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キャンプにおすすめのクッカー14選!ソロ・2人・ファミリー別にアイテムを紹介
キャンプへクッカーを持参すると、自然の中で美味しいご飯を楽しめます。本記事では、キャンプ用のクッカーの選び方やおすすめのクッカーを紹介します。クッカーを探している方はぜひ参考にしてください。
目次
キャンプでクッカーを使用すると、自然豊かな環境で美味しいご飯を食べられます。澄んだ空気の中で食べるご飯は、普段以上に美味しく感じられるでしょう。
本記事では、キャンプ用のクッカーの選び方を解説します。後半では、人数別におすすめのクッカーを紹介しているので、これからキャンプに挑戦する方やクッカーを探している方はぜひ参考にしてください。
キャンプ用クッカーの選び方のポイント
クッカーは、キャンプや登山などの屋外で使用する調理器具です。持ち運びを想定していて、一般的な調理器具よりも、軽さや耐久性が優れています。
多くのメーカーがキャンプ用クッカーを販売しており、どれを選べばよいのか悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、キャンプ用クッカーの選び方を解説していきます。
- 素材で選ぶ
- 型で選ぶ
- 容量で選ぶ
素材で選ぶ
クッカーの素材には、アルミとステンレス、チタンがあります。価格や重量、耐久性が異なるため、以下の表で特徴を把握しておきましょう。
価格 | 重量 | 耐久性 | |
アルミ | 安価 | チタンより重く、ステンレスより軽い | 低い |
ステンレス | 安価 | 重い | 高い |
チタン | 高価 | 軽い | 高い |
アルミ製クッカーは、比較的安価で購入できます。熱伝導率が高く、短時間で調理を行える点が魅力です。しかし、他の素材よりも耐久性が低く、サビや傷がつきやすいというデメリットがあります。
ステンレス製クッカーは変形しにくく、安価で購入できるというメリットがあります。その反面、重量があり、荷物が重くなりやすい点がデメリットです。
チタン製クッカーは、ほかの素材よりも軽く、荷物を軽量化できます。さらに、耐久性が高く、サビや傷がつきにくい点もメリットです。高価であり、多くの道具を揃える場合には、費用面で負担になりやすい点がデメリットです。
型で選ぶ
クッカーの型によって、収納性や食べやすさ、向いている調理法などは異なります。以下の表に型別の特徴をまとめたため、クッカー選びの参考にしてください。
収納性 | 食べやすさ | 向いている調理法 | 向いているメニュー | |
浅型 | × | ○ | 炒める/焼く | 炒めもの |
深型 | ○ | △ | 煮る/茹でる | 鍋料理 |
丸型 | △ | - | - | 炒めもの など |
角型 | ○ | - | - | 汁物/袋麺 |
収納性を重視する場合には、クッカーの中に他の調理器具などを収納できる、深型や角型がおすすめです。また、クッカーを食器替わりに使用したい場合には、浅型のクッカーを選ぶとよいでしょう。
容量で選ぶ
用途によって必要なクッカーの容量は異なります。例えば、1人でコーヒーを淹れることを目的としている場合には約300mlのクッカーで問題ありません。しかし、インスタントラーメンを調理する場合やお米を炊く場合には、より大きな容量が必要です。
また使用人数によっても必要な容量が異なります。ソロキャンプには容量700mlまでのクッカーがおすすめですが、2〜3人でのキャンプには容量1,000ml以上のクッカーが向いています。
以下の表に、用途別・キャンプ人数別に必要な容量の目安をまとめました。
【用途別:一般的な容量の目安】
用途 | 容量の目安 |
コーヒー1杯 | 約300ml |
カップラーメン | 約400ml |
インスタントラーメン | 約500ml |
米1合 | 約700ml |
【人数別別:一般的な容量の目安】
キャンプ人数 | 容量の目安 |
ソロ | 700mlまで |
1〜2人 | 700ml〜999ml程度 |
2〜3人 | 1,000ml以上 |
【ソロ向け】キャンプにおすすめのクッカー4選!
