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高知県の山!登山初心者におすすめ|工石山・梶ヶ森・三嶺ハイキングコース3選

高知県と言えば、坂本龍馬やカツオ調理が真っ先に頭に思い浮かぶ人もいると思いますが、登山やハイキングがたのしめるスポットがたくさんあります。今回は初心者や子ども連れのファミリーでも気軽に絶景ハイキングをたのしむことができるおすすめのハイキングコースを厳選して3つご紹介します。
目次
高知で登山!初心者・子供と一緒にハイキングを満喫しよう!
高知県は初心者から上級者までたのしむことができるバラエティ豊かな山々と約8割が森林という豊かな自然がたくさんあります。高知県で初心者や子ども連れのファミリーでハイキングするならどこがいいんだろう?今回はそんな疑問を解消すべく、初心者でも絶景ハイキングを気軽にたのしむことができるおすすめの山をご紹介します。美しい自然と壮大な景色を眺めることができる山を厳選したので満足感のあるハイキングになること間違いなしです。
工石山(くいしやま)
出典:photoAC
工石山の基本情報
【山名】工石山(標高:1,176.5m)
工石山(くいしやま)は高知県の高知市と土佐郡土佐町の間に位置する標高1,176.5の山です。山頂のほかに北側にも頂があり、そちらの標高は1169mです。高知市から1時間ほどでアクセスできる立地の良さと山頂から望む雄大な景色が人気です。青少年の家や森林科学館もあり、登山道もとてもよく整備されているため、小学校の遠足にもよく利用される山なので、市民からとても親しまれている山です。登山口から山頂までの高低差はおよそ300mほどなので、初心者や子ども連れでも気軽にチャレンジしやすい山として知られています。
工石山の見どころ
出典:photoAC
工石山はさまざまな魅力が溢れる見どころスポットがあります。山中には台風の影響で倒れた苗木がそのまま成長した迫力のある「根曲り杉」や同じく台風の影響によって倒れて大きな根っこが露出している「天然ひのき風倒根」、2種類の木が融合しためずらしい大木などの自然の偉大さを感じるスポットが多数存在しています。また、山頂には展望台があり四国の山々と太平洋を一望することができます。ハイキングコースの途中にも工石山の代表的な景観スポットである「白鷲岩」や「ヒノキ屏風岩」などのすばらしい眺望が広がる展望スポットがあります。
工石山おすすめ初心者ハイキングコース
工石山のハイキングコースは「北回りコース」「南回りコース」「妙体コース」の3つのコースが存在します。どのコースも整備されていて初心者向きのチャレンジしやすいコースなので、初心者や子ども連れのファミリーでも気軽に登ることができます。おすすめは「高知市工石山青少年の家」からスタートして「北回りコース」または「南回りコース」で山頂を目指すコースです。行きと帰りで違うルートを歩けば、工石山ハイキングを満喫できること間違いなしです。「北回りコース」の方は、距離が短いので登りは「北回りコース」が良いかも知れません。
【登山口】
工石山登山口
【アクセス】
自動車の場合:『高知東部自動車 高知インター』から県道44号線を通って、県道16号線に入ります。そのまま道なりに20kmほど進むと『高知市工石山青少年の家』に到着します。
《駐車場》
高知市工石山青少年の家
- 料金:無料
- トイレ:あり
電車・バスの場合:公共交通機関の場合は『JR土讃線 高知駅』からタクシーで40分ほどです。
梶ヶ森 (かじがもり)
出典:photoAC
梶ヶ森の基本情報
【山名】梶ヶ森(標高:1,399.8m)
梶ヶ森(かじがもり)は高知県にある標高1,399.8mの剣山系の山です。独立峰のため眺望が良く、山頂からは絶景のパノラマを見るこができます。山頂付近にはアンテナ塔やキャンプ場、山荘などがあり、山頂まで車道が整備されているため、車で登ることもできます。登山口は標高900m付近にあるので、初心者や子ども連れのファミリーでも気軽に登ることができる山として知られています。山中には日本の滝百選に選ばれている『龍王の滝』や『真名井の滝』などの滝スポットがあります。
梶ヶ森の見どころ
出典:photoAC
梶ヶ森の1番目の見どころスポットは日本の滝百選に選ばれている『龍王の滝』です。原生林に包まれた神秘的な名瀑として知られており、そのままの自然を感じようと多くの方が訪れる人気スポットです。また、山中には『真名井の滝』というもうひとつの滝スポットがあります。また、山頂からの展望はとても優れており、四国の山々の稜線を眺めるすばらしい絶景パノラマビューを一望することができます。
梶ヶ森おすすめ初心者ハイキングコース
梶ヶ森の初心者におすすめのハイキングコースは『龍王の滝』をハイキングのスタート地点とするコースです。車で900m付近まで登ることができ、駐車場があるので気軽に登山口までアクセスすることができます。登山道は整備されており、標札もあるので初心者や子ども連れでもチャレンジしやすいでしょう。『龍王の滝』のパワーを感じてから登るハイキングにはまた格別のたのしさがあります。ぜひ山頂からのすばらしい景色を見に行ってみてください。
