#アウトドア #登山 #装備 #おすすめ #持ち物 #登山装備
ツェルトってなに?登山やアウトドアの緊急時に便利?選び方とおすすめの軽量5選
ツェルトとは、登山などアウトドアでの緊急時に居住空間を確保できるアイテムのことです。ツェルトを選ぶときは、収容人数や重量、透湿性などをチェックするのが基本です。この記事ではツェルトの必要性や選ぶときのポイント、おすすめの商品を紹介します。
目次
ツェルトは、登山などのアウトドアに持って行くと、いざというときに役立つ便利なアイテムです。自然を相手にしたアウトドアではどんなトラブルが起こるかわかりませんので、万一のことを考えてツェルトを持って行くことをおすすめします。
今回は登山やアウトドアに役立つツェルトの必要性や魅力、選び方のポイント、おすすめ商品をご紹介します。
ツェルトとは?必要性や魅力を解説
出典:PIXTA
ツェルトとは、登山などのアウトドアシーンで、道に迷ったり遭難したりしたときに活用するアイテムです。
山は同じような景色が続くため、登山経験がある方でも油断すると道に迷いやすく、計画どおりに登山あるいは下山できなくなることも少なくありません。また、山は天候が変わりやすいため、途中で雨や雪に降られた場合、身動きが取れず、足止めを食らってしまうことも考えられます。
そんなときにシェルター代わりとして活用できるのがツェルトです。緊急時にさっと広げて使えるよう、簡易的な造りになっており、短時間で雨風をしのげる空間を確保できます。
テントとの違い
ツェルトはドイツ語で「テント」という意味を持ちますが、私たちが普段使う「テント」とは用途や目的、構造に違いがあります。
テントは主にアウトドアシーンで宿泊するためのアイテムで、ポールを使って設営するのが基本です。内部でゆったり過ごせるよう、居住空間にはかなりのゆとりがあり、中にはテーブルやエアーマットレスなどを設置できるものもあります。
一方のツェルトは、ポールなしで設営できるものがほとんどで、テントよりも簡易的な造りになっています。あくまで緊急時のビバーク用なので、居住空間にほとんどゆとりはありませんが、危険が迫ったときにすぐ設営できるところが特徴です。商品によっては、ポンチョのように頭から被れるタイプもあります。
テントとツェルトは両方持って行くのが理想
テントとツェルトは、どちらもアウトドアシーンで居住空間を確保するために用いるものですが、前述のとおり、構造や利用シーンに違いがあります。
普段の宿泊にはテントを、緊急時にはツェルトを使うなど、利用シーンに応じて使い分けるのが理想ですので、登山では両方携帯することをおすすめします。
ツェルトの選び方3つのポイント
出典:Shutterstock
ツェルトを選ぶときに押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
1. 収容人数をチェック
ツェルトは緊急用のアイテムなので、1人用ないし2人用のものがほとんどです。
基本的に、収容人数が多いほどサイズも大きくなるので、ソロ登山なら、より携帯性に優れた1人用のツェルトを選んだほうがよいでしょう。
2人で登山に行く場合や、ザックを入れてもある程度のゆとりが欲しい場合は、2人用のツェルトを選ぶのがおすすめです。
2. 重量をチェック
ツェルトの重量は、収容人数や使用している生地などによって異なります。登山ではなるべく荷物を軽量化するのが基本ですので、体に負担をかけたくないのなら、重量の少ないツェルトを選びましょう。
3. 透湿性をチェック
ビバーク中に雨や雪に降られると、ツェルト内の湿度が高まり、息苦しさを感じやすくなります。
ツェルトはテントに比べると居住空間が狭いぶん、高温多湿になりやすい傾向にあります。そのため、余分な水分を排出できる透湿性の高さもチェックしておきましょう。
ツェルトおすすめ5選!登山・アウトドアに最適なモデルを紹介
出典:photoAC
登山やアウトドアに最適なツェルトのおすすめモデルを5つ厳選してご紹介します。
1. ファイントラック|ツエルト1
居住性と軽量性の両立を目指した最大2人用のツェルトです。狭い場所でも設営可能ながら、大人二人が横になれる最小限の居住空間を確保できます。
各辺には超高強度ダイニーマテープを配備しており、必要十分な強度を誇っています。
岩場でのセルフビレイ用ロープホールも搭載されているため、足場の悪いところでも設営可能。自立する形状を維持するベンチレーションのおかげで、圧迫感も軽減されています。
最大人数 | 2人 |
サイズ | 横200cm×奥行80cm×高さ90cm |
重量 | 230g |
2. オクトス|UL透湿防水タフツェルト ロング
15デニールナイロンを使用したコンパクトで軽量なツェルトです。引き裂き強度の高いマイクロリップストップナイロンを採用しているため、山の中でも安心して使用できます。
特殊コーティングにより、薄手ながら従来品と同等の耐水圧を保持しているところも特徴です。防水性や防風性に長けているうえ、透湿性も備えているので、使用時に不快感を覚えにくい仕様になっています。
最大人数 | 2人 |
サイズ | 横100cm×奥行220cm×高さ100cm |
重量 | 380g |
3. アライテント|ビバークツェルト1 ロング
簡易テントとしては少し余裕のあるサイズで、ビバーク時の居住性を重視したツェルトです。
ビバークツェルト ソロと同じく、15デニールの糸で織られており、30デニールのリップストップ布地と同等の強度があります。
3〜4人程度で被って使えるサイズながら、収納時はコンパクト。非常時にはポールセットを使用することも可能です。
最大人数 | 2人 |
サイズ | 横80cm×奥行210cm×高さ90cm |
重量 | 240g |
4. ジュウザ フィールドギア|エム・シェルター1 ウルトラ・ライト
1人+ザック、あるいは2人まで入れるシンプルなソロ用ツェルトです。ボックス型になっているため、被っても顔付近に窮屈さを感じにくく、使用時のストレスを軽減してくれます。
開口部の4カ所にループが設けられており、風で飛ばされないよう固定したり、中にトレッキングポールを立てたりすることが可能です。
スタッフバッグはある程度余裕を持った造りになっているため、適当に丸めて押し込むだけで収納できるのも便利です。
最大人数 | 2人 |
サイズ | 横120cm×奥行60cm×高さ90cm |
重量 | 170g |
5. アライテント|ビバークツェルト ソロ
わずか105gと超軽量のソロ用ツェルトです。マグカップにすっぽり収まるほどコンパクトなので、ザックに入れても荷物にならず、手軽に持ち運ぶことができます。
ベンチレーターは頭を出すことができるちょうどよいサイズで、ポンチョのようにザックごと被ることも可能。布地は15デニールの糸で織られていますが、格子状に40デニールの糸を織り込んでいるため、一般的な30デニールの布地と同じくらいの強度を誇ります。
最大人数 | 1人 |
サイズ | 横80cm×奥行70cm×高さ90cm |
重量 | 105g |
登山やアウトドアでは緊急時に役立つツェルトを持って行こう
登山やアウトドアでは、道に迷ったり、悪天候で立ち往生したりしたときのために、ビバーク用のツェルトを持参するのがおすすめです。
ツェルトは商品によって収容人数や重量、透湿性などに違いがあるので、自分のニーズや目的に合ったものを選びましょう。
登山・アウトドア用品をお求めの際は、オンラインストアの品揃えが充実している、気軽に返品可能なヒマラヤスポーツもおすすめです。
ぜひHPをご覧になってみてください。こちら ⇓↓