディタイプ」は、株式会社フジが提供している携帯トイレです。ハンドグリップが袋に付いており、袋をまたぐ形でハンドクリップを持って使用します。袋の中には吸水ポリマーが入っており、排泄物を硬めながら、悪臭もカットすることが可能です。

また、袋の入り口は広く設計されており、女性でも使いやすい形状となっています。袋にポリエチレンを用いることで耐久性を高めており、破けにくくなっている点も魅力です。

 

使用手順は、以下の通りです。

1. 袋のハンドグリップを両手で握り、袋にまたがって排泄する

2. 付属しているサニタリー袋に収納する

 

消臭効果
減菌効果
組み立ての有無 なし
対応する便 大便、小便
セット内容 携帯トイレ用袋、サニタリー袋

 

3.【携帯ミニトイレ プルプル 3個入り(ケンユー)】

 

 

「携帯ミニトイレ プルプル」は、株式会社ケンユーが販売する携帯トイレです。小便に対応しており、蓄尿量は600ccと大容量になっています。受け口は広く、硬めな素材であることから、横漏れを気にすることなく使用できる点が嬉しいポイントです。

また、凝固した尿に水を加えると、中身をトイレに流せる点も魅力です。大容量ながらコンパクトに折りたためるため、常にザックに忍ばせておけます。

 

使用手順は、以下の通りです。

1. 蓄尿袋のファスナーを開ける

2. 受け口の高い方を前になるように設置して、排泄する

3. ファスナーを閉めて、付属の持ち帰り袋に収納する

 

消臭効果
減菌効果
組み立ての有無 なし
対応する便 小便
セット内容 凝固剤入り蓄尿袋、持ち帰り袋

 

 

 携帯トイレと併用できるおすすめのアイテム

「登山中に携帯トイレを使用したいけれど、ほかの登山者からの視線が気になる」という方におすすめなのは、ポンチョです。ここでは、おすすめのポンチョを紹介します。

 

【ベンリーポンチョ 1枚入り(ケンユー)】

 

 

「ベンリーポンチョ」は、株式会社ケンユーが提供している目隠しです。排泄時の姿をポンチョで隠せることから、携帯トイレと併用することをおすすめします。フードが付いており、顔も隠せる点も嬉しいポイントです。

また、携帯トイレの使用時のプライバシー保護だけではなく、雨対策や寒さ対策としても活躍します。休憩中に寒さが気になる場合に頭から被ることで、すぐに保温性を確保することが可能です。座った際に下が広がるピラミット型の設計となっており、めくれにくい点も魅力です。

 

 まとめ

登山時にトイレに行きたくなった場合には、公衆トイレや山小屋のトイレ、山道のトイレなどを使用します。しかし、山中はどこにでもトイレが設置されているものではないため、トイレに行きたいタイミングで周囲にトイレがない場合があります。そのような場合に備えて、携帯トイレを常備しておくと安心です。

携帯トイレの袋の中には吸水シートや凝固剤が入っており、排泄物が袋からこぼれにくくなっています。登山時にトイレがない場合だけではなく、災害時に水を使用できない場合にも役立つため、自宅にも備蓄しておきたいアイテムのひとつです。

さまざまなメーカーから携帯トイレが提供されており、それぞれ特徴は異なります。携帯トイレを選ぶ際は、排泄物の凝固スピードと凝固後の硬さ、袋の色や厚さなどを確認したうえで、どれを使用するか検討しましょう。

 

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