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メンズの登山・トレッキングパンツの選び方|種類や季節別のおすすめを紹介

更新日 1ヶ月前
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メンズの登山・トレッキングパンツの選び方|種類や季節別のおすすめを紹介

本記事では登山パンツの種類や選び方を説明します。後半では季節別におすすめのメンズ登山パンツを紹介しているため「これから登山に挑戦したい」「メンズ用の登山パンツを探している」という方はぜひ参考にしてください。

 

 

登山パンツは、虫や怪我・紫外線・熱中症・低体温症などへの対策となります。どれも同じようなものだといい加減に選ぶと、効果が半減してしまうため、機能性や着用シーンなどを考慮したうえで着用する登山パンツを選びましょう。

 

 

 登山パンツとは

登山パンツとは、伸縮性の高い素材が使用されたボトムスです。一見タウンユースのボトムスと同じに見えるものの、機能面で大きく異なります。動きやすいだけではなく、汗の吸収や拡散・水を弾く点が特徴です。

ボトムスと聞くと、虫や怪我・紫外線から体を守るためのものと考える方がいるでしょう。しかし、登山パンツの着用目的はそれだけに留まらず、命に関わる熱中症や低体温症も防止できて、適切に選ぶことで安全に登山を楽しめます。

 

 

 登山パンツの種類

Photo by やまDX

登山パンツの種類は、大きく分けると3種類です。それぞれ機能性が異なるため、どのようなものか理解したうえで適切なものを選びましょう。

 

以下の表で登山パンツの特徴をまとめました。

  向いている季節 ストレッチ性 速乾性 保温性 通気性 着心地
ロングパンツ 年中
ショートパンツ ×
コンバーチブルパンツ 年中

 

 ロングパンツ

ロングパンツとは、腰から足首まで全体を覆えるパンツです。1年を通じて着用可能で、防寒性が高いものであれば、冬の雪山でも着用できます。

足全体がズボンで隠れることから、虫刺されや転倒時の怪我を減らせる点が魅力です。一方、気温や湿度の高い時期に着用した場合、パンツの中が蒸れやすい点がデメリットです。

 

 ショートパンツ

ショートパンツとは膝上までの長さのパンツです、汗をかきやすい夏の着用に向いています。

他の登山パンツに比べて汗で蒸れにくいうえに、膝の動きも邪魔されず、動きやすい点が魅力です。しかし、紫外線や虫・怪我から露出している肌を守れない点がデメリットです。タイツと併用して、肌の露出面積を減らすことでリスクを軽減できます。

 

 コンバーチブルパンツ

コンバーチブルパンツとは、膝下をファスナーで切り離せるパンツです。暑い時期は切り離さず、寒い時期は切り離すことで年中着用できます。

登山中でも簡単に膝下のパンツを分離できるため、季節だけではなく、時間帯や天候・気温に応じて体温調整が可能です。しかし、肌に当たるファスナーによって着心地が悪いと感じる場合もあるでしょう。ファスナーがついている分重く感じたり、足が太く見えたりする場合もあります。

 

 

 登山パンツとタイツはどちらがいい?

Photo by やまDX

登山においてタイツとは、疲労軽減効果や保温効果のあるアイテムです。その他にも、保温性や速乾性・ストレッチ性が高いものも多くのメーカーから販売されています。

タイツと登山パンツではそれぞれメリット・デメリットが異なるため、どのような特徴なのか理解しておきましょう。タイツは登山パンツの下に着用することで、保温効果を高められたり、虫や怪我から体を守りやすくなったりします。タイツと登山パンツをどちらかを選ぶのではなく、重ね着することがおすすめです。

 

以下の表で、タイツと登山パンツのメリット・デメリットをまとめました。

  メリット デメリット
タイツ

・着圧効果で疲労を軽減できる

・ひざや腰など関節を保護できる

・人によっては着圧がしんどく感じる

・トイレ時の着脱に手間がかかる

・枝や爪で敗れる可能性がある

登山パンツ

・トイレ時の着脱がしやすい

・ショートパンツの場合、汗で蒸れにくい

・ショートパンツの場合、露出部分が虫や怪我・紫外線のリスクにさらされる

・保温効果が足りないと感じる場合がある

登山パンツ+タイツ

・高い保温効果を得られる

・コーディネートの幅が広がる

・ショートパンツでも、虫や怪我・紫外線から脚を守れる

・ショートパンツの場合、枝や爪で敗れる可能性がある

・ロングパンツの場合、動きにくくなる

・トイレ時の着脱に手間がかかる

 

 

 男性の登山パンツの選び方

出典:photoAC

男性におすすめする登山パンツの選び方を紹介します。

 

【登山パンツの選び方のポイント】

  季節や気温に応じた丈の長さのものを選ぶ

 季節や気温に応じた生地のものを選ぶ

  動きやすいものから選ぶ

 撥水性・速乾性の高いものから選ぶ

 通気性の高いものから選ぶ

 

山は平地に比べて雨が降りやすいため、丈の長さや生地の素材・厚さなどに注意して寒さ対策をおこなう必要があります。衣服が濡れると不快に感じるだけではなく、体調を壊す可能性があることから、撥水性や速乾性の高いものを選ぶことがポイントです。

 

 

 

 春・秋の登山におすすめのメンズ登山パンツ

春(3~5月)や秋(9~11月)は平地の平均気温が15~25度と穏やかな点が特徴です。しかし、朝晩や標高の高い場所では気温が低くなるため、防寒対策は必要となります。

