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山シャツの着こなし方|普段着にも使えるおすすめのアイテムを紹介
登山アイテムのひとつである山シャツは、登山やアウトドア活動に特化した機能性の高いシャツです。本記事では、山シャツの特徴や着こなし方、普段着でも着用できる山シャツを厳選して紹介しました。これから登山時に着用する山シャツを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
登山において、適切な服装選びは最適なパフォーマンスを発揮するために不可欠です。登山アイテムのひとつである山シャツは、機能性とデザイン性を兼ね備えているアイテムとして人気があります。
本記事では、山シャツの特徴や着こなし方、メリット・デメリットについて解説します。後半では、普段着としても使える山シャツを厳選して7点紹介するため、「登山で山シャツを着用しようか悩んでいる」「おすすめの山シャツを知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
山シャツとは
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山シャツとは、登山やアウトドア活動に特化した機能性の高いシャツです。半袖と長袖の両方があり、気温や天候に応じて選べます。
山シャツは通気性・速乾性が高く、登山時にかいた汗はすぐ乾くため、快適に活動できます。保温性が高いものを選べば、寒い環境でも体温を保つことが可能です。
現在、さまざまなアウトドアブランドが山シャツを提供しており、機能性とデザイン性を兼ね備えたものが多くなっています。ファッションの一部として、好きなデザインの山シャツを取り入れてみるとよいでしょう。
山シャツの着こなし方
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山シャツの着こなし方には、1枚で着る方法と羽織として着る方法の2種類があります。それぞれ適切な着用シーンが異なるため、山シャツの着用を検討している場合は、着こなし方について知っておきましょう。
1枚で着る
気温が高く、運動量が多い場合には、山シャツ1枚で着用するのが適切です。通気性が高く、汗をかいてもすぐに乾く素材の山シャツは非常に役に立ちます。UVカット機能が搭載されているものを選べば、紫外線対策にも役立ちます。
ただし、山シャツ1枚では十分な保温性を確保できません。山は気候が変動しやすいため、気温が下がったときに備えてアウターレイヤーを持っていくことをおすすめします。
羽織りとして着る
気温が低い場合や風が強い場合には、山シャツを羽織として着用することがおすすめです。長袖のベースレイヤーの上に山シャツを着用することで、保温性と通気性を両立できます。
急な雨や風に対応するために、さらにウィンドブレーカーやレインウェアを上から着用することもあります。このようにレイヤリングを意識して服装を決めることで、さまざまな天候や気温の変化に柔軟に対応することが可能です。
山シャツのメリット
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山シャツのフロント部分にはボタンがついており、ボタンの開閉によって体温調節をしやすくなっています。登山では行動量や天候によって体温が変化しやすく、適切な体温調節が必要です。山シャツは、ボタンを開けて風通しを良くすることで熱を逃し、閉じることで保温できます。
山シャツは軽量性に優れており、衣服を重ね着しても負担になりにくい点もメリットです。着用しないときにザックに収納しても、あまり重く感じないでしょう。多くの山シャツにはポケットが付いており、スマホなどの小物を収納することで、必要なタイミングにすぐに取り出せる点も魅力です。
山シャツのデメリット
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化繊インサレーションやダウンなどのミドルレイヤーに比べて、保温性の低い点が山シャツのデメリットです。寒い季節の登山やアウトドア活動において、保温性が不十分な山シャツでは体温が低下してしまったり、寒さを不快に感じてしまったりします。低体温症は命に関わる可能性があるため、着用シーンやレイヤリングに注意しましょう。
寒い季節の登山で十分な防寒対策を行う場合には、ミドルレイヤーに化繊インサレーションやダウンを採用することがおすすめです。また、ウィンドブレーカーやレインウェアをアウターレイヤーとして携行し、天候の変化に対応できるように準備しておく必要があります。
登山にも普段着にも使える!おすすめの山シャツ
さまざまなメーカーから山シャツが提供されており、どれを購入しようか悩んでいる方もいるでしょう。ここでは登山にも普段着にも使用できる山シャツを厳選して7つ紹介していきます。どれも機能性・デザイン性ともに高いアイテムであるため、服装選びの参考にしてください。
【ショートスリーブ バーナルシャツ(THE NORTH FACE):メンズ】
THE NORTH FACEの「ショートスリーブヒデンバリーシャツ」は、速乾性の高いポリエステルと耐久性の高いナイロンを使用している山シャツです。伸縮性やUVカット機能も優れており、登山時のウェアや普段着として活躍します。撥水加工が施されており、多少の雨なら弾くことが可能です。
