キャンプ用ナイフ|料理や薪割りに最適な選び方とおすすめの人気ナイフ紹介!
キャンプ用ナイフがあれば、薪割り・加工や調理の下ごしらえに重宝します。薪割り・加工に適したシースナイフと調理に適したフォールディングナイフがあるため、利用シーンに合わせて選びましょう。この記事ではキャンプ用ナイフが役立つシーンや選び方、おすすめナイフを紹介します。
目次
キャンプで料理や薪割りをするのなら、キャンプ用ナイフを持参すると便利です。キャンプ用ナイフは製品によって用途や素材が異なるので、ニーズに合ったものを選びましょう。
この記事ではキャンプ用ナイフが役立つシーンや、ナイフ選びのポイント、キャンプに適したおすすめナイフを紹介します。
キャンプ用ナイフが役立つ場面
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キャンプ用ナイフがあると、以下のような場面で活躍します。
薪割り・加工
なたや斧で割った太い丸太はそのままでは使いにくいため、焚き火をする際はさらに使いやすいサイズにカットする薪割り(バトニング)を行う必要があります。コンパクトかつ丈夫なキャンプ用ナイフを使えば、キャンプ初心者でも手軽に手頃なサイズの薪を作れます。
料理
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キャンプご飯で食材をカットする際は、切れ味の良いキャンプ用ナイフがあると下ごしらえが楽になります。キャンプ用ナイフは一般的な包丁に比べるとコンパクトで持ち運びやすいため、荷物を減らせるところも魅力です。
キャンプ用ナイフの選び方2つのポイント
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キャンプ用ナイフを選ぶときのポイントを2つご紹介します。
1. 用途に合ったタイプを選ぶ
キャンプ用ナイフは大きく分けて薪割り・加工用と料理用の2タイプがあります。ナイフをどの用途に使うのかによって選ぶタイプが異なるので、利用シーンを元に最適なものをチョイスしましょう。
薪割り・加工ができるナイフが欲しい場合は、折りたためず鞘に入れて持ち歩くタイプのシースナイフがおすすめです。刃と持ち手が一体化しているシースナイフは、強度が高く衝撃にも強いという特徴があります。
薪割りはしない、料理がメインという場合はコンパクトで折りたたみ可能なフォールディングナイフを選ぶとよいでしょう。シースナイフより強度は下がるものの、軽量で刃が薄いため持ち運びや食材のカットがスムーズです。
2. 素材をチェック
キャンプ用ナイフの素材には、ステンレス製とカーボン製の2タイプがあります。ステンレス製は耐久性が高く、錆びにくいので初心者におすすめです。
一方、カーボン製は、メンテナンスは必要ですが切れ味が鋭く、ストレスフリーで使えるところが魅力です。そのため、初心者ならステンレス、使い慣れてきたらカーボンなど、ニーズに合わせて選ぶことをおすすめします。
キャンプに最適なおすすめナイフ10選!用途別にご紹介
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ここからは、キャンプにおすすめのナイフとして、薪割り・加工に適したシースナイフを5種類、料理に適したフォールディングナイフを5種類ご紹介します。
薪割り・加工に適したおすすめのシースナイフ5選
1. モーラナイフ|ガーバーグ マルチマウント
過酷な状況下で安心して使えるよう設計されたフルタングナイフです。刃厚3.2mmの高品質なステンレススチールを採用しており、薪割りに使っても刃こぼれしない頑丈性を備えています。ブレードの背とグリップエンドに出ている金属部分を使えば、ファイヤスターターとしても活用できる万能ナイフとなっています。
用途 | 薪割り・加工 |
素材 | 【刃】ステンレススチール 【柄】ポリアミド |
重量 | 約170g |
2. ユニフレーム|UFブッシュクラフトナイフ
高強度フルタング構造を採用したキャンプ用ナイフです。薪割りはもちろん、フェザースティック作りにも耐えられる頑丈性と強度を兼ね備えており、ハードな使用シーンにも対応しています。また、刃部の背は角が立ったデザインとなっており、メタルマッチとしても使用できます。鞘にはベルトループが付いているため、腰につけてそのまま持ち歩くことも可能です。
用途 | 薪割り・加工 |
素材 | 【刃】ステンレス刃物鋼 【柄】PP、エラストマー |
重量 | 約150g |
3. ビクトリノックス|アウトドア マスター L
