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登山ギアとは?初心者にもおすすめの登山ギアリストを紹介!

登山をおこなうためには、登山ギアの用意が必要です。本記事ではシチュエーション別に必要な登山ギアをリストにし紹介します。後半には、選び方のポイントや初心者におすすめの登山ギアも紹介します。これから登山に挑戦する方はぜひ参考にしてください。
目次
これから登山に挑戦しようと考えている人の中には、「登山ギアとして何が必要?」と気になっている方もいるでしょう。
そこで、本記事ではシチュエーション別に必要な登山ギアを紹介します。後半では、登山ギアの選び方や初心者におすすめの登山ギアも紹介しているため、これから登山に挑戦する方はぜひ参考にしてください。
登山ギアとは
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登山用語のギアとは、クライミングギアを省略した言葉であり、登山用具を意味しています。具体的には、ザックや登山靴・レインウェア・ヘッドライトなどの用具です。現在は、登山だけではなく、キャンプや釣りなど幅広い分野で使用される言葉となっています。
英語のギアには変速ギアなどの意味もありますが、登山用語のギアとは意味が異なるため、混同しないようにしましょう。
登山には何が必要?
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シチュエーションによって、必要となる登山ギアは異なります。快適に登山をおこなうために、これからおこなう登山ではどのような登山ギアが必要なのか把握しておきましょう。
ここでは、以下のシチュエーションに分けて、必要となる登山ギアを紹介します。
日帰り登山
一泊登山
調理をする登山
日帰り登山におすすめの登山ギアリスト
日帰りでおこなう登山では、以下のような登山ギアが必要です。
登山ギア | 説明 |
登山靴 | 登山時に着用する靴。ソールが柔らかい〜少し硬めのものがおすすめ。 |
レインウェア | 突然の雨に対応するためのもの。透湿性の高いものがおすすめ。 |
ザック | 登山で使用する荷物を入れるカバン。20〜30リットルがおすすめ。 |
帽子 | 紫外線や寒さから頭を保護するもの。 |
手袋 | 手を怪我から守ったり、寒さから保護したりするもの。 |
サングラス | 紫外線から目を保護するもの。紫外線カット率が99%以上のものがおすすめ。 |
地図・コンパス | 現在地や目的地を確認するためのもの。地図は、紙地図がおすすめ。 |
水筒 | 水分補給に必要なもの。必要なサイズは、行動時間などによって異なる。 |
行動食 | 登山中に食べるもの。短時間で手軽に食べられるものがおすすめ。 |
モバイルバッテリー | スマートフォンの電池切れを防止するためのもの。 |
救急セット | 怪我をしたときの手当に必要なもの。常備薬も含む。 |
ヘッドライト | 両手を塞がずに足元を照らすもの。 |
ザックにはさまざまなサイズがありますが、日帰りの場合は20〜30リットルのサイズがおすすめです。普段使いにもできるサイズとなっています。
一泊登山におすすめの登山ギアリスト
一泊する登山では、以下のような登山ギアが必要です。
登山ギア | 説明 |
登山靴 | 登山時に着用する靴。ソールの硬めなものがおすすめ。 |
レインウェア | 突然の雨に対応するためのもの。透湿性の高いものがおすすめ。 |
ザック | 登山で使用する荷物を入れるカバン。40リットル程度のものがおすすめ。 |
帽子 | 紫外線や寒さから頭を保護するもの。 |
手袋 | 手を怪我から守ったり、寒さから保護したりするもの。 |
サングラス | 紫外線から目を保護するもの。紫外線カット率が99%以上のものがおすすめ。 |
地図・コンパス | 現在地や目的地を確認するためのもの。地図は、紙地図がおすすめ。 |
水筒 | 水分補給に必要なもの。必要なサイズは、行動時間などによって異なる。 |
行動食 | 登山中に食べるもの。短時間で手軽に食べられるものがおすすめ。 |
モバイルバッテリー | スマートフォンの電池切れを防止するためのもの。 |
救急セット | 怪我をしたときの手当に必要なもの。常備薬も含む。 |
ヘッドライト | 両手を塞がずに足元を照らすもの。 |
着替え | 宿泊時に着用する衣服。 |
ランタン | テント内や手元を照らすために必要なもの。 |
寝袋 | 暖かく眠るために必要なもの。 |
テント・テントマット | 休憩や睡眠で体を休めるために必要なもの。 |
一泊登山の場合は日帰り登山より荷物が多いため、40リットル程度のザックがおすすめです。登山の行動中は大量の汗をかくため、宿泊時は用意しておいた着替えを着用しましょう。
登山で調理する場合におすすめの登山ギアリスト
調理をする登山では、以下のような登山ギアが必要です。
登山ギア | 説明 |
登山靴 | 登山時に着用する靴。 |
レインウェア | 突然の雨に対応するためのもの。透湿性の高いものがおすすめ。 |
ザック | 登山で使用する荷物を入れるカバン。 |
帽子 | 紫外線や寒さから頭を保護するもの。 |
手袋 | 手を怪我から守ったり、寒さから保護したりするもの。 |