出典:Adobe Stock
ここでは、ソロキャンプにおすすめのクッカーを紹介します。いずれも携帯性に優れたものであるため、クッカー選びの参考にしてください。
1.【キャンプクックセット 0.71L(STANLEY)】
「キャンプクックセット 0.71L」は、クッカーにカップ2つが付属しているセットです。クッカーの取手は折りたたみ式で、フタをホールドしながらコンパクトに収納できます。取手はしっかりとした作りで、使用時も安定感のある点が特徴です。
クッカーの外側には目盛りが付いており、内部からも確認できるため、水加減を簡単に調節できる点も魅力です。フタには湯切り穴が空いており、樹脂製のフタの取手を掴むことで、熱くなったフタを安心して持てます。
付属のカップ2つはポリプロピレン製で、熱がカップに伝わりにくく、持ちやすくなっています。使用していないときはクッカー内部に収納できる仕様で、かさばらずに持ち運ぶことが可能です。
容量 | 本体:0.71L カップ:0.296L |
重量 | 393g |
素材 | 本体・ハンドル・フタ:テンレス鋼 フタ取手部分:ABS樹脂 カップ:ポリプロピレン |
2.【サーモスタッククッカーコンボ(SATO)】
「サーモスタッククッカーコンボ」は、マグ3つとマグリッド2つ、コジー、ジョイント、リフターがセットになったクッカーです。縦走では3つのマグ、日帰り登山では2つのマグというように、シーンによって使い分けられます。
マグの中にマグを収納できるため、複数のマグを持ち運んでも荷物はかさばりません。また、マグを重ねて使用することで、保温性と保冷性を確保できる点も魅力です。冬季のキャンプで暖かいスープを飲みたい場合などは、重ねて使用するとよいでしょう。
容量 | マグ350:350ml マグ400:400ml マグ750:750ml |
重量 | 310g(8点セット総重量) |
素材 | マグ350:ステンレス マグ400:チタン マグ750:アルミニウム マグリッド(マグ350,400用):樹脂、シリコン マグリッドL(マグ750用):樹脂、シリコン ジョイント:樹脂、シリコン リフター:アルミニウム、ステンレス コジー:ターポリン、アルミ蒸着シート |
3.【クッカー イージークックNS・ソロセットM(PRIMUS)】
「クッカー イージークックNS・ソロセットM」は、900mlのポットと400mlのミニポットのセットです。表面にハードアノダイズド加工を施しており、耐久性が低いというアルミの弱点を補っています。また、内側にはノンティック加工を施しており、焦げつきにくい点もポイントです。
なおクッカーの中には、PRI MUSの別商品であるIP-250サイズのガスカートリッジとP-153などの小型バーナーを一緒に収納できます。
容量 | ポット:900ml ミニポット:400ml |
重量 | 250g |
素材 | アルミ |
4.【パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット(コールマン)】
「パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット」は、900mlのポットと400mlのカップが一緒になったクッカーセットです。外側にハードアノダイズの処理を施すことで傷つきにくく、内側にはノンスティック加工を施すことで汚れが落ちやすくなっています。持ち手はシリコン被膜ハンドルで、熱くなりにくい点もポイントです。
容量 | ポット:900ml カップ:400ml |
重量 | 250g |
素材 | アルミニウム |
【2人向け】キャンプにおすすめのクッカー6選!
出典:Adobe Stock
ここでは、2人キャンプにおすすめのクッカーを紹介します。
1.【チタン クッカーセット Ti2042C(Boundless Voyage)】
「チタン クッカーセット Ti2042C」は、広い開口部で調理のしやすいクッカーです。調味料を入れたり、かき混ぜたりといった料理作業をスムーズに行えます。丸型・浅型で料理を食べやすく、洗いやすい点も魅力です。
内部には目盛りが付いており、水加減を調節しやすいです。取手は持ちやすく、使用していないときは折りたたんで収納できます。1,000mlのポットと500mlのフライパンを合わせても重量は179gであり、荷物の重さを抑えられます。
容量 | ポット:1,000ml フライパン:500ml |
重量 | ポット:105g フライパン:74g |
素材 | チタン |
2.【ツーリングクッカーセット(LOGOS)】
「ツーリングクッカーセット」は、ポット2つとフライパン、トレイ、マグのセットです。取手は折りたたみ式で、使用していないときは折りたたんで収納できます。ポットやフライパンなどを重ねて一つにまとめられるため、コンパクトに持ち運ぶことが可能です。
容量 | ポット大:1,000ml ポット小:515ml フライパン:- トレイ:- マグ:290ml |
重量 | 500g |
素材 | ステンレス |
3.【アルミ製マウントクッカー14cm(キャプテンスタッグ)】
「アルミ製マウントクッカー14cm」は、1.1Lの片手鍋とフライパンのセットです。熱伝導率の高いアルミを使用していますが、ふっ素樹脂塗膜加工を施すことでこびりつきにくくなっています。片手鍋の中にフライパンを収納できるため、コンパクトに持ち運べる点も魅力です。
容量 | 片手鍋:1.1L フライパン:- |
重量 | 295g |
素材 | 本体:アルミニウム 取手:ステンレス鋼 収納袋:ポリエステル |
4.【山クッカー角型3(新超ワークス)】
「山クッカー角型3」は、鍋2つとフライパンが一緒になったセットです。鍋の形状は角型で、インスタントラーメンを折らずに持ち運べます。内部に調理器具などを収納できるため、パッキングしやすい点も魅力です。
ハンドルが長めに設定されており、調理時に安定感があります。鍋の角からお湯を注ぎやすく、インスタントラーメンなど汁物をキャンプで食べたい場合に特におすすめです。
容量 | 鍋13:1L 鍋11:0.6L |
重量 | 449g |
素材 | 鍋:アルミニウム 鍋:アルミニウム フタ:アルミニウム フライパン:アルミニウム ハンドル:ステンレス鋼 ツマミ:フェノール樹脂 |
5.【ツンドラ3 ブラックバージョン(trangia)】
「ツンドラ3 ブラックバージョン」は、2サイズのソースパンとフライパンが一緒になったセットです。底部にはノンスリップ加工を、内側にはノンスティック加工を施しています。ノンスティック加工が焦げつきを防止し、汚れを落としやすい点が魅力です。
フライパンの取手は取り外し可能です。ただし、ソースパンとフライパンは重ねて収納できず、荷物を占領してしまう可能性があります。
容量 | - |
重量 | 566g |
素材 | フライパン:アルミニウム ソースパン:アルミニウム フタ:アルミニウム ハンドル:アルミニウム |
6.【ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L(キャプテンスタッグ)】
「ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L」は、フタに湯切り穴がついたクッカーです。インスタントラーメン2個を入れて持ち運べるサイズとなっています。
ハンドルはフタにしっかり固定されており、湯切り時にしっかりと蓋を抑えることが可能です。目盛りも付いており、水加減を調節できます。
容量 | 1.3L |
重量 | 305g |
素材 | 本体:ステンレス鋼 つまみ:天然木 |
【ファミリー・大人数向け】キャンプにおすすめのクッカー4選!
