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「エマージェンシーシート」とは?登山にも必要?選び方とおすすめ7選
エマージェンシーシートとは、緊急時に身を守るために用いられる防災グッズのひとつです。防災シートやサバイバルシート、レスキューシートとも呼ばれ防寒・防水・防風性などに優れたアイテムです。登山に携帯していくと寒さ、濡れ防止に役立つほか敷物としても活用できます。本記事では選び方やおすすめ商品を紹介します。
目次
エマージェンシーシートは、緊急時に身を守るために用いられる防災グッズのひとつです。
ただ、防寒性や防水性に長けていることから、登山用のアイテムとしても人気を集めています。
商品を選ぶときはシート用途に合わせ、生地の厚みや耐久性、収納性などをチェックしましょう。
この記事では、エマージェンシーシートの役割や必要性、選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
エマージェンシーシートは登山にも必要?役割を詳しく紹介
出典:Adobe Stock
エマージェンシーシートは名前のイメージから、災害など緊急時に利用するものと思われがちです。
しかし、エマージェンシーシートは防水性や防寒性に優れているため、気温が低くなりやすい山で重宝するアイテムとして注目されています。
ウエアだけでは寒いときは、上から羽織るだけで保温性を高めることができますし、雨や雪が降ってきたときは濡れるのを防止できます。
また、ぬかるんだ地面の上に敷けばお気に入りのウエアを汚さずに済みます。
エマージェンシーシートの多くは軽量かつコンパクトに畳めるため、ザックに入れても荷物になりません。
登山に行くときにひとつは携帯しておけば、登山をより快適に楽しめるようになります。
エマージェンシーシートを選ぶときの3つのポイント
Photo by やまDX
エマージェンシーシートを選ぶときにチェックしたい3つのポイントをご紹介します。
シートの厚さをチェック
エマージェンシーシートは商品ごとにシートの厚みが異なります。
薄手のものは折りたたむとコンパクトになるうえ、軽量なので携帯性に優れています。
手軽に携帯して、必要なときにさっと使いたいという方におすすめです。
一方、厚手のものは生地がしっかりしているのでクッション性に長けています。
敷物として使っても地面の固さが伝わりにくいので、足元の悪いところに座りたいときや、テント内の敷物として使いたい場合に適しています。
収納のしやすさをチェック
登山の際は荷物をなるべくコンパクトにまとめるのが基本ですので、エマージェンシーシートも収納時にかさばらないタイプのものを選ぶのがベストです。
専用の収納袋がついているタイプなら、ザックの中でもかさばらず、コンパクトに持ち運ぶことができます。
耐久性をチェック
エマージェンシーシートを登山で使用すると、木の枝や地面に転がった石などに引っかかってしまうことがあります。
シートが破けると保温性や耐水性、耐風性が低下してしまうので、耐久性の高い商品を選ぶのがおすすめです。
登山用エマージェンシーシートおすすめ7選
出典:photoAC
数ある登山用エマージェンシーシートの中から、おすすめの商品を7つ紹介します。
1. SOL|アウトドア ヒートシート エマージェンシーブランケット
体熱の90%を反射させて体温をキープできる特殊な素材「ヒートシート(R)」を採用したエマージェンシーシートです。
ヒートシート(R)は、ポリエチレンの生地に、純度99.999%の高純度アルミを蒸着加工した特殊なシート。
開発元であるA.F.M社はNASAの開発した技術の独占権を認められている会社で、ヒートシート(R)を使用した商品は宇宙財団の認証マークが入った信頼のアイテムとして注目されています。
折りたたむとポケットティッシュほどのサイズになるので、手軽に携帯できるのもメリットのひとつです。
カラー | オレンジ |
サイズ | 縦213cm×横142cm |
重量 | 約70g |
素材 | ヒートシート(R)(ポリエチレン) |
2. モンベル|エマージェンシーシート
国内発のアウトドアブランド「モンベル」から発売されているエマージェンシーシートです。
アルミニウム蒸着ポリエステルフィルムが、体から放射される熱を反射し、体温の低下を緩和してくれます。
重量は50gと軽く、収納時は縦6cm×横8.4cm×厚み3.5cmまで畳めるので、荷物をなるべくコンパクトにまとめたい登山時にぴったりです。
