トレッキングシューズはカットによって3種類に分かれますが、ローカットは最も丈の短いシューズです。ローカットの登山靴は軽快に歩けるなど複数のメリットがある一方、他のタイプに比べて気を付けなければならない点もあるので、特徴をよく理解してから検討しましょう。今回はトレッキングシューズの種類と選び方、ローカットシューズのメリット・デメリット、おすすめのシューズを紹介します。

 

 トレッキングシューズの種類と選び方

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トレッキングシューズはカットの種類によって3つに区分されます。それぞれに特徴がありますが、歩行時の安定性を重視するならハイカットやミドルカット、軽快に歩きたいのならローカットを選ぶのがおすすめです。ここではそれぞれのカットの特徴をまとめました。

 

 ローカットシューズ

丈がくるぶしあたりまでしかない浅めのシューズです。一般的なスニーカーに近く、足首の可動域が広いところが特徴です。

 

 ハイカットシューズ

丈が足首まである深めのシューズです。足首をしっかりホールドしてくれるため、歩行時の安定性を高めてくれるところが特徴です。

 

 ミドルカットシューズ

丈がくるぶしを覆うくらいまであるシューズです。ハイカットとローカットの中間に位置するタイプで、両方のメリットを併せ持っているところが特徴です。

 

 ローカットのメリット・デメリット

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ローカットタイプの登山靴のメリットとデメリットを紹介します。

 

 メリット1. 軽量

ローカットタイプは丈が浅い分、ハイカットやミドルカットよりも軽量に作られています。登山では足を持ち上げるシーンが多いため、少ない力で足を運べるローカットは疲労軽減に役立ちます。

 

 メリット2. 足首を動かしやすい

ローカットはくるぶし丈のシューズなので、足首の可動域が広く、圧迫感を覚えにくいところが利点です。履いている感覚もスニーカーに近いため、トレッキングシューズを履き慣れない方でも違和感なく着用できるでしょう。

 

 メリット3. 日常使いしやすい

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ローカットは一般的なスニーカーのデザインに似ているため、登山だけでなく街歩きにも使えます。普段着用している服とも合わせやすいため、幅広いシーンで履きたい方におすすめです。

 

 デメリット1. サポート力がやや低い

ローカットはハイカットやミドルカットに比べると足首のホールド感が少ないため、歩行時の安定性がやや低下します。特に凹凸のある場所を歩くときは足首がぐらつきやすいので、体のバランスに気を付けながら歩く必要があります。

 

 デメリット2. 小石や水が入りやすい

ローカットは丈が浅いぶん、歩行時に跳ねた小石や水が靴内部に入り込みやすい傾向にあります。そのため、防水性の高いものを選んだり、靴紐の縛り方を調整したりして小石や水の浸入を防ぐ工夫が必要です。

 

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登山時におすすめのローカットのトレッキングシューズを8足ピックアップして紹介します。

 

1. キーン｜メンズ ザイオニック ウォータープルーフ［メンズ］

 

 

軽量性と耐久性、履き心地にこだわって作られたメンズ用登山靴です。キーン独自の防水透湿素材を採用しており、小雨に降られたり、汗をかいたりしても内部をドライな状態にキープできます。また、アウトソールには軽量性と耐久性、防滑性に優れたTPU素材を使用しています。濡れた路面でもしっかり地面を踏みしめ、歩行をサポートします。

サイズ	25.0cm～33.0cm
カラー	Black×SteelGrey/VintageIndigo×FadedDenim/GoldenYellow×Black/DarkForest×Black/ScarletIbis×DeepLagoon
重量	383g

 

　

2. キーン｜ウィメンズ ザイオニック スピード［レディース］

 

 

FAST&LIGHTをコンセプトにした軽量で歩きやすいレディース用登山靴です。

踵の安定性を高めるアキレスパッドや、高反発発泡素材を使用したインソール、軽くて丈夫なアウトソールを組み合わせることで、軽量なのに安定性・耐久性に優れた高機能シューズに仕上がっています。また、ダブルヒールループ採用により、二本指で簡単に着用できるのも嬉しいポイントです。

サイズ	22.0cm～29.0cm
カラー	Birch×GraniteGreen/Black×StarWhite
重量	267g

 

　

3. キーン｜メンズ ヴァーサコア スピード［メンズ］

 

 

