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テントマットの選び方|キャンプや登山、アウトドアにも快適!おすすめマット7選
テントマットとは、テントの床やシュラフの下に敷いて使うアイテムで、地面の凹凸や冷気から体を守り快適な眠りをサポートします。なお、種類やサイズ、機能は多岐にわたるため、内容を確認し登山に合ったものを選びましょう。この記事では、おすすめマットを紹介します。
登山泊やキャンプで快適な睡眠をサポートするアイテムがテントマットです。
テントの床部分やシュラフの下に敷けば、地面の凹凸が伝わらないないため、体を痛めることなく快適に眠れます。また、断熱効果も高いため、気温差で目が覚めたり、寝苦しかったりといったことも防げます。
この記事では、テントマットの役割や選び方、おすすめ商品を紹介します。
キャンプや登山にはテントマットを持っていくべき!
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テントマットとは、テント内の床部分や寝袋(シュラフ)の下に敷いて、快適な眠りをサポートするアイテムです。自宅の寝具で例えるなら、敷布団に相当します。
なお、テント内で使うものを「インナーマット」、シュラフの下に敷くものを「シュラフマット」と区別することもあります。もちろん、シュラフのみでも眠ることはできます。しかし、テントマットがあるのとないのとでは、眠り心地には雲泥の差があります。
睡眠で疲れが取れなければ、翌日の行動にも影響がでるため、キャンプや登山にはテントマットを持参するのがおすすめです。
テントマットは冷え・熱さ・地面の凹凸を防いでくれる
テントを設営してシュラフを使うだけでは、地面の凹凸を完全に防ぐことはできません。また、山は夏であっても、就寝時の防寒対策が必要です。
シュラフの下にテントマットを敷けばこういった悩みを解消でき、快適な眠りをサポートできます。
具体的なメリットは以下のとおりです。
地面の凹凸の影響を防ぎ快適に眠れる
断熱効果で底冷えを防止する
雨などの浸水時はシュラフが濡れるのを防ぐ
テントマットを選ぶときの4つのポイント
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テントマットと一口にいっても、種類やサイズ、機能性は大きく異なります。
種類
テントマットは大別すると以下の3種類に分けられます。それぞれ、寝心地や設営のしやすさが異なるため、何を重視するかによって選びましょう。
■インフレーターマット
マットの端にあるバルブを開くと、自動で空気が入り膨らむタイプのテントマットです。マット内にスポンジが入っているため、寝心地がよく断熱効果も高くなります。
■エアーマット
中に空気を入れて使うタイプのテントマットです。空気の量で固さを調節でき、収納性が高い点もメリットです。
■クローズドセルマット
クッション性のある素材でできたテントマットで、広げるだけで簡単に設営できるのが利点です。素材の表面にある凹凸が体を支えるので、通気性もよくなります。
サイズ
一人用であればシュラフの大きさに合っているか、複数人のキャンプや登山であれば、テントサイズに合っているか確認しましょう。
寝心地を重視するなら、インナーマットとシュラフマットの両方を使っても問題ありません。
携帯性
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できるだけ荷物を減らしたいなら、収納サイズ30cm以下、重量1kg以下のものがおすすめです。上記条件で予算的にもうれしいのは、ポンプ式のエアーマットです。
なお、エアータイプのマットはパンクする恐れがあるため、冬山や岩場でのキャンプや登山では、クローズドセルマットを選んだほうがよいでしょう。
性能
テントマットの性能では厚みや断熱性をチェックしましょう。疲れをしっかり取りたいなら、厚みが4cm以上ある製品がおすすめです。
秋~春先のキャンプや登山で使うなら、熱抵抗値を表す「R値」を確認しましょう。数値が高いほど断熱性が高く、冬季であればR値4.0以上の製品が理想です。
快適なテントマットおすすめ7選
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ここでは、一人用から複数人用まで、おすすめのテントマットを紹介します。