広げれば縦132cm×横213cmまで大きくなるので、大人の体もすっぽり覆うことができます。
カラー | - (記載なし) |
サイズ | 縦213cm×横132cm |
重量 | 50g |
素材 | ポリエステル |
3. Eco Ride World|アルミシート 厚手 アルミブランケット
保温性の高いアルミを採用したエマージェンシーシートです。
アルミやポリエステル製のシートは、使用時にカサカサと音が鳴って落ち着かないことがありますが、Eco Ride Worldのエマージェンシーシートは静音仕様になっているため、あまり耳障りな音がしないところが特徴です。
通気性のない4層構造になっているため、冷たい外気をシャットアウトし、反射した体温で暖かさをキープします。
内側は肌触りのよい不織布になっているので、地肌に触れても不快感がなく、快適に使用できます。
カラー | シルバー |
サイズ | 縦180cm×横105cm |
重量 | 約150g |
素材 | アルミニウム、不織布 |
4. Eco Ride World|アルミシート アルミブランケット サバイバルシート
アルミ製なのにカサカサ音が少ない、快適性を重視したエマージェンシーシートです。
泊まりがけで登山をする際、夜間にシート音を気にすることなく安眠したいという方におすすめの商品です。
収納時のサイズは縦8cm×横10.5cmになるので、ザックに入れてもかさばらず、気軽に持ち運べます。
カラー | シルバー |
サイズ | 縦210cm×横130cm |
重量 | 約80g |
素材 | アルミニウム, 低密度ポリエチレン |
5. SOL|エマージェンシー ヴィヴィ O.D.グリーン
保温性に長けたポリエチレン素材を寝袋状に加工したヴィヴィザックタイプのエマージェンシーシートです。
内側にはアルミ蒸着加工が施されており、体熱を90%反射させることができます。
寝袋状にすることで、上にかけるだけのブランケットに比べて密閉性が高く、保温性にも優れているところが特徴です。
折りたたんで収納する際は手のひらサイズまでコンパクトに収まるので、ザックに入れてもかさばる心配はありません。
また、収納ケースのドローコードは緊急時に火を起こすティンダーコードとして使用できるほか、先端にはホイッスルも付属。
万一のことがあった場合の応急措置にも活用できる便利仕様となっています。
カラー | グリーン |
サイズ | 縦213cm×横81cm |
重量 | 100g |
素材 | ポリエチレン |
6. SOL|ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ
ヒートシートを寝袋状にしたヴィヴィザックタイプのエマージェンシーシートです。
シームテープ加工が施されているため、雨や風をしっかり遮断し、寒さを防ぎます。
内側は体温を反射する素材が用いられているため、体熱を90%以上維持することが可能です。
専用の収納袋がついており、畳んで収納すれば片手に収まるほどのサイズになるので、ザックのスペースを取る心配もありません。
万が一、傷がついてしまった場合でも、一般的なポリエステル生地のように裂けることがなく、補修して再利用できるところも嬉しいポイントです。
カラー | オレンジ |
サイズ | 縦213cm×横91cm |
重量 | 約108g |
素材 | ポリエチレン |
7. ロゴス|LLLエマージェンシーシート
国内発のアウトドアブランド「ロゴス」からリリースされているエマージェンシーシートです。
厚さわずか13ミクロンという極薄のシートにアルミ蒸着の膜が構成されており、体から放出される90%以上の体温をキープできる仕組みになっています。
風雨をしっかり防げるため、アウトドアサバイバルや危険な低体温症の予防にも役立ちます。
防水性に長けているので、緊急時には雨水を集めて水分を確保するなど、保温以外の用途にも活用できます。
カラー | ゴールド |
サイズ | 縦220cm×横140cm |
重量 | 約50g |
素材 | ポリエステルフィルム |
エマージェンシーシートは登山でも活躍する万能アイテム
エマージェンシーシートは緊急時に暖を取るために開発されたアイテムですが、防寒性・防水性・防風性に長けているため、登山などのアウトドアでも役立ちます。
商品によってシートの厚みや収納性、耐久性が異なりますので、用途に合わせて最適なものを選びましょう。