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人間についたマダニの取り方|咬まれないための対策やおすすめグッズを紹介

公開日 11ヶ月前
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人間についたマダニの取り方|咬まれないための対策やおすすめグッズを紹介

登山やキャンプ、アウトドアの際に注意が必要な害虫のひとつに、マダニがあります。本記事では、人間についたマダニの取り方やマダニが原因で起こる感染症や、咬まれやすい場所・季節、咬まれないための対策についても解説します。これから登山やキャンプに挑戦する方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

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登山やキャンプの際に注意が必要な害虫のひとつに、マダニがあります。病原体を持っているマダニに咬まれると、重篤な意識障害を引き起こす場合があるため、アウトドアを楽しむ際はマダニ対策が必須です。また、対策をしていても咬まれるリスクはあるため、万が一に備えてマダニの取り方を把握しておきましょう。

そこで本記事では、人間についたマダニの取り方についてわかりやすく説明します。マダニが原因で起こる感染症や、咬まれやすい場所・季節、咬まれないための対策についても解説するため、これから登山やキャンプに挑戦する方はぜひ参考にしてください。

 

 そもそもマダニとは?

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マダニは8本の足を持つ節足動物で、一般的な家庭で見られるダニとは異なる種類です。主に、哺乳類と鳥類、爬虫類に寄生し、血液を吸います。

メス・オスのマダニは、幼ダニ・若ダニ・成ダニの各成長段階で血を吸います。吸血する際、セメント状の物質で口を固定して吸血する点が特徴です。

成ダニは約1週間吸血を続け、吸血前のサイズは3〜8mmですが、吸血後は10〜20mmまで膨らみます。吸血が終わると、マダニは寄生していた生物から離れ、草むらなどで大量の卵を産むサイクルを繰り返します。

 

 人間についたマダニの取り方

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マダニを無理に取り除こうとすると、マダニの一部が体内に残ったり、マダニの体液が人体に逆流したりするリスクがあります。マダニに咬まれたことに気づいたら、皮膚科を受診し、マダニの除去・洗浄を任せましょう。ただし、休診日などですぐに受診できない場合には、ワセリンを使って自分で除去することも可能です。

【ワセリンでマダニを取る方法】

1. マダニに咬まれている部分にワセリンをたっぷりと塗る

2. 30分ほど放置する

3. ワセリンと一緒にマダニをガーゼで拭き取る

 

マダニに咬まれた部位にワセリンを塗ることで、マダニは窒息し、ガーゼで簡単に取り除くことが可能になります。この方法で、安全にマダニを取り除けます。

 

 

 マダニを取る際のおすすめグッズ

マダニを取る際に役立つアイテムを2つ紹介します。

【ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー 40g】

 

 

「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー 40g」は、高い保湿力が魅力のワセリンです。3つのサイズ展開(40g、80g、200g)があり、40gのコンパクトなタイプは外出先での使用に便利です。登山やキャンプ中にマダニに咬まれていることに気づいた際に、すぐに対処できます。

また、手洗いや焚き火で肌が乾燥した際にも役立ちます。靴擦れしやすい部分にあらかじめ塗っておくことで、靴擦れを防ぐことも可能です。マダニ対策だけではなく、多目的に活用できるため、アウトドアを楽しむ際に、荷物に一つ入れておくとよいでしょう。

 

【ティック・ツウィーザー ウルトラ】

 

 

「ティック・ツウィーザー ウルトラ」は、プラスチック製のマダニ専用ティックリムーバーです。リムーバーの両端の形状は異なり、マダニの大きさによって使い分けられます。サイズは1.5cm×10.9cmで、重量は8gです。

ピンセットでマダニを除去しようとすると、口や頭が皮膚に残る可能性があります。しかし、ティック・ツウィーザー ウルトラを使用することで確実にマダニを取り除くことが可能です。

 

 マダニに咬まれるとどうなる?

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マダニは病原体を持っている場合があり、咬まれると感染症にかかる可能性があります。重篤な意識障害を引き起こす場合もあるため、マダニに咬まれないように注意が必要です。

ここでは、マダニが引き起こす感染症について紹介します。咬まれた直後に症状が出現するわけではなく、通常は数日から数週間の潜伏期間を経て発症します。マダニを自分で取り除けたとしても油断せずに、咬まれた際にはできるだけ早く医療機関を受診してください。

 

 マダニが原因で起こる感染症の可能性

マダニが原因で起こる感染症には、以下のようなものがあります。

感染症 潜伏期間 症状
ライム病 3〜30日 発疹、関節痛、筋肉痛、発熱、頭痛、倦怠感など
ダニ媒介脳炎 7〜14日 発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛、倦怠感、麻痺など
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 6〜14日 発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢、意識障害など
日本紅斑熱 2〜8日 発熱、頭痛、吐き気、咽頭痛、意識障害など
つつが虫病 5〜14日 発熱、倦怠感、頭痛、悪寒、発疹など

 

