キャンプや登山などのアウトドアレジャーで紫外線を浴び続けると、健康や美容に悪影響を及ぼす可能性があります。SPFやPAといった数値や効果など、紫外線対策の基本をしっかり押さえた上で、正しいUVケアを行いましょう。

今回は、アウトドアシーンで紫外線対策をしないことのリスクや、効果的な紫外線対策のポイント、おすすめの紫外線対策グッズを紹介します。

 

  紫外線対策をしないことによる悪影響は？

出典：PIXTA

紫外線対策を行わないと、体に対して以下のような悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 肌の老化が進む

紫外線を浴びすぎると、皮膚にシミやシワなどができる原因となります。［注1］

紫外線による肌の老化は光老化と呼ばれており、年齢による自然老化とは別のものです。自然老化と光老化が重なると、肌の老化がより加速し、年齢より老けて見えてしまう原因になることもあります。

［注1］環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」P24

https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf

 

 皮膚に炎症が起こる

紫外線を浴びると、皮膚に炎症が起こり、赤みが出たり、ひりひりとした痛みを発したりすることがあります。［注1］

急性の日焼けは2～3日すると収まりますが、人によっては水ぶくれが起こって皮がむけるケースもあります。

 

 皮膚病のリスクが上がる

長期間にわたって紫外線を浴び続けていると、良性や悪性の腫瘍が現れるリスクが高くなります。［注1］

悪性のものには、前がん症（日光角化症や悪性黒子）、皮膚がんなどがあり、専門的な治療を受ける必要があります。

 

 効果的な紫外線対策のポイント

出典：PIXTA

紫外線を効果的に防ぐために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

 

 肌を露出しない

肌を露出した状態で直射日光を受けると、まともに紫外線の影響を受けてしまいます。特にキャンプや登山などのアウトドアシーンでは、日光を遮るものが少ないため、暑い日でも肌の露出はなるべく避けた方が無難です。

肌の露出を防ぐための方法としては、長袖を着用する、アームウェアやネックウェアを身に着けるなどの手段があります。

 

  紫外線対策グッズを活用する

屋外に出るときは、紫外線対策グッズを上手に活用するのがおすすめです。

例えば、顔や腕など肌が露出した部分に日焼け止めを塗る、UVカット効果のある帽子やアームウェアを着用するなどです。なお、日焼け止めには紫外線Bを防ぐ効果の指標であるSPFと、紫外線Aを防ぐ効果の指標であるPAが記載されています。

SPFの数字と、PAの+の数が多いほど紫外線効果は高くなるので、日差しが強い日や長時間屋外で過ごすときはSPFとPAの値が高い日焼け止めを選ぶことが大切です。

また、紫外線は皮膚だけでなく、目からも吸収されるので、UVカット効果のあるサングラスなども利用するとよいでしょう。

 

 濃い色の服を着用する

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実は紫外線は、着ている服の色によって透過率に違いが出ます。一般的に、濃い色の服ほど紫外線を通しにくく、UVカット率は高くなると言われています。

逆に白やベージュ、ベビーピンクなどの薄い色は紫外線を通しやすいので、屋外のレジャーでは避けた方が無難です。

どうしても薄い色の服を着たい場合は、UV加工が施された生地を使ったものを選ぶとよいでしょう。

 

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アウトドアレジャーで活躍するおすすめのUVケアアイテムを7つ厳選して紹介します。

 

1.株式会社北の達人コーポレーション｜手の甲の紫外線対策には『ルミナピール』※医薬部外品※

画像： 北の快適工房『ルミナピール』

 

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北の快適工房『ルミナピール』 は手の甲専用のピーリングジェルです。手の甲にジェルを塗って優しくこする

簡単ケアでそばかすの元になるメラニンを含んだ古い角質を手軽に落とすことができます。

肌を保湿・保護する酵母エキスも含まれており、紫外線で乾燥しやすい手肌をやさしくケアできます。

UVケア	-
容量	45g/本
タイプ	ジェル

 

 

2.株式会社Fam's｜保護＆保湿をしながらUVカット【エンジェルUVスプレー】

画像：株式会社Fam's エンジェルUVスプレー

 

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エンジェルUVスプレーは、UVケアしながら、スキンケアもできるスプレーです。

ボタンエキスやクズ根エキスといった植物由来の美容成分を配合することで、皮膚にうるおいを補給しながら紫外線をカットすることが可能です。

SPF35、PA++の紫外線カット効果があり、日常使いにはもちろんレジャー、アウトドアの紫外線対策にも役立ちます。合成香料や着色料、パラベン、アルコール、紫外線吸収剤などは一切使用していないので、お肌に優しく、敏感肌の方でも安心して使えるところが特徴です。

