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スリーピングマットで登山がより快適に!選び方と軽量・コンパクトのおすすめ6選
スリーピングマットとは、その名のとおり就寝時に使用するマットレスのことです。スリーピングマットを利用すると地面の凹凸や冷たさを感じにくくなり、登山やキャンプなどのアウトドアで重宝されています。本記事ではスリーピングマット選び方やおすすめの商品を紹介します。
スリーピングマットを利用すると、地面の凹凸や冷たさを感じにくくなり、登山での睡眠がより快適になります。スリーピングマットの仕様はメーカーや製品ごとに異なりますので、重量や収納のしやすさ、断熱性、サイズなどを比較し、より自分に合ったものを選びましょう。
この記事では、登山をより快適に楽しめるようになるスリーピングマットの特徴や、選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
スリーピングマットがあれば登山がより快適になる!
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登山でテントを張って休むなら、寝袋があれば十分と思う方も多いでしょう。
しかし、凹凸や石などが多い山では、テントの中で寝袋を使っても地面のゴツゴツが体に伝わってしまい、しっかり休めない可能性が高いです。
場合によっては体を痛めてしまうリスクがあるほか、地面の冷たさが直に伝わってくると、低体温症になるおそれもあります。
スリーピングマットは一般的な寝袋に比べるとクッション性が高く、地面の凹凸や冷たさを軽減するのに役立ちます。
スリーピングマットの上で寝袋を使えば、より断熱性が高くなり、山中でも暖かく就寝することが可能です。
登山の必須アイテムではありませんが、ひとつ携帯しておけばより快適な山登りを楽しむことができるでしょう。
スリーピングマットの選び方4つのチェックポイント
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スリーピングマットは製品によって機能や性能が異なります。
ここでは登山用のスリーピングマットを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
重量をチェック
登山では体への負担を軽減するために、なるべく荷物の重量を減らすのが基本です。
スリーピングマットを選ぶときも、なるべく軽量なものを選んだほうがよいでしょう。
収納のしやすさをチェック
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スリーピングマットは製品によって異なりますが、人気の「エアーマット」は空気を入れると大きく膨らみますが、空気を抜いた状態では小さく畳んで収納することが可能で、かつ厚みがあるので地面の凹凸や冷たさを軽減するのに役立ちます。
ただ、収納のしやすさは製品によって異なるため、空気の抜きやすさや畳んだときのサイズなどを事前に確認して製品を選ぶことをおすすめします。
断熱性をチェック
山は気温が下がりやすいので、断熱性の高いスリーピングマットを選ぶのがポイントです。
断熱性が高いものを選ぶと、重量がかさみやすい傾向にあります。
そのため、重さと断熱性のバランスを考慮しながら、自分に合ったものをチョイスすることが大切です。
サイズをチェック
多くのスリーピングマットは、複数のサイズが展開されています。
成人なら縦の長さが180cmあれば十分ですが、身長が180cm以上ある方は、必要に応じてラージやワイドサイズを選ぶことをおすすめします。
登山用スリーピングマットおすすめ6選
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登山にぴったりのおすすめスリーピングマットを6つピックアップして紹介します。
THERMAREST(サーマレスト)|プロライト[ユニセックス]
登山やキャンプなどのアウトドアで使用するマットレスの専門ブランド「サーマレスト」のスリーピングマットです。
1972年創業のサーマレストは、世界で初めて自動膨張マットレスを開発したメーカー。
なかでもプロライトは自動膨張式マットレスのうち、最も軽量かつコンパクトなモデルとして知られています。
空気を均一に含むことができるので、頭から足先まで快適な寝心地を実感できます。
レギュラーの場合、空気を抜いて専用の袋に収納すると、28cm×10cmのコンパクトサイズになるので、ザックに入れてもかさばりません。
カラー | オレンジ |
サイズ | スモール:横51cm×縦119cm / レギュラー:横51cm×縦183cm / ラージ:横63cm×縦196cm / 女性用レギュラー:横51cm×縦168cm |
重量 | スモール:350g / レギュラー:510g / ラージ:690g |