【登山口】
龍王の滝
【アクセス】
自動車の場合:『高知自動車道 大豊インター』から国道439号線を経て、梶ヶ森方面へ山道を進みます。インターからは45分ほどで龍王の滝の駐車場に到着します。
《駐車場》
龍王の滝
- 台数:約24台
- 料金:無料
- トイレ:あり
電車・バスの場合:公共交通機関の場合は『JR豊永駅』から登るためロングコースになります。西土居地区や佐賀山地区を通って梶ヶ森山頂を目指す『豊永駅コース』を歩きます。登山口までは分岐などが多くわかりづらい為、しっかりと下調べをしてからアクセスするようにしてください。
三嶺(みうね/さんれい)
出典:photoAC
三嶺の基本情報
【山名】三嶺(標高:1,894m)
三嶺(みうね/さんれい)は高知県と徳島県の間に位置する標高1,894mの山です。日本二百名山と四国百名山に選ばれており、高知県の最高峰として知られています。高知県では(さんれい)とも呼ばれることもありますが、これは昭和の頃に登山者の間で呼ばれるようになったものだといわれており、「みうね」が正式な呼び名です。初心者から上級者までたのしめる山として知られており、経験者はテント泊をしながら百名山である剣山へ縦走する登山をたのしむ人もいます。山頂からは四国の山々の迫力がある稜線や土佐湾を一望することができ、四国でもっとも美しい山だという評判があります。
三嶺の見どころ
出典:photoAC
三嶺は豊かな自然と美しい景色をみられるだけなく、シンプルにさまざまな登山やハイキングがたのしめる山です。三嶺から天狗塚までの一帯は『三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落』として天然記念物に指定されています。四季折々の美しい景色をたのしみながらハイキングをすることができます。山頂からは周囲の山々が描く美しい稜線を眺めることができ、朝日や夕焼けも美しく、一見の価値があります。
三嶺おすすめ初心者ハイキングコース
三嶺にはさまざまなハイキングコースが存在しており、登るルートをカスタマイズするたのしさもあります。登山口は高知側と徳島側に存在しています。高知県で初心者におすすめのハイキングコースは、峰越林道駐車場から白髪山を経て三嶺山頂を目指すコースです。三嶺登山でも1番標高が高いポイントからのスタートとなりますが、コースのレベルとしては中級者よりのコースともいわれておりますので、登山経験がある方におすすめのコースです。もし、少しハードルが高く感じるのであれば徳島側のコースである、名頃駐車場から三領を目指す「名頃コース」が1番歩きやすく、距離も短いのでおすすめです。ここでは1番ハードルの低い名頃コースをご紹介します。
【登山口】
三嶺登山口
【アクセス】
自動車の場合:『徳島自動車道 美馬インター』から国道438号線を進み、県道261号線にはいります。そのまま道なりに山道を進んで、国道439号線に合流して3kmほど進むと登山口に到着です。
《駐車場》
名頃駐車場
- 台数:約30台
- 料金:無料
- トイレ:あり
電車・バスの場合:『JR土讃線 阿波池田駅』から『四国交通バス 祖谷線 久保行』に乗車して『スタンド前』で『三好市営バス 名頃線 剣山行』に乗り換え、『名頃』で下車します。
高知県には自然豊かな魅力的な山がたくさん!高知に山登りにいこう
今回は高知県で登山初心者におすすめの山、工石山・梶ヶ森・三嶺のハイキングコースを厳選して3つご紹介しました。豊かな自然が満載の高知県には魅力的な山がまだまだたくさん存在しています。もちろん初心者や子ども連れでも気軽にチャレンジできて、絶景がたのしめる山もたくさんあります。まずは今回ご紹介したハイキングコースにチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?きっと美しい景色と自然に心が癒やされるはずです。
【登山・ハイキング時の注意点】
・登山・ハイキングはしっかりとした装備をご準備のうえで行って下さい。
(くるぶしまである登山靴や厚手の靴下、雨具、防寒着、ヘッドライト、帽子、ナップザック、速乾性のインナー類、食料、水など)
・山によっては登山路が複数あり、分岐などもあるため事前に登山ルートの確認をしっかりと行った上で、地図とコンパスも携帯するようにしてください。
・登山届と山岳保険はもしもの時はとても役立ちます。届け出を忘れずにしておきましょう!
・登山経験や体力、当日の天候などによって登山ルートの難易度が変わりますので、ご自身の体力に合わせて、無理のない計画で登山を楽しんでください。
※登山道の状況や交通網、また駐車場や関連施設などの情報は天候や災害によって変わっている可能性もあります。登山にお出かけの際は最新情報を公式HPなどでしっかりとご確認した上で計画的にお楽しみください。