サングラス | 紫外線から目を保護するもの。紫外線カット率が99%以上のものがおすすめ。 |
地図・コンパス | 現在地や目的地を確認するためのもの。地図は、紙地図がおすすめ。 |
水筒 | 水分補給に必要なもの。必要なサイズは、行動時間などによって異なる。 |
行動食 | 登山中に食べるもの。短時間で手軽に食べられるものがおすすめ |
モバイルバッテリー | スマートフォンの電池切れを防止するためのもの。 |
救急セット | 怪我をしたときの手当に必要なもの。常備薬も含む。 |
ヘッドライト | 両手を塞がずに足元を照らすもの。 |
食材・調味料 | 食事で使用する材料など。 |
クッカー | 調理時に使用する器具。箸やフォークなどのカトラリーも含む。 |
バーナー | 調理で火を使用するために必要なもの。 |
ライター | バーナーに点火するために必要なもの。 |
ガスカートリッジ | 調理で火を使用するために必要な燃料。 |
料理をクッカーで直接食べるのではなく、皿に取り分ける場合には、上記の登山ギアのほかに食器が必要です。
【初心者が最初に揃えておきたい】登山の3種の神器
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数ある登山ギアの中でも、安全かつ快適に登山をおこなうために必要な3つのギアを3種の神器と呼びます。登山靴とレインウェア・ザックを指しており、これから登山を始めるのであれば優先して揃えるようにしましょう。
登山靴
登山靴とは、登山時の転倒を防止するためのシューズです。登山では整備されていない道や濡れた地面・岩の上などを歩くため、日常の歩行時よりも転倒リスクが高くなっています。
グリップ力の高い登山靴を着用することで滑りにくくなり、安全に登山を楽しむことが可能です。また、足にかかる負担を軽減することで疲れにくいというメリットもあります。スニーカーでは代用できないため、登山を始めるのであれば、登山靴を購入する必要があります。
レインウェア
レインウェアとは、雨や雪から体を保護するウェアです。雨や雪で体が濡れた状態が長時間続くと、低体温症になる可能性があるため、天候の変わりやすい登山では必須となっています。
また、汗で肌が濡れた状態が続くことも低体温症の原因のひとつです。登山中にかいた汗でウェア内が蒸れないように、防水性や撥水性に加えて、透湿性も重視してレインウェアを選びましょう。
ザック
登山では重い荷物を持って長時間歩くため、いい加減にザックを選んだり、普段使いのカバンを使用したりすると、腕や肩などが痛くなります。快適に登山をおこなうために、自分の体に合ったザックを選びましょう。具体的には、背面長の長さが適切か、ウエストベルトやショルダーハーネスが体にフィットするかという点が確認ポイントです。
登山ギアの選び方のポイント
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登山ギアの選び方のポイントには、以下のようなものがあります。
どんな山に登るかで選ぶ
登山する季節で選ぶ
日帰りか宿泊するかで選ぶ
持ち運びのしやすさで選ぶ
すべてを新しく揃える必要はない
どんな山に登るかで選ぶ
どんな山に登るかによって、必要となる登山ギアは異なります。たとえば、2,000mを超える標高の高い山に登る場合は山小屋やテントに宿泊することとなるため、宿泊時の着替えが必要となります。また、気温が低いため、標高の低い山に登るときよりも、防寒対策に力を入れなければなりません。
登山する季節で選ぶ
季節によって気温は大きく異なるため、季節ごとに適した登山ギアを用意する必要があります。たとえば、夏に着用する登山ウェアは速乾性や通気性が高いものを、冬に着用する登山ウェアは保温性や吸湿発散性が高いものを選びましょう。また、冬の雪山に登る場合は雪からの照り返しから目を守るために、偏光レンズのサングラスを着用する必要があります。
日帰りか宿泊するかで選ぶ
宿泊するかどうかによっても、登山ギアは異なります。たとえば、宿泊する場合は宿泊時に着用する着替えが必要です。テントに泊まる場合は、テントやテントマット・ランタンを忘れずに持っていきましょう。
日帰りの場合は比較的に荷物が少ないため、20〜30リットルのザックがおすすめです。一方、宿泊の場合は荷物が多いため、40リットル程度のザックが必要となります。
持ち運びのしやすさで選ぶ
登山中は登山ギアを持って山を登る必要があるため、持ち運びやすさを重視することがおすすめです。持ち運びにくい場合、必要以上に体力を消耗してしまうでしょう。登山ギアのサイズや重さ・形状などさまざまであるため、自分にとって持ち運びやすいものを選ぶことが重要です。
すべてを新しく揃える必要はない
登山での使用を想定している登山ギアは機能性が高く、将来的に揃えることがおすすめです。しかし、最初からすべてを買い揃えるとなると、多くのお金がかかります。
登山ギアの中には普段使用しているもので代用できるものもあるため、ほかのものでうまく代用しながら少しずつ揃えていくとよいでしょう。たとえば、登山ウェアのボトムスは伸縮性の高いズボンで代用可能です。
初心者におすすめの3種の登山ギア
種類別に、初心者におすすめの登山ギアを紹介します。
初心者におすすめの登山靴2選!