1. THERMAREST(サーマレスト)|ネオエアー Xライト レギュラー
エアーマットタイプのテントマットです。R値4.2と断熱性も高く、冬を含む3シーズン対応モデルです。
表面は滑りづらく肌ざわりのよい生地になっています。空気をしっかりと含みクッション性も高いので、温かさも寝心地も両立します。
サイズ | 膨張時:51×183cm / 収納時:23×10cm |
重量 | 350g |
材質 | 30D高強度ナイロン |
性能 | R値4.2、ウィングロックバル、サーマキャプチャーテクノロジー |
2. THERMAREST(サーマレスト)|マットレス Zライト ソル レギュラー
表面にアルミ蒸着とエンボス加工を施し、断熱性だけでなく座り心地や寝心地のよさも高めたテントマットです。アルミ蒸着のないモデルより20%も暖かさが向上しています。
アコーディオン式の収納なので設営もしやすく、疲れていてもすぐに寝床を整えられます。
サイズ | 膨張時:51×183cm / 収納時:51×13×14cm |
重量 | 410g |
材質 | 架橋ポリエチレン |
性能 | R値2.0、サーマキャプチャーテクノロジー |
3. Coleman(コールマン)|キャンパーインフレーターマット WセットII
さまざまな使い方が可能な2枚セットのセルフインフレータータイプのテントマットです。厚さが足りないときは収納袋で空気を送り込むこともできます。
195cmの大きめサイズなので、身長が高い方でも、のびのびと手足を広げられます。
サイズ | 膨張時:63×195cm / 収納時:約直径20×70cm |
重量 | 3,500g |
材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
性能 | 2枚セット |
4. Coleman(コールマン)|フォールディングテントマット 270
約270×200cm以上のテントに対応したテントマットです。テントの中でも使いやすいよう、2分割式を採用。
なお、サイズは240・270・300の3タイプあるため、テントの大きさに合わせて選べます。
サイズ | 膨張時:200×265cm / 収納時:65×50×15cm |
重量 | 2,100g |
材質 | 【表地】68Dポリエステルタフタ / 【裏地】68Dポリエステルタフタ / 【中綿】PEスポンジ(約7mm厚) |
性能 | 二分割式 |
5. NEMO(ニーモ)|スイッチバックレギュラー
ニーモ独自の凹凸設計と固さの異なる2つの素材の採用により、快適な寝心地を実現。空気を入れる必要もなく、耐久性・価格・扱いやすさとバランスがよいため、初めてのテントマットにも使いやすいでしょう。
サイズ | 膨張時:51×183cm / 収納時:51×13×14cm |
重量 | 415g |
材質 | ポリエチレン |
性能 | R値2.0 |
6. LOGOS(ロゴス)|(高密弾力)55セルフインフレートマット・SOLO
厚さ5.5cmの優れたクッション性で心地よい眠りをサポートします。バルブを開ければ自動で空気を注入できるインフレータータイプだから設営も簡単です。
テントマットの両サイドには連結できるボタンもついているので、人数に合わせて拡張もできます。
サイズ | 膨張時:65×190cm / 収納時:61×17cm |
重量 | 2,000g |
材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
性能 | 複数枚連結可能 |
7. LOGOS(ロゴス)|テントフィットウェーブマット・DUO(ポンプ付き)
地面の凹凸を感じさせないウェーブ構造は、少し固めなのでフワフワマットが苦手な方も快適です。空気が少なくても十分に体を支えられる設計で、最短2分で空気注入完了します。
生地表面はベルベット仕上げで手触りのよさも魅力です。マットの端を丸めると枕としても使えます。
サイズ | 膨張時:130×200cm / 収納時:44.5×20cm |
重量 | 3,100g |
材質 | PVC |
性能 | ベルベット仕上げ |
テントマットでキャンプや登山泊を心地よく過ごそう
テントマットは、地面の凹凸や冷気を気にせず、キャンプや登山泊中の休みをサポートするアイテムです。
種類により設営のしやすさや寝心地が異なるため、キャンプや登山の場所や季節、人数に合わせて選んでみましょう。