UVケア	SPF35、PA++
容量	60g/本
タイプ	スプレー

 

 

3. 株式会社NALC｜海でも焼けない　NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止め

画像：NALCパーフェクトウォータープルーフ

 

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顔からボディまで全身に使えるジェルタイプの日焼け止めです。「三相乳化法」という製法特許を採用することで、肌になじみやすく、水や汗に強い日焼け止めになっています。

伸びの良いテクスチャで、ベタつきが少なく乾燥もしにくいのに、SPF50+、PA++++という優れたUVカット効果が備わっています。界面活性剤やパラベン、アルコール、香料、着色料、鉱物油などは不使用なので、敏感肌の方や2歳以上のお子さんにも使えるところが魅力です。

白浮きしない仕様なので、アウトドアシーンにはもちろん、日常の化粧下地としても活用できます。

UVケア	SPF50+、PA++++
容量	60g
タイプ	ジェル

 

　

4. ヴィータフェリーチェ｜綿100％シンプルキャップ［ユニセックス］

 

肌触りの良いコットンを100％使用したシンプルな帽子です。ツバが大きめのデザインなので、顔にかかる紫外線をしっかりカットすることができます。

厚みのあるコットン素材は、キャンプや山歩きなどのアウトドアシーンだけでなく、スポーツにも最適。肌が直接触れるスベリの部分には接触冷感生地を採用しているため、暑い時期でも心地良いひんやり感があります。

吸汗速乾性にも優れているため、内部が蒸れにくく、快適な着け心地をキープできるのも魅力です。

UVケア	紫外線遮光率100％、紫外線遮蔽率99.9％以上
カラー	ブラック/アイボリー/ベージュ/チャコール/グリーングレー/ネイビー
サイズ	フリーサイズ

 

 

5. R×L｜シームレスアームカバー［ユニセックス］

 

アウトドアからスポーツまで幅広いシーンに使えるアームカバーです。男女差や体型に関係なく、どなたでも使える万能性が魅力です。

完全無縫製のシームレス仕様にすることで、着用中のストレスを軽減しているところが特徴です。端を内丸まりにすることで、外側への丸まりや緩みも防止し、腕にぴったりフィットする作りになっています。ハサミでカットしてもほつれないので、好きな長さに調節OK。

UVカット率は99.9%、UPF50+の機能を備えているので、紫外線対策もばっちりです。

UVケア	紫外線カット率99.9%、UPF50+
カラー	ブラック/ライトグレー/ネイビー
サイズ	フリーサイズ

 

 

6. カリマー｜UV neck gaiter［ユニセックス］

 

鼻まですっぽり覆える長さのネックゲイターです。SPFは50+と紫外線を98%カットできます。

また、「ViralOff™加工」という特定のウイルスの動きを減少させる技術も備わっているため、首元の紫外線対策をしながらウイルス対策も可能です。

他にも、吸水速乾や抗菌防臭加工なども施されているため、汗をかく季節にも最適です。

UVケア	50+
カラー	Dark Grey/Black
サイズ	ONE SIZE

 

　

7. アドポーション｜クラウンパント型サングラス［ユニセックス］

 

UVカット99％以上のレンズを使用したサングラスです。見た目はシンプルですが、細かいディテールにこだわったデザインを採用しており、フォーマルさとカジュアルさを併せ持つ万能サングラスに仕上がっています。

軽量なので着け心地も良く、屋外で長時間装着していても疲れにくいところが特徴です。

フレームとレンズのカラーバリエーションも豊富で、好みやファッションテイストに合わせて選ぶことが可能。機能性だけでなく、おしゃれも楽しみたい方におすすめのアイテムです。

UVケア	UVカット99％以上
カラー	ブラック系1/ブラウン系1/ブラウン系2/クリア/グリーン/ブルー/アンティークゴールド
サイズ	フリーサイズ

 

 屋外では紫外線対策グッズを上手に活用しよう

キャンプや山登りなどのアウトドアシーンはもちろん、スポーツや街歩きのときにも、紫外線対策は必須です。紫外線を浴び続けると、肌の老化が進んだり、皮膚に炎症が起こったりする原因となります。

場合によっては皮膚の病気にかかるリスクが上がることもありますので、屋外に出るときは日焼け止めや帽子、アームウェア、ネックウェア、サングラスなどの紫外線対策グッズを上手に活用してしっかりUVケアしましょう。