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【メンズ】春の登山・ハイキングの服装選びのポイント!おすすめコーデを紹介
本記事では、春の登山・ハイキングに適したメンズ用の服装選びのポイントと、おすすめのコーディネートを紹介します。春登山の服装選びの参考にしてみてください。
目次
春の登山を安全に楽しむためには、気温変化に対応できる服装選びが欠かせません。レイヤリングを意識し、状況に合わせて着脱できる服装を選ぶことで、快適な登山・ハイキングが可能です。
この記事では、春の登山・ハイキングに適したメンズ用の服装選びのポイントと、おすすめのコーディネートを紹介します。登山を楽しむ際の参考にしてみてください。
春の登山・ハイキングの服装選びのポイント
出典:Adobe Stock
春の登山・ハイキングは、主に3月から5月頃に行います。この時期の登山・ハイキングは、日差しが強くなり始める一方で、気温が10℃前後で朝晩の気温は低く、山の天候も変わりやすいのが特徴です。
時期 |
山の天気の特徴 |
3月 |
【気温の目安】4℃〜10℃厳冬期の終わりで、春霞が発生する日も多く、遠くの展望が見えない日も増えます。日本海側では晴天率が回復傾向にありますが、花粉症の人には辛い時期です。 |
4月 |
【気温の目安】10〜17℃桜の季節で、急転直下の不安定な天気が特徴です。標高の低い山では新芽が出て、花が咲き始めるので、ハイキングシーズンが到来します。しかし、標高の高い山では残雪登山シーズンで、気温上昇で雪崩が発生しやすくなります。 |
5月 |
【気温の目安】15〜23℃日照時間が長く、行楽日和で新緑の芽吹きが見られます。本格的な登山シーズンの幕開けといえる月ですが、梅雨前線が早く北上することもあるため、天気の急変に注意が必要です。 |
春の登山・ハイキングでは、急な天候の変化と服装の不備によって遭難事故に遭いやすい季節といわれています。そのため、気温変化に対応できる服装選びが非常に重要です。
春の登山の服装の基本は「レイヤリング」
レイヤリングとは、複数の薄手の衣類を重ね着する服装のことです。春の登山では、気温や活動量に合わせて衣類を着脱することが重要であり、重ね着をすることで体温調節が容易になり、急な天候の変化にも対応しやすくなります。
また汗をかいた際には、汗を吸収し速乾性に優れたベースレイヤーを着用することで、快適な状態を保つことができます。
レイヤリング | 特徴 |
ベースレイヤー | 肌に触れる最初の層で、汗を吸収して肌をドライに保ちます。 |
ミドルレイヤー | ベースレイヤーからの湿気を外へ逃がし、体温を調整します。 |
アウターレイヤー | 雨や風から保護する外側の層で、防水・防風機能を備えています。 |
ボトムス | 下半身を保護するための層で、動きやすさと外気からの保護の役割があります。 |
登山の時期や登る山によっては防寒対策も必要
Photo by やまDX 額取山_2023年3月25日撮影
春の登山でも、標高が高い山や北海道などの寒冷地では、まだ雪が残っていることがあります。また、低山でも早朝や夕方以降は気温が大きく下がるため、防寒対策が必要です。
体温が低下すると、体力を消耗しやすくなり、事故のリスクも高まります。防寒対策として、ダウンジャケットやフリースジャケットなどの保温性の高いミドルレイヤーを用意し、気温や体感温度に合わせて着用することが大切です。
登山やハイキングでNGな服装
登山やハイキングでは、綿素材の衣類はNGとされています。綿は吸水性が高く乾きにくいため、汗をかいたり雨に濡れたりすると、体温が奪われて低体温症のリスクが高まります。また、ジーンズなどの厚手の生地も動きにくく、乾きにくいため避けましょう。
タオルやハンカチも、できるだけ生地の薄い速乾性のものを選ぶと良いでしょう。サンダルやフラットシューズも、歩行時の足の保護が不十分で、怪我のリスクが高いため登山には不向きです。
【メンズ】春の登山・ハイキングにおすすめのコーデ
出典:photoAC
ここからは春の登山・ハイキングにおすすめのコーデを2種類を紹介していきます。
1.ワントーンコーデ(ブルーグラデーション)
上下似たような色でコーデすることで、全体がまとまりやすく、綺麗でとてもオシャレにみえます。
ベースレイヤー【Essential T-Shirt AF(Mammut)】
MammutのEssential T-Shirt AFは、春の登山・ハイキングに最適な高機能Tシャツです。こちらのTシャツは優れた速乾性と通気性を備えており、汗をかいてもベタつきにくく快適な着心地を保ちます。高いUVカット性能を持っているため、春の強い紫外線から肌を守ることができます。
また、抗菌防臭加工が施されているので、長時間の着用でも汗のニオイが気になりにくく、清潔感を維持できます。素材は軽量でソフトな肌触りを実現し、重ね着しやすく快適な着心地を提供。
豊富なカラーバリエーションから自分の好みに合わせて選べるのも魅力の一つです。耐久性が高いため、頻繁な使用にも長く対応できるコストパフォーマンスの良さも備えています。
ミドルレイヤー【ドラウトセンサージャケット(finetrack)】
finetrackのドラウトセンサージャケットは、春の登山・ハイキングに最適なミドルレイヤーです。高い透湿性と速乾性を持つストレッチ素材を使用しており、アクティブな動きにも対応します。軽量でコンパクトに収納できるため、バックパックに常備しておくことができます。
両脇にはベンチレーションジッパーが設けられ、体温調整が容易です。また、襟元は高めに設計されているので、首周りの日焼けや冷気の侵入を防ぎます。袖口はサムホール付きで、手の甲まで覆うことができ、保温性も十分です。
アウターレイヤー【ファーストダウンウインドブレーカー(First down)】