快適性とクッション性を両立したメンズ用ローカットシューズです。足の輪郭に沿ったつくりになっているため、フィット感が高く、長く歩いていても疲れにくいところが特徴です。また、シューズ裏面は発泡素材を採用しています。高反発のクッション性が足裏への負担を軽減すると共に、動きやすさも向上しています。

サイズ	25.0cm～33.0cm
カラー	Vapor×DarkOlive/LegionBlue×AntiqueMoss/Black×SteelGrey/Alloy×ScarletIbis
重量	295g

 

 

4. コロンビア｜セイバーファイブローアウトドライワイド［レディース］

 

 

様々な環境や路面コンディションでも高いパフォーマンスに対応する、足幅広めのレディース用登山靴です。　

アッパーは砂や小石が入りにくい目の細かいメッシュ素材を使用し、コロンビア独自の防水透湿機能でシューズ内を快適に保ちます。

サイズ	22.5cm～26.0cm
カラー	Elk×Red Coral/Khaki II×Alpine Tundra/ Nocturnal×Charcoal/Dark Plum×Jupiter
重量	325g(24.0cm)

 

 

5. コロンビア｜セイバー ファイブ ロー アウトドライ ワイド［メンズ］

 

 

さまざまな環境や路面に対応するハイパフォーマンスなメンズ用登山靴です。

耐久性とグリップ力に優れたソールは、濡れた路面や泥でもしっかりした歩行を実現し、山登りをサポートしてくれます。また、コロンビア独自の防水透湿機能が靴内部の蒸れを防いでくれるので、ドライな履き心地をキープできるのも特徴の一つです。一般のシューズよりワイドな設計になっており、足幅が広い方でもストレスフリーで着用できます。

サイズ	25.0cm～30.0cm
カラー	Bark×MountainRed/KhakiII×AlpineTundra/CollegiateNavy×Charcoal/Black×GoldAmber
重量	約388g

 

 

6. コロンビア｜セイバー ファイブ ロー アウトドライ［レディース］

 

 

悪天候にも対応できる防水仕様のレディース用トレッキングシューズです。コロンビア独自の防水透湿機能と、目の細かいメッシュ生地を合わせることで、雨や汗による濡れ・蒸れを防止します。また、ミッドソールには少ない力で踏み出せるテックライトプラスを採用しています。長時間山歩きしても足が疲れにくく、最初から最後まで登山を楽しめます。

サイズ	22.5cm～26.0cm
カラー	Elk×RedQuartz/KhakiII×AlpineTundra/Nocturnal×Charcoal/DarkPlum×SeaWave
重量	約334g

 

 

7.アディダス｜テレックス フリーハイカー 2.0 ロー ハイキング ［メンズ］

 

 

軽さと快適性、安定性に優れたメンズ用トレッキングシューズです。トレイルランニングシューズの軽さと、ハイキングブーツとしての安定性を兼ね備えており、日帰りハイキングから宿泊を伴う本格的なトレッキングまで、幅広いシーンで活躍します。アッパーは通気性が高く、長時間歩いていても足が蒸れにくく、快適な山歩きを実現します。また、クッションの効いたミッドソールが足裏への負担も軽減します。

サイズ	24.5cm～30.0cm
カラー	カーボン×グレーシックス×コアブラック
重量	410g

 

 

8. アディダス｜テレックス AX4 GORE-TEX ハイキング［レディース］

 

 

軽量設計でありながらあらゆる場所に対応できる多機能なレディース用アウトドアシューズです。ゴアテックス素材が濡れや蒸れを防ぎつつ、ガセットシュータンとパッド入りの履き口が泥や小石の浸入をブロックします。まるでランニングシューズのような快適な履き心地を維持してくれます。一方、あらゆる場面でグリップ力を発揮するラバーを採用することで、岩場や木の根が張り出したルートでも安定した足運びを実現します。

サイズ	22.0cm～26.0cm
カラー	コアブラック×グレースリー×ミントトーン/ワンダーシルバー×コアブラック×グレーツー
重量	非公開

 

 ローカットのトレッキングシューズは軽い履き心地とデザイン性が魅力

ローカットのトレッキングシューズは、他のタイプに比べて履き心地が軽く、足首も動かしやすいところがメリットです。また、デザインもスニーカーに近いため、アウトドアだけでなく日常でも使用できる登山靴です。軽い履き心地を重視する方や、幅広いシーンで着用したい方はぜひローカットのトレッキングシューズを検討してみましょう。