 

以下で、春と秋の登山におすすめの服装例を紹介します。

【春・秋の登山一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ウール

【ミドルレイヤー】フリース

【アウターレイヤー】シェルジャケット

【ボトムス】ロングパンツ

 

 

エンジョイマウンテンライフソフトシェルパンツ(Columbia)

 

 

 

マウンテンズアーコーリングパンツは、高いストレッチ性が魅力の登山パンツです。Primeflex4wayストレッチ素材の採用によって動きやすいうえに、股下のマチによって足の動きを制限しません。UVカット機能も備わっているため、紫外線による日焼けやしみが心配という方でも安心です。

サイズ展開 S-R/M-R/L-R/XL-R
素材 ポリエステル
重量 公式サイトに記載なし
カラー ブラック/グリル/グリーン

 

アルパインライトパンツ(THE NORTH FACE)

 

 

 

アルパインライトパンツは、高いストレッチ性と伸縮性によって着心地のよさが魅力の登山パンツです。ほっそり見えるテーパードシルエットでありながら、脚上げの妨げになりません。静電気の発生を抑える設計になっており、乾燥している時期でも安心して着用できます。

サイズ展開 S/M/L/XL/XXL
素材 ナイロン
重量 390g
カラー ココアブラウン/ファルコンブラウン/ニュートープ/アーバンネイビー/ブラック/バナディスグレー/バルサムグリーン/バンサムブルー

 

 

 

 夏の登山におすすめのメンズ登山パンツ

夏(6~8月)は平地の平均気温が25~30度と高く、汗をかきやすくなっています。熱中症だけではなく、汗が乾くときに体温が下がる汗冷えに注意しましょう。

 

以下で、夏の登山におすすめの服装例を紹介します。

 

【夏の登山一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ポリプロピレン

【ミドルレイヤー】シャツ

【アウターレイヤー】シェルジャケット

【ボトムス】ショートパンツ

 

 

クラスファイブカーゴショーツ(THE NORTH FACE)

 

 

クラスファイブカーゴショーツは、ナイロン素材を採用したカーゴショーツパンツです。撥水加工によって雨や泥を弾くため、雨の降りやすい夏でも乾いた状態を維持できます。股下にゆとりをもったデザインとなっており、脚の可動域は広く、快適に登山を楽しめる点が魅力です。

サイズ展開 S/M/L/XL
素材 ナイロン
重量 200g
カラー アビエイターネイビー/ブラック/ニュートープ

 

 

プランジダイバース(CHUMS)

 

 

 

プランジダイバースは、高い速乾性や撥水機能を併せ持つ登山パンツです。機能性はもちろんのこと、カラー展開が多く、おしゃれに着こなせる点も魅力です。登山やレジャー、タウンユースといったさまざまな場面で着用できるため、1着は持っておきたいパンツです。

サイズ展開 S/M/L
素材 ポリエステル
重量 公式サイトに記載なし
カラー ブラウン/クレイジー/ライム/ピンク/オーシャンダイ/ユーホリックビートル/ワンスアポンアタイム/ブラック/ネイビー

 

 

 

 冬の登山におすすめのメンズ登山パンツ

冬(12~2)は平地の平均気温が2~10度と低く、入念な防寒対策は欠かせません。体調を崩さなかったとしても、寒さに気を取られて登山を楽しめない可能性があるため、保温性の高いアイテムを選びましょう。

 

以下で、冬の登山におすすめの服装例を紹介します。

 

【冬の登山一般的な服装例】

【ベースレイヤー】ウール

【ミドルレイヤー】フリース

【アウターレイヤー】シェルジャケット

【ボトムス】ロングパンツ

 

 

Trekkers 2.0 Pants AF Men (MAMMUT)

 

 

マムートのトレッカーズパンツは、膝部分がシェイプされてスタイリッシュな見た目が特徴の登山パンツです。DWR加工によって防水性もあり、悪天候時の衣服が濡れる不快感を大幅に軽減できます。脚にフィットするデザインでありながら、アクティブな動きにも対応できるストレッチ性も魅力です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL
素材 ナイロン
重量 380g
カラー ブラック/クローバー/ポセイドン/ストーム/ダークオリーブ

 

 

ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ トレック パンツ(MILLET)

 

 

ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ トレック パンツは、独自メンブレンDRYEDGE™ TYPHON 50000を採用することで高い防水透湿性や耐久性・保温性を実現した登山パンツです。タウンユースとして着用できるほど洗練されたデザインとなっています。フロント両サイドにはベンチレーション機能を有するポケットがついており、体温調節も簡単におこなうことが可能です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL
素材 ナイロン
重量 320g
カラー マスタード/ブラック

 

 

 まとめ

登山パンツは、タウンユースのものよりもストレッチ性や速乾性など登山に役立つ機能が多く備わっています。シーンに応じた適切なものを選ぶことで、と、虫や怪我・紫外線・熱中症・低体温症などへの対策となるため、選び方を理解しておきましょう。

登山パンツと混同されやすいものに、登山タイツがあります。疲労軽減効果や保温効果といったメリットがあり、登山パンツとタイツのどちらを選ぶか悩む方もいるでしょう。併用することで、保温効果が高まるなどのメリットがあるため、ぜひ併用も検討してみてください。本記事で紹介したおすすめの登山パンツを参考に、登山を快適に楽しむ準備をおこないましょう。

 

 

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