ファーストダウンウインドブレーカーは、春の登山・ハイキングにおけるアウターレイヤーの役割を果たす軽量ウインドブレーカーです。生地には撥水加工が施されているため、小雨程度であれば弾くことができます。
収納可能なフード付きで、急な雨や強風から頭部を保護。袖口と裾にはドローコードが付いているため、フィット感の調整が可能です。また、軽量でコンパクトに収納できるため、バックパックに常備しておくことをおすすめします。
ボトムス【バーブパンツ(THE NORTH FACE)】
THE NORTH FACEのバーブパンツは、春の登山・ハイキングに適したボトムスです。伸縮性に優れたストレッチ素材を使用しているため、動きやすく快適な穿き心地です。
膝部分にはダーツが施されており、歩行時の動きやすさを向上。また、両脇にはジッパー付きのポケットが設けられ、小物の収納に便利です。
リュック【Cordoba 35(Aconcagua)】
AconcaguaのCordoba 35は、春の登山・ハイキングに最適な35Lサイズのリュックです。日帰りの登山に十分な容量を確保しながらも、コンパクトで軽量なデザインが特徴です。
背面とショルダーストラップにはクッション性のあるパッドが使用されており、長時間の使用でも快適な背負い心地を実現します。また、レインカバーが内蔵されているため、急な雨にも対応可能。
シューズ【デュカン LOW GTX Men(マムート)】
マムートのデュカン LOW GTX Menは、春の登山・ハイキングに適した防水トレッキングシューズです。ゴアテックス素材を使用しているため、優れた防水性と透湿性を兼ね備えています。
アウトソールにはビブラム社製のラバーを採用し、高いグリップ力を発揮。岩場や濡れた路面でも安定した歩行をサポートします。また、足首をしっかりとホールドする設計で、捻挫などの怪我のリスクを軽減します。
2.コントラストカラーコーデ
コントラストは、「対象・対比」ということですので、色みの差がある反対色での組み合わせはインパクトがありコーデネートにオシャレなメリハリがでます。
ベースレイヤー【ネオリーフインナーロングスリーブ(Finetrack)】
Finetrackのネオリーフインナーロングスリーブは、春の登山・ハイキングに最適なベースレイヤーです。肌触りの良い柔らかな素材を使用しており、着心地が非常に快適。
優れた吸汗速乾性を備えているため、汗をかいてもすばやく乾燥し、ベタつきを防ぎます。これにより、汗冷えのリスクを軽減し、快適な状態を保つことができます。
ミドルレイヤー【エンジョイマウンテンライフロングスリーブシャツ(Columbia)】
Columbiaのエンジョイマウンテンライフロングスリーブシャツは、春の登山・ハイキングに適したミドルレイヤーです。さらりと軽い着心地が特徴的なシアサッカー素材のロングスリーブシャツです。
ポリエステル100%の4wayストレッチ素材は軽く動きやすく、はっ水(撥水)機能「オムニシールド」を備えており、小雨も安心です。アクティビティ中の動きを妨げません。
アウターレイヤー【メンズ・R1エア・フルジップ・フーディ(Patagonia)】
Patagoniaのメンズ・R1エア・フルジップ・フーディは、春の登山・ハイキングに最適なアウターレイヤーです。高い通気性と保温性を兼ね備えたフリース素材を使用しており、アクティビティ中も快適な着心地を保ちます。
速乾性に優れているため、汗をかいてもすばやく乾燥。ベースレイヤーやミドルレイヤーで発生した汗を効果的に拡散し、ドライな状態を維持します。
ボトムス【バーブライトパンツ(THE NORTH FACE)】
THE NORTH FACEのバーブライトパンツは、春の登山・ハイキングに適したボトムスです。軽量でストレッチ性の高い生地を使用しているため、アクティブな動きにも対応します。
シームレス加工が施されているため、縫い目による肌へのストレスを軽減。快適な穿き心地を実現。また、右腿にはジッパーポケットが設けられ、小物の収納に便利です。
リュック【キャッスルロック20L バックパック(Columbia)】
Columbiaのキャッスルロック20L バックパックは、春の登山・ハイキングに最適な20Lサイズのリュックです。必要十分な容量を確保しながらも、コンパクトで軽量なデザインが特徴です。
生地には撥水加工が施されており、小雨程度であれば弾くことができます。また、アウトドアでの使用に耐えうる高い耐久性を備えています。
背面とショルダーストラップにはクッション性のあるパッドが使用されており、長時間の使用でも快適な背負い心地を実現。チェストストラップとウエストベルトが装備されているため、安定感のある装着が可能です。
シューズ【HKU13 AORAKI CLASSIC WP(HI-TEC)】
HI-TECのHKU13 AORAKI CLASSIC WPは、春の登山・ハイキングに適した防水トレッキングシューズです。優れた防水性とクッション性を兼ね備えており、快適な歩行をサポートします。
アッパーには撥水加工が施された高品質なスエード素材とメッシュ素材を使用。優れた防水性と通気性を両立しています。また、つま先部分にはトゥガードが設けられ、岩との接触から足指を守ります。
ミッドソールには適度なクッション性があり、長時間の歩行でも足への負担を和らげます。さらに、ヒールカウンターが装備されているため、かかとをしっかりとホールドし、安定した歩行をサポート。
まとめ
登山用の服装は、普段のファッションアイテムと比較すると、価格が高めに設定されています。その分、品質と機能に優れているため、日常でも活用できるようなシンプルでスタイリッシュなデザインのアイテムを選ぶのも良いでしょう。
また、大胆な色使いのアイテムを取り入れてみるのも面白いかもしれません。登山を通じて、新しいファッションを試してみてはいかがでしょうか。