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登山向けのカメラおすすめ5選|一眼レフ・ミラーレス・コンデジ人気カメラ中心に紹介

登山は、四季折々の自然と楽しみながら体を動かすことができる人気の趣味のひとつです。普段見られない自然の風景をより楽しむために、カメラを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、登山向けのカメラを選ぶポイントに加えて、おすすめカメラ5選を紹介していきます。
目次
出典:Pexels
今ではカメラといってもさまざまなモデルや種類が販売されています。そのため、初めての方にはどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ぜひ納得のいく1台を見つけて、登山の思い出を写真に収めていってくださいね。
登山向けカメラを選ぶポイント
出典:photoAC
最初に、登山向けのカメラを選ぶポイントを紹介していきます。
具体的なポイントはこちらです。
耐衝撃性
防塵・防水性能
耐寒性
Wi-Fiなどの通信機能
それでは、詳しく解説していきます。
耐衝撃性
登山をする場合には、必ず耐久性・耐衝撃性に優れたものを選びましょう。
山道では岩肌が露出している場所であったり、高低差の大きい場所が多いです。そのため、持ち運びや移動の際には気をつけなければいけません。
しかしどんなに注意していても、うっかり落としてしまったり、ぶつけてしまうこともあります。その場合に必要なのが、耐衝撃性です。
衝撃耐性は、スペック上では◯m以上の高さから落下した衝撃に耐えうる、という意味で「耐衝撃◯m」のように表されます。
購入する際の目安としては、自分の身長以上の高さからの落下衝撃に耐えられるものが良いです。仮に落としたとしても故障しにくいため、大事なデータが紛失せずに済みます。
防塵・防滴性能
山では天候がかなり変わりやすいです。そのため、急な天候変化に対応できるよう、「防塵・防滴性能」が高いカメラを選ぶと良いです。
スペック表における表記としては、「防塵・防滴」などと記載されています。また、最近では、IPコードで表記される商品(主にタフネスコンデジ)もあります。
IPコードの場合は、「IP68」表記のものが最高等級となっており、登山に向いています。そのため、この規格を視野に入れながらカメラを購入すると良いでしょう。
耐寒性
耐寒性は特に冬の登山では必須となります。
カメラのバッテリーは気温が下がるほど消耗が早いです。耐寒性はその寒さによるバッテリーの消耗を抑える働きをします。そのため、備えていないカメラと比較して長く使用することが可能です。
スペック表には、「耐低温−◯℃」と表記されています。
カメラによってこの最低動作温度は異なるため、行きたい山や状況・天気に合わせる必要があります。厳冬期での登山を行う場合は、氷点下−10℃以下に耐えられるカメラを選ぶと良いでしょう。
Wi-Fiなどの通信機能
いくつかのカメラには、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能が搭載されています。
この機能では、PCを利用せずにスマホやタブレットなどの端末に直接送ることができます。
カメラによっては、リモート操作も可能です。そのため、友達との記念撮影や自撮りもできます。
種類別カメラタイプの特徴とは?
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一眼レフ
カメラといえば、一眼レフという印象を持つ方は多いはず。
その印象の通り、一眼レフはカメラとして本格的な機能が搭載されており、レンズの付け替えによって様々な場面での撮影が可能です。
特徴としては、
- バッテリーが長持ちする
- 他のタイプと比較して高画質で撮影できる
- 交換レンズの種類が豊富
などがあります。
ミラーレス
一眼レフよりコンパクトで軽いミラーレスカメラ。
ミラーレスカメラは、一眼レフのようにミラーがない代わりに、レンズが捉えた景色を映像に変換することで撮影ができます。
主な特徴としては、
- 一眼レフと同じような高画質の写真を撮れる
- 暗い場所でも撮影可能
- 基本的な交換レンズあり
などがあります。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
コンデジは、利便性が高く、取り回しが利きやすいカメラです。
持ち運びがしやすいので、様々なシーンで活躍します。
主な特徴としては、
- 軽量で小さい
- レンズの交換が不可
- 携帯性・利便性が高い
などがあります。
カメラのおすすめメーカーとは?
