#登山情報 #登山 #ハイキング #装備 #初心者 #持ち物 #登山用ザック

登山用リュック・ザックの背負い方!初心者におすすめのお手入れ方法もご紹介

公開日 1年前
本ページはプロモーションが含まれています。
登山用リュック・ザックの背負い方!初心者におすすめのお手入れ方法もご紹介

登山用リュックは登山の三種の神器とよばれるほど、登山には欠かせないアイテムのひとつです。今回はこれから登山をはじめようと思っている登山初心者の方に向けて、登山用リュックの正しい背負い方とお手入れの方法についてご紹介していきます。

登山用のリュックは着替えやレインウェア、食料や飲み水、テントや寝袋など、登山に必要な荷物を運ぶとても大切な役割を果たします。しかし、登山用のリュックにはいろんなベルトや紐があり、いざ背負おうとすると「なにをどうすればいいのかわからない」といった方も多くいます。

 

 

 正しいリュック・ザックの背負い方をマスターし登山を快適に楽しもう!

 

登山のために登山用のリュックを購入し、買ったばかりのリュックを背負って、いざ意気揚々と登山に出かけたにもかかわらず、「肩や腰が痛い」「荷物が重たくてつらい」そんな声をよく聞きます。じつは、登山用のリュックには正しい背負い方があるんです。登山用リュックを正しく背負うことで、身体への負担を軽くし、長時間の登山を安全・快適に過ごすことができるようになります。「もしかして、身体に合わないリュックを買っちゃった?」そんな風に不安になる前に正しい登山用のリュックの背負い方を身につけましょう。

 

 

 

 リュック・ザックは背負う前のチェックも大切!  

出典:photoAC

じつは快適に登山を過ごす準備はリュックを背負う前から始まっています。出発前のはやる気持ちを抑えて、今一度、背負う前のチェックを行いましょう。

 

 荷物の詰め方をチェックしよう!(パッキング)

登山のパッキングが上手にできるようになると、歩いている時のバランスが安定して疲れを感じにくくなります。そして、重い荷物でもらくらくと背負って歩くことができるようになります。ここでは、上手なパッキングをするための4つのコツをご紹介します。

【パッキングの4つの基本】

 上部によく使う物をいれる

リュック上部には使用頻度の高いものやレインウェアやフリースなど、状況によってすぐに取り出したいものをいれるのがおすすめです。

 

 背中側に重たい物をいれる

食料や予備の飲み水、調理器具などの重たいものはできるだけ背中側に入れるようにします。これは歩く時に重心が身体の近くにある方が安定して移動することができるようになるためです。すこしパッキングに気をつけるだけで、余計な体力を使うことなく長時間登山をすることができます。

 

 背中から離れたところに軽い物を

リュックの外側には着替えやトイレットペーパーなどの重量が軽いものを入れます。

 

 下部に使用度の低い物を

念のため持っていきたいけど、使用頻度が低そうなものはリュックの下部に入れます。たとえば、ダウンなどの防寒着や宿泊を伴う場合にはシュラフ(寝袋)などです。これらは山頂や山小屋についたときにしか使わないため、下の方にいれておくと良いでしょう。

 

 ストラップのチェックしよう!(調節しやすいように) 

ストラップはすべて背負う前にあらかじめ少し緩めておきます。背負ってからだとストラップを緩めるのに苦労します。

 

 

 リュック・ザックの紐の調節を覚えて正しい背負い方をマスターしよう! 

出典:photoAC

さて、ここまではリュックを背負う前の準備についてお伝えしました。ここからは実際に背負った後の調整方法についてご紹介していきます。充実した登山ライフをたのしむためにも、正しい背負い方をマスターしましょう!

 

 ウエストベルトを調節しよう

まずは、ウエストベルトを調整していきます。バックルが身体の中心に来るように左右対称に締め上げます。この時ベルトの位置は腰骨の上にあるのが正解です。手を離したときにリュックの荷重がお尻に乗っている感じがすれば大丈夫です。リュックの荷重の約8割はウエストベルトにかかります。重さを腰で支えることにより、重たい荷物も安定して楽に運ぶことができるようになります。

 

 ショルダーベルトを調節しよう

次にショルダーベルトを調整していきます。ショルダーベルトを引いて調整するときのポイントは、肩に負担がかかる程度にすこしだけベルトを締めることです。基本的に登山用のリュックは腰で8割の荷重を支える構造になっています。肩には2割程度の荷重がかかるのが正しいリュックの背負い方です。もし、ショルダーベルトが浮いているような場合にはウエストベルトの位置が高い可能性もあるため、調整してください。