素材 | 50Dミニヘックスポリエステル |
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)|ウルトラライトS.I.マット[ユニセックス]
オーストラリア発のアウトドア用品メーカー「シートゥサミット」から発売されているスリーピングマットです。
体の部位に応じて内部フォームを肉抜きしており、シリーズ中、最も軽くてコンパクトなマットレスを実現しています。
もちろん、必要な部分のクッション性はサポート性は維持できているので、快適な寝心地はしっかりキープできます。
膨らませるための逆止弁付きバルブと開放バルブ、堅さ調整のためのボタンを「マルチファンクションバルブ」と呼ばれるひとつのバルブにまとめており、設営・撤収ともに手軽に行うことが可能です。
カラー | オレンジ |
サイズ | XS:横51cm×縦125 / S:横51cm×縦170cm / R:横51cm×縦183cm |
重量 | XS:385g / S:520g / R:550g |
素材 | 30Dポリエステル |
ニーモ|テンサーアルパイン[ユニセックス]
テントやスリーピングパッド、シェルターなどの設計・製造を行うアメリカのメーカー「ニーモ」製のスリーピングマットです。
ニーモの登山用エアパッドの中でも最高峰のモデルで、吊り下げられた3枚のメタライズド断熱フィルムと、パッド内部の空気の対流を抑える独自構造により、厳冬期の使用にも耐えられる高い断熱性を実現しています。
また、内部の隔壁に伸縮性が低いトラス構造を採用しているため、しっかりと安定した寝心地を実感できます。
高い機能性を備えながら、軽量かつコンパクトなサイズに仕上がっており、登山のザックに入れてもかさばらないところが魅力です。
カラー | オレンジ |
サイズ | 横51cm×縦183cm |
重量 | 475g |
素材 | 20DPUポリエステル |
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)| イーサーライトXTマット
シートゥサミットの中で最も軽く、厚く、そして静音性の高いスリーピングマットです。
ドット同士を溶着するのではなく、それぞれを内部のループが接続する「エアスプラングセル」気室構造を採用することにより、従来よりも少ない生地量でより大きな気室を作りだすことに成功。
350gという軽さながら、厚みがしっかり10cmあるため、仰向けはもちろん、横向きに寝ても底付きする心配がありません。
寝ている間も枕の位置をキープするピローロックシステムも搭載されており、快適な寝心地を提供してくれます。
カラー | ライトグレー |
サイズ | 横55cm×縦183cm |
重量 | 350g |
素材 | ナイロン |
Klymit (クライミット)| イナーシャオゾン
アウトドア製品の企画から生産までを一貫して行う米国のアウトドアメーカー「クライミット」のスリーピングマットです。
部分的に穴が開いた大胆なロフトポケットテクノロジーを採用することにより、約354gという軽量化を実現。
一般的なスリーピングマットに比べて面積は少ないですが、独自のボディマッピング技術により、最少の面積で的確に体を支えることが可能となっています。
また、ロフトポケットの採用により、寝袋を潰さずに保温効率を高められるところも魅力的なポイントのひとつです。
カラー | ブルー |
サイズ | 横55cm×縦183cm |
重量 | 354g |
素材 | 75Dポリエステル |
THERMAREST(サーマレスト)|ネオエアーウーバーライト レギュラー
快適性と軽量性を追求して開発されたスリーピングマットです。
レギュラーサイズは横51cm×縦183cmとゆとりのある大きさながら、重量はわずか250gという驚きの軽さを実現。
ザックに入れても荷物にならず、登山中の負担を軽減できるところが魅力です。
ただ軽いだけでなく、安定した面を作り、効果的に断熱するトライアンギュラーコアマトリックスを採用することにより、心地のよい寝心地も両立しています。
空気を抜けば、15cm×8cmまで畳めるので、ザックのスペースも取らず、手軽に携帯できます。
カラー | オリオン |
サイズ | S:横51cm×縦119cm / R:横51cm×縦183cm / L:横63cm×縦196cm |
重量 | S:170g / R:250g / L:340g |
素材 | ナイロン |
スリーピングマットがさらに快適な登山が楽しめる
スリーピングマットは断熱性やクッション性に長けているため、テント内に敷けば地面の凹凸や冷たさを感じずに就寝できます。
登山をより快適に楽しみたい場合はぜひ活用することをおすすめします。
スリーピングマットは製品によって重量や収納のしやすさ、断熱性、サイズが異なりますので、予算と相談しながら、より利便性・快適性の高いものを選ぶとよいでしょう。