出典:photoAC
次におすすめメーカーを紹介していきます。
紹介するメーカーはこちらの3つです。
RICOH
Nikon
SONY
それでは詳しく解説していきます。
RICOH
RICOHは1936年に設立された光学機器メーカーです。
現在は防水コンデジであるWGシリーズや人気の高級コンパクトカメラGRシリーズ、360度カメラのTHETAなど幅広い商品を取り扱っている他、「PENTAX」というブランドの一眼レフカメラ、Kシリーズなども販売しています。
Nikon
Nikonは1917年に設立された光学機器メーカーです。
このメーカーの特徴は、なんと言っても実物のような発色の良さ。
派手すぎず、ソフトすぎない自然な発色が撮影体験をより一層楽しませてくれます。階調が豊かであるため、白飛び・黒潰れが少ないです。そのため、明暗が大きい場所でも陰影を自然に表現することができます。
また、AF(オートフォーカス)の精度も特徴的です。
風景などの止まっているものや緩やかな移動をする被写体などに、素早くピントを合わせやすくなっています。
SONY
SONYは1948年に設立されたデジタル機器メーカーです。
世界初となるミラーレス一眼レフカメラを開発したメーカーでもあります。
特徴としては、被写体の再現性の高さが挙げられます。
フルサイズのセンサーを採用しているため、レンズから入ってくる光を最大限認識します。そのため、精密かつ繊細な表現が可能です。
また、「瞳AF」という機能も搭載されています。
この機能は被写体の瞳を自動で追従(オートフォーカス)してくれる機能です。人間だけでなく、犬や猫などの動物にも反応します。そのためピントを合わせやすく、ぼやけた写真になりにくいです。
登山向けおすすめカメラ5選
では、次にタイプ別おすすめカメラ5選を紹介していきます。
紹介していくカメラタイプはこちらです。
- 一眼レフ
- ミラーレス
- コンデジ
- タフネスコンデジ
- 360°カメラ
それでは詳しく見ていきましょう。
一眼レフカメラ Canon EOS Kiss X10
2019年4月25日に発売されたデジタル一眼レフカメラです。
エントリーモデルである「EOS Kiss」シリーズの最新モデルとなります。
特徴的なのは、一眼レフでありながら小さく軽量であるという点。
一眼レフはもともと「重くて大きい」が主流であり、持ち運びにくいものでした。しかし、このEOS Kiss X10ではなんと449gという軽さに。
取り回しが良く、初心者の方でも扱いやすいカメラとなっています。
AF機能も搭載されているため、被写体にすばやく焦点を合わせることが可能です。
ミラーレス SONY α6400
2019年2月22日に発売されたミラーレス一眼レフカメラです。
こちらもエントリーモデルであるαシリーズの最新モデルとなります。
高性能なイメージセンサーを利用しているため、被写体の特徴を隅々まで捉え、描写することが可能です。また、AF機能や高速連写などの機能も搭載しています。
エントリーモデルということもあり、初心者が持ちやすいよう軽量化もされています。
コンパクトで持ち運びがしやすい、高性能ミラーレス一眼レフカメラです。
コンデジ SONY Cyber-shot DSC-RX100M7
2019年8月30日に発売されたコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)です。
高級コンデジシリーズである「RX100」の最新モデルとなっています。
主な特徴としては、「一眼レフ並みの性能」と「携帯性の良さ」が挙げられます。
性能面では、AF機能が最も特徴的といえます。
なぜなら、SONYで販売しているミラーレス上位モデルα9と同じAFシステムを採用しているから。そのため、被写体をはっきりと高画質で映し出すことができます。
また、コンデジならではの携帯性も存分に発揮しています。ポケットに入るくらいの小さなサイズのため、持ち運びがしやすいです。
タフネスコンデジ OLYMPUS Tough TG-6
2019年7月26日に発売されたタフネスコンデジです。
OLYMPUSの主力シリーズ「Tough」の最新モデルとなっています。
このタフネスコンデジの魅力は、なんといっても耐候性が抜群なこと。
防塵・防滴性や、耐衝撃性、耐寒性など、登山をするうえで必要な機能を兼ね備えています。そのため、さまざまな状況でも対応することが可能です。
また、これらの性能を持ちながらも撮影機能は他に引けを取りません。
高画質で撮影ができる他、水中での撮影やマクロ撮影もできます。
360°カメラ RICOH THETA SC2
2019年12月13日に発売された360°カメラです。
RICOHの360°カメラシリーズの1つである「THETA」シリーズのエントリーモデルです。「THETA SC」の後継機でもあります。
このカメラの特徴は、精度の高い繋ぎ処理と高画質。不自然な繋ぎ線がなく、被写体の色もそのまま映し出します。
色味を変更できるモードもあるため、状況に合わせて臨機応変に対応することが可能です。
加えて、無線転送機能も搭載。
そのため、本体に保存してある画像や動画をすぐにスマホに転送できます。
登山向けカメラまとめ
今回は、おすすめカメラ5選に加えて、カメラを選ぶポイント・各メーカーなどについてご紹介しました。
カメラはタイプや性能によって、撮影できる物や被写体ごとの向き・不向きがあります。また、価格やシリーズによって特徴も異なります。
ですので、「何を撮影したいのか」・「用途は何なのか」は必ず購入前に決めておきましょう。
ぜひ新しいカメラで、登山の思い出をたくさん残してくださいね。