 マダニに咬まれたら放置せず病院へ

マダニが病原体を持っていない場合もありますが、ライム病やダニ媒介脳炎などの感染症を引き起こすリスクがあるため、咬まれたことに気づいたらすぐに医療機関を受診しましょう。

マダニを自分で取り除いたあとでも、症状が後に現れることがあります。そのため、できるだけ早く受診することが重要です。受診時には取り除いたマダニを容器に入れて持参すると、診断がより確実になります。

 

 マダニに咬まれやすい場所・季節

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マダニに咬まれるリスクを減らすためには、咬まれやすい場所や季節を把握することが重要です。マダニは主に山や川辺に生息し、人や動物が近づくとハーラー器官と呼ばれる感覚器によって体温や体臭などを感知して、草の上から生物に飛び移ります。都市部の公園でも見つかっているため、自然に囲まれた場所でのアウトドア活動時には特に注意が必要です。

マダニは温度25〜30度、湿度60%以上を好み、特に5〜8月に活動が活発化します。気温や湿度が高い時期に繁殖が盛んになり、吸血活動も増加するため、この時期に登山やキャンプをする場合には、マダニ対策を十分に行いましょう。

 

 マダニに咬まれないための対策

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ここからは、マダニに咬まれないための対策を紹介します。

 

  ● 虫除けスプレーを利用する

  ● マダニに咬まれない服装をする

 

 虫除けスプレーを利用する

マダニの付着を防ぐためには、虫除けスプレーの利用が効果的です。しかし、完全に付着を防げるわけではないため、他の対策と組み合わせて、マダニによる吸血リスクを抑えましょう。

ここではおすすめの虫除けスプレーを2つ紹介します。アウトドアグッズを用意する際の参考にしてください。

【虫よけミスト「SP」EX 200mL】

 

 

「虫よけミスト「SP」EX 200mL」は、30%の有効成分が配合された虫除けスプレーです。虫除け成分であるディートを医薬品最高濃度の30%配合しており、サッとスプレーするだけでマダニを寄せ付けません。効果時間は5〜8時間です。

肌への刺激を考慮して、保湿成分としてヒアルロン酸Naも配合されています。シトラスフルーティーのさわやかな香りも特徴で、フレッシュな香りに包まれながらマダニ対策を行えます。

 

【サラテクト 無香料 200mL】

 

 

「サラテクト 無香料 200mL」は、有効成分を10%配合した虫除けスプレーです。マダニのみならず、蚊やブユ(ブヨ)、ヤマビル、アブなど多くの害虫に効果を発揮します。独自のロングキープ処方によって、効果は朝から夜まで1日中持続します。

パウダーが含まれており、スプレー後も肌をサラサラに保ちます。汗や水に強いため、汗のかきやすい季節でも安心して使用することが可能です。また、肌に優しい4種類の潤い成分を配合しており、虫除けスプレーによる乾燥を防ぎます。

 

 マダニに咬まれない服装をする

マダニに咬まれるリスクを減らすためには、マダニに咬まれない服装選びが重要です。特に山はマダニが生息する場所であるため、登山時は以下のポイントを押さえた服装を心がけましょう。

【マダニに咬まれない服装のポイント】

  長袖・長ズボンを着用する

  首にタオルを巻くなど、露出を最小限に抑える

  襟付きのシャツを着用する

  シャツの袖は手袋の中に入れる

  シャツの裾はズボンの中に入れる

  ズボンの裾は靴下の中に入れる

 

明るい色の服装を選ぶと、服についているマダニを目視で確認しやすくなります。また、活動後は、マダニに咬まれていないか確認してください。足の付け根や手首、脇の下、膝の裏、胸の下、頭部などが咬まれやすくなっています。

 

 まとめ

マダニは哺乳類や鳥類、爬虫類などに寄生し、吸血する生き物です。温度25〜30度、湿度60%以上を好む性質で、5〜8月に活動が活発化します。山や川辺に生息していることが多いものの、都市部の公園でも見つかっているため、アウトドア活動時は特に注意しましょう。

マダニに咬まれるとライム病やダニ媒介脳炎、重症熱性血小板減少症候群などの感染症にかかるリスクがあります。重篤な意識障害を引き起こす可能性があるため、咬まれていることに気づいたら、できるだけ早く医療機関で除去・洗浄を行いましょう。

休診日などですぐに受診できない場合は、ワセリンを使用して自ら除去することも可能です。ワセリンを咬まれている部分に塗布することで、マダニが窒息して、ガーゼで簡単に拭き取れます。しかし、口や頭の一部が残っている可能性があるため、除去した後でも医療機関を受診してください。その際、除去したマダニを容器に入れて持参すると、診断がより確実になります。

本記事では、マダニに咬まれないための対策についても解説しました。マダニに咬まれるリスクを軽減するためには、長袖・長ズボンを着用したり、裾を他の衣服に入れて隙間をなくしたりすることが効果的です。本記事で紹介したおすすめの虫除けスプレーも参考にして、マダニ対策を行ってください。

 

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