 

 ロードリーフストラップを調節しよう(肩の上の紐)

次はロードリーフストラップを調整していきます。ロードリーフストラップはショルダーベルトの上部にあります。ロードリーフストラップの役割は締めたり緩めたりすることで、リュックと身体との密着度合いを調整することです。ロードリーフストラップを引っ張るとリュックの上部が身体に近づき、肩への負担を軽減するだけでなく、リュックの揺れを防ぐことで安定して歩くことができます。逆に緩めると背中の熱や湿気を逃がすことができます。

 

チェストストラップを調節しよう(胸ベルト)

最後に調整するのが、チェストストラップです。チェストストラップを締めることでリュックの重みでショルダーストラップが外側に開くことを防ぎ、リュックと身体とのフィット感をより安定させます。チェストストラップは上下に位置を調整することができるモデルもあります。鎖骨から5cmを目安に違和感のない位置を見つけましょう。

 

 最後にきつい感じるところはないか確認し、ベルトの微調整を行った後、身体を上下左右に振って身体とリュックがフィットしていることを確認します。登山中の着替えや昼食後にお腹がふくれるとフィット感が変わって来ますので、その都度調整しましょう。

 

 

リュック・ザックの洗い方・保管方法をマスターしよう!

出典:photoAC

あまりリュックを洗うというイメージがない方もいるかもしれませんが、登山用のリュックは汗をたくさん吸収することや、外の環境にさらされて土埃や雨で汚れることもしばしば。リュックを長持ちさせるためにも、日頃のメンテナンスは大切です。気をつけないとカビが生えたり、表面のコーティングを痛めたりすることもあるので、できるだけ使用したあとはお手入れすることを心がけましょう。ここからは登山用リュックの洗い方や保管の方法についてご紹介していきます。

 

 お手入れ方法をマスターしよう 

リュックのお手入れの基本はまず帰ってきたら、リュックの中身をすべて取り出すところからはじまります。その後、乾いたタオルで汗を吸い取ります。そこまでリュックが汚れていない場合はそのまま陰干しでも大丈夫ですが、汚れが目立つ場合にはぬるま湯に中性洗剤をいれて、そこに浸したタオルで汚れた部分を叩いて汚れを取ります。シーズンの変わり目や長期保管をする場合にはリュックを丸洗いするのがおすすめです。その場合には洗濯機は使わず、大きめのバケツや浴槽を利用します。まずは、取り外せる付属品やバックルをすべて外し、ストラップを緩めて、チャックをすべて全開にします。ぬるま湯に洗剤を入れて、その中にリュックをつけて10分くらい放置します。その後、ザブザブと押し洗いをしたり、揺すったりしながら洗った後、水をいれかえて念入りにすすぎを行います。水がキレイになったら、水分を取り、風通しの良い日影に干して乾かせば完了です。

 

 保管方法をマスターしよう 

リュックを保管するときには、型崩れを起こさないようにしっかりと形をキープできるように注意してください。型崩れを防ぐために新聞紙をいれたビニール袋や緩衝材を入れておきます。乾燥剤などがあれば中にいれておくとベストです。

 

保管場所は直射日光が当たらない、風通しの良い場所が最適です。高温多湿になる場所や紫外線の当たる場所はリュックを傷める原因になりますので、注意してください。

 

 

 登山用リュック・ザックの背負い方・お手入れ方法をマスターしどんどん登山へ出かけよう!

 

今回は登山用のリュックの背負い方やお手入れの方法についてご紹介しました。登山用のリュックはあなたの登山ライフをサポートし、充実したものにしてくれます。正しい背負い方をマスターして、安全・快適に登山をたのしんでください。そして、せっかく買ったお気に入りのリュックを長く使っていくためにも、日頃のメンテナンスを欠かさずおこなうようにしてくださいね。

 

ライタープロフィール

小林優也

セールスコピーライター/ライター

今まではインドア派だったが、最近周りの影響でアウトドアの楽しさに目覚める。

高校生以来、登山やハイキングをしていないのでこれからどんどんチャレンジ予定。

1番の登山の思い出は小学生の時におばあちゃんと良く登った金剛山。

趣味は読書、カラオケ、英会話、モノポリー、アウトドア(キャンプ、登山、釣り)

>
コメント (0)

コメントは管理者による承認後、掲載されます

キャンセル