パワー、精密さ、多用途性を兼ね備えた本格的なキャンプ用ナイフです。ハンドルから刃先まで一体化したシングルピース構造に加え、頑丈なマイカルタ製ハンドルを組み合わせることで、さまざまなシーンにも対応できる頑丈なナイフに仕上がっています。ドロップポイントのブレードは研ぎやすいスカンジグラインドになっており、加工に適しています。
用途 | 薪割り・加工 |
素材 | 【刃】ステンレス 【柄】マイカルタ |
重量 | 220g |
4. シュレード|フロンティア ドロップポイント シースナイフ
切れ味の鋭いカーボンを採用したキャンプ用ナイフです。ブレードはフルタング構造、かつ耐久性の高い1095高炭素スチールの一枚で作られているため、薪割りから加工まで幅広い用途で活躍してくれます。また、ブレード部には腐食と反射を防ぐパウダーグレーコーティングが施されており、メンテナンス性と利便性を向上しています。
用途 | 薪割り・加工 |
素材 | 【刃】1095高炭素スチール 【柄】TPE |
重量 | 420g |
5. ベアボーンズ|No.6 フィールドナイフ
フルタングで強化されたハイカーボンスチール製のキャンプ用ナイフです。非常に強度が高く、切れ味も抜群なので、ストレスのない薪割り・加工が可能です。また、ハンドルには高級感と耐久性を併せ持つウォールナットを採用。ブラックのブレードとの組み合わせにより、シックで落ち着いたデザインに仕上がっています。
用途 | 薪割り・加工 |
素材 | 【刃】ハイカーボンスチール 【柄】ウォールナット |
重量 | 317g |
料理に適したおすすめのフォールディングナイフ5選
6. 肥後守|V金10号(VG10)ステンレス
耐食性や耐摩耗性、切れ味に優れた鋼材「V金10号(VG10)」が使われている総ステンレスのナイフです。鞘の部分もステンレス製のため錆びにくく、水場でも安心して使えることが特徴です。五代目肥後守鍛冶職人が手造りした特製品で、ハンドルには肥後守の文字が刻みこまれています。45gと軽量である点もうれしいポイントです。
用途 | 調理 |
素材 | 【刃】ステンレス鋼 【柄】ステンレス鋼 |
重量 | 45g |
7. オピネル|ステンレススチール No.10
錆に強いステンレスを採用した折りたたみ式ナイフです。包丁代わりになるしっかりとしたサイズ感で、野菜はもちろん、肉や魚などをカットするのにもぴったり。キャンプグローブを着用したままでも使いやすいので、コンロや焚き火で調理しながら食材を準備したいときに最適です。また、ビロブロックで使用時も収納時も刃を固定できるので安心して使えます。
用途 | 調理 |
素材 | 【刃】ステンレススチール 【柄】ブナ材 |
重量 | 約75g |
8. スパイダルコ|エンデューラ4ZOME
片手で簡単に開け閉めできる使い勝手の良い折りたたみナイフです。ブレードにサムホールと呼ばれる大きな穴が空いており、親指を引っかければ左右どちらからでもワンハンドで開けることができます。デザインもスタイリッシュで、職人が1本1本手作業で描いたハンドル部分の模様はインパクト大です。
用途 | 調理 |
素材 | 【刃】VG-10(ステンレス) 【柄】FRN |
重量 | 94g |
9. スミス&ウエッソン|Extreme Ops Linerlock SWA25
米国の老舗銃器メーカー、スミス&ウエッソンが開発した折りたたみナイフです。切れ味の良いハイカーボンステンレス鋼の根元には両利き用の親指ノブが付いており、簡単に操作することが可能です。また、アルミニウム製のハンドルにストラップ穴とポケットクリップをつけることで、携帯にも便利な仕様になっています。
用途 | 調理 |
素材 | 【刃】高炭素ステンレス鋼 【柄】アルミニウム |
重量 | 約100g |
10. オピネル|カーボンスチール No.7
切れ味が良く、研ぎやすいカーボンスチールを使用したキャンプ用ナイフです。柔らかな曲線を描いたブレードには開きやすくするためのタブが付いており、ナイフ初心者でも簡単に扱えます。オピネル独自の安全ロック機構が採用されているため、持ち運ぶときも使用するときも安全に使用できるところが魅力です。ペティナイフのように使いたい場合に適したサイズです。
用途 | 調理 |
素材 | 【刃】ハイカーボンスチール 【柄】ブナ材 |
重量 | 約36g |
キャンプ用ナイフがあれば薪割りや料理が楽になる
キャンプ用ナイフは携帯性や使い勝手に優れており、薪を手頃なサイズにカットしたり、料理用の食材をさばいたりするのに適しています。用途や素材によってさまざまな種類があるため、利用シーンやニーズに合ったナイフを選びましょう。