ギンガムチェック柄で、やや凹凸のある風合いが特徴であり、ファッションアイテムとしても取り入れられます。ウエスト部分を絞っていないレギュラーフィットのシルエットであり、幅広いコーディネートで活躍するでしょう。
サイズ展開 | S/M/L/XL |
素材 | Elastic Cloth with DWR |
重量 | 135g |
カラー |
【Aada Longsleeve Shirt(Mammut):レディース】
「Aada Longsleeve Shirt」は、UPF50+とUVカット性能の高い登山シャツです。軽量で速乾性が高く、水で衣服が濡れてもすぐに乾きます。嫌な臭いを抑えるバイオ技術によって、臭いを気にせずに登山を楽しめる点も魅力です。
流行に左右されない定番のスタイルであり、年齢を問わずに着用できます。控えめなチェック柄であり、普段着としても取り入れやすいでしょう。
サイズ展開 | XS/S/M/L |
素材 | Recycled polyester woven |
重量 | 123g |
カラー | テラコッタサーモン/マリンライトナイト |
【vector windshirts S/S(karrimor):メンズ】
「vector windshirts S/S」とは、クライマーと共同研究を重ねて、多くの革新的な商品を販売しているkarrimorの山シャツです。PERTEX EQUILIBRIUMという素材を採用しており、軽量性と撥水性が優れています。シンプルな無地デザインであり、普段着にも最適です。
脇下にベンチレーション用の通気孔が設置されており、汗蒸れを防止できます。裾のドローコードによってシルエットを変更できるため、必要に応じてシルエットを変更しましょう。
サイズ展開 | M/L |
素材 | PERTEX EQUILIBRIUM |
重量 | 記載なし |
カラー | ブラック |
【ブレスサーモトレイルシャツ(MIZUNO):レディース】
「ブレスサーモトレイルシャツ」とは、日本産の尾州織を採用している山シャツです。ブレスサーモと表面起毛加工によって、高い保温性を実現しています。ブレスサーモとは、人の肌が発散している微量の水分を吸収して、発熱する特殊な繊維です。
体のラインに沿って適度なゆとりのあるレギュラーシルエットであり、どのような体型の人でも着用しやすくなっています。派手すぎないチェック柄でコーディネートに取り入れやすい点も魅力です。
サイズ展開 | S/M/L |
素材 | ポリエステル |
重量 | 記載なし |
カラー | マッシュルームグレー |
【Cシールドミックスチェックシャツ(Foxfire):レディース】
「Cシールドミックスチェックシャツ」とは、コカゲシールドを使用した山シャツです。コカゲシールドには特殊セラミック繊維による遮熱効果があり、衣服内温度-3℃を実現しています。紫外線を遮断することによって、淡い色でもUV遮蔽率が高くなっています。
サイズ展開 | S/M/L |
素材 | コカゲシールド |
重量 | 170g |
カラー | レッド/ピンク |
【Run Shirt(Teton Bros.):ユニセックス】
「Run shirt」とは、伸縮性と耐久性に優れたDurable Softshell w Dry Actionという素材を採用している山シャツです。通気性が高く、水を持ち運べるほどに撥水性が高いことから、天候の変わりやすい登山で大活躍します。サイズはXSからXLまで展開されており、男性・女性ともに着用できるアイテムです。
背面には目立ちにくいベンチレーションが設けられており、登山だけではなく、普段着としても着用することが可能です。また、袖部分にはリフレクターが取り付けられており、夜間での視認性を向上させています。
サイズ展開 | XS/S/M/L/XL |
素材 | Durable Softshell w Dry Action |
重量 | 190g |
カラー | ネイビー/ブロンズ/アボカド/ガンメタル/ワインレッド |
【マジックドライトラベル半袖シャツ(MIZUNO):メンズ】
「マジックドライトラベル半袖シャツ」とは、MIZNOが販売している吸汗速乾性の高い山シャツです。汗をかいても、肌からすぐに汗を吸収して拡散するため、常にドライな肌を維持できます。左胸と内側には小さなポケットが付いており、小物であれば収納できる点も便利です。
サイズ展開 | M/L/XL |
素材 | ポリエステル |
重量 | 記載なし |
カラー | スノーホワイト/パトリオットブルー/Lグリーン |
まとめ
山シャツは登山やアウトドア活動に適したシャツであり、通気性と速乾性が高いことから、汗のかきやすい登山でも快適に活動できます。着こなし方には1枚で着用する方法と羽織として着用する方法の2つがありますが、保温性が不十分な場合には低体温症のリスクがあるため、適切なレイヤリングが必要です。
山シャツには体温調節をしやすかったり、軽量だったりするメリットがある一方、他のミドルレイヤーに比べて保温性が低いというデメリットがあります。気候や気温の変化に対応できるように、ウィンドブレーカーやレインウェアを携行しておくことがおすすめです。また、寒い季節の登山ではミドルレイヤーに化繊インサレーションやダウンを採用するとよいでしょう。
本記事では、普段着でも着用できる山シャツを厳選して紹介しました。機能性が高いうえにデザイン性も高いため、これから登山時に着用する山シャツを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。