出典:Adobe Stock
ここでは、ファミリー大人数のキャンプにおすすめのクッカーを紹介します。紹介する商品は数種類の鍋がセットになったもので、料理の幅が広がるため、ぜひ参考にしてください。
1.【fan5DX(UNIFLAME)】
「fan5DX」は、ライスクッカーとフライパン、鍋2つ、バスケットのセットです。ライスクッカーには熱回りの良いアルミニウムを、鍋には耐久性の高いステンレスを、というように異素材を組み合わせることで、調理の効率性を高めています。アルミニウム製のライスクッカーとフライパンにはフッ素加工を施しており、汚れを落としやすく、メンテナンスの手間を軽減できます。
フライパンの取手は取り外し可能です。5つのセットを重ねて収納できるため、コンパクトに重ねて持ち運べます。
容量 | ライスクッカー:3.2L フライパン:- 大鍋:5.5L 片手鍋:2L |
重量 | 約3kg |
素材 | ライスクッカー:アルミニウム フライパン:アルミニウム 大鍋:ステンレス鋼 片手鍋:ステンレス鋼 メッシュバスケット:ステンレス鋼 |
2.【フィールドシェフ クッカーセット4(キャプテンスタッグ)】
「フィールドシェフ クッカーセット4」は、鍋2つとフライパン、バスケットが一緒になったセットです。複数の種類の器具がセットになっており、さまざまな調理に対応できます。鍋の縁は段差のついた二段縁となっており、吹きこぼれにくい構造です。
容量 | - |
重量 | 2kg |
素材 | 鍋:ステンレス鋼 フライパン:鋼 つまみ・取手:天然木 |
3.【アルミクッカーコンボ(コールマン)】
「アルミクッカーコンボ」は、ポットとライスクッカー、フライパンが一緒になったセットです。熱の伝わりのよいアルミニウムを使用しており、調理時間を短縮できます。ノンスティック加工を施しており、焦げつきにくい点も魅力です。
ポットにすべてが収納できるように設計されており、荷物をコンパクトにできます。フライパンの取手は取り外し可能で、フライパンを一番上に重ねて収納すると、内側のノンスティック加工を傷つけません。
容量 | - |
重量 | 3kg |
素材 | 本体:アルミニウム、ステンレス ハンドル:アルミニウム、スチール、シリコン ケース:ポリエステル 内蓋:アルミニウム ザル:ステンレス メジャーカップ:ポリプロピレン |
4.【ステンレスヘビーポット GORA(ゴーラ) ST-950(SOTO)】
「ステンレスヘビーポット GORA(ゴーラ) ST-950」は、重厚なポットと3種類のリッドが一緒になったセットです。リッドを重ねると、ステンレスダッチオーブン10インチにぴったり収納できるサイズとなっています。
リッドの縁は水垂れしないように設計されており、丸型にも関わらず、ケトルのような細いお湯を注げる点も特徴です。3.5kgと重量はありますが、重ねて収納できるため、コンパクトに持ち運べます。
容量 | 20cmポット:2.6L 16cmポット:1.2L 14cm ポット:0.9L |
重量 | 3.5kg |
素材 | 20cmポット:ステンレス 20cmリッド:ステンレス 16cmポット:ステンレス 16cmリッド:ステンレス 14cmリッド:ステンレス リフター:アルミニウム 収納袋:綿 |
まとめ
キャンプへクッカーを持参すると、自然の中で美味しいご飯を楽しめます。キャンプ飯はキャンプの醍醐味の一つでもあるため、クッカーを持っていくことがおすすめです。
本記事では、クッカーの選び方について説明しました。
- 素材で選ぶ
- 型で選ぶ
- 容量で選ぶ
素材によって、価格や重量、耐久性は異なります。また、型によっても収納性や食べやすさ、向いている調理法が異なるので、重視したいものに応じてクッカーを選びましょう。
また、本記事では、人数別におすすめのクッカーも14個紹介しました。これからキャンプ用のクッカーを用意する方は、ぜひ紹介した商品を候補に入れて検討してください。