初心者におすすめの登山靴を2つ紹介します。
【メンズ:モアブ 3 シンセティック ミッド ゴアテックス(MERRELL)】
「モアブ 3 シンセティック ミッド ゴアテックス」は、透湿性や防水性に優れたゴアテックスメンブレンを採用しているメンズの登山靴です。雨が降っても靴の中が蒸れにくくなっており、どの天候でも快適に着用できます。
ミッドソールのEVAフォームはクッション性が高く、足にかかる負担を軽減できる点も魅力です。さらには、土踏まずのアーチを支えるナイロンシャンクよって、行動時間が長い場合でも疲れにくくなっています。
サイズ展開 | 25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0/30.0 |
素材 | ゴアテックス |
重量(片足) | 470g(27.0cm) |
カラー | カンガルー×コヨーテ/トリプルブラック/イエロー |
【ユニセックス:C1_02S (キャラバン)】
「C1_02S」は、履き口まわりに柔らかい生地やクッション材を採用したメンズ・レディース兼用の登山靴です。アキレス腱の部分を浅めにカットした形状にしたり、指先にゆとりを持たせたりすることで、初心者でも違和感なく着用できます。グリップ力やクッション性が高く、標高の低い山だけではなく、標高の高い山での着用にもおすすめです。
サイズ展開 | 22.5cm/23cm/23.5cm/24cm/24.5cm/25cm/25.5cm/26cm/27cm/27.5cm/28cm/29cm/30cm |
素材 | メッシュポリエステル/ゴアテックス |
重量(片足) | 590 g(26cm) |
カラー | レッド/ブラウン/ネイビー/ブラックシルバー |
初心者におすすめのレインウェア2選!
初心者におすすめのレインウェアを2つ紹介します。
【メンズ:オールマウンテンジャケット(THE NORTH FACE)】
「オールマウンテンジャケット」は、着心地や防水透湿性が優れているメンズのレインウェアです。マイクロトリコットの裏地によって、しなやかな着心地を実現しています。天候や季節を問わないいため、幅広いシーンで着用可能です。携帯に役立つスタッフサックが付いており、着用していないときでも持ち運びやすくなっています。
サイズ展開 | S/M/L/XL/XXL |
素材 | 70D GORE-TEX C-Knit Backer(3層) |
重量 | 530g(Lサイズ) |
カラー | ブラック、ニュートープ/ブラッシュファイアーオレンジ/ミネラルゴールド |
【レディース:ドットショットジャケット(THE NORTH FACE)】
「ドットショットジャケット」は、軽量なハイベント2.5層を採用しているレディースのレインウェアです。冷気を遮断できるうえに、高い防水透湿性を備えているため、天候や気候が急変しても対応できます。ややゆとりを持たせた形状となっており、厚手のミドルレイヤーの上に重ね着しやすい点も魅力です。
サイズ展開 | S/M/L/XL |
素材 | 40D/80D Taslan Nylon HYVENT-D(2.5層) |
重量 | 約270g(Lサイズ) |
カラー | ブラック/ニュートープ/ユーティリティブラウン×ケルプタン |
初心者におすすめのザック2選!
初心者におすすめのザックを2つ紹介します。
【ユニセックス:スクランブラー 35 バックパックMountain Hardwear)】
「スクランブラー 35 バックパック」は、X-PAC素材を採用したザックです。耐久性に優れており、雪山登山やハイキングなど幅広いシーンで活躍します。雨蓋を取り外すことでより軽量化できるため、天候によって使い分けることが可能です。自立させやすいフラットな底面によって、ちょっとした荷物を取り出しやすくなっています。
容量 | 35L(S/Mサイズ)/ 37L(M/L サイズ) |
素材 | X-PAC |
重量 | 850g(S/Mサイズ)/ 916g(M/L サイズ) |
【ユニセックス:ズール40(GREGORY)】
ズール40は、メイン開口部にU字ジッパーを採用しており、荷物が取り出しやすいザックです。ショルダーハーネスにはサングラスを収納できるホルダーが付いており、サングラスの着脱のたびにザックを背負い直す必要はありません。専用設計のレインカバーが雨蓋の裏に収納されており、突然の雨から荷物を守れます。
容量 | 38L(SM/MD)/ 40L(MD/LG) |
素材 | ナイロン |
重量 | 1320g(SM/MD)/ 1330g(MD/LG) |
まとめ
登山には、登山ギアの用意が必要です。しかし、最初からすべて揃えようとすると高額な費用がかかってしまいます。登山ギアの中には普段使用しているものでも代用できるものがあるため、うまく活用しながら少しずつ揃えていくことがおすすめです。
シチュエーションによって、必要となる登山ギアは異なります。登る山の標高や季節などに応じて、適切なものを選びましょう。本記事では、3種の神器と呼ばれる登山靴・レインウェア・ザックのおすすめの商品を紹介しました。どれも使いやすいものであるため、ぜひ自分に合った登山ギアを探す際の参考にしてください。