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登山の服装の基本|選び方のポイントや季節ごとのおすすめの服装を紹介

公開日 1年前
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登山の服装の基本|選び方のポイントや季節ごとのおすすめの服装を紹介

登山の服装選びは、快適に登山できるかどうかに大きく影響します。本記事では登山の服装選びのポイントをわかりやすく解説します。後半では、季節別に初心者におすすめの服装を紹介しているため、これから登山を始めようと思っている方はぜひ参考にしてください。

 

 

服装選びに失敗すると、怪我をしたり、体調を崩したりしてしまうため、登山をおこなうのであれば服装選びのポイントを理解しておきましょう。

 

 登山の服装の基本

出典:Adobe Stock

登山では、山頂を目指して山に登ります。ときには難所を通過することもあるため、動きやすい服装が求められます。

山に登るアクティビティには、登山以外にも、トレッキングやハイキングなどがあります。いずれも自然を楽しむ点では共通していますが、トレッキングやハイキングでは登頂を目的としていない点が登山と異なる点です。

登山では足を大きく動かす機会が多いため、動きにくいボトムスを着用していると、足の動きが制限されてしまいます。体をスムーズに動かせないことから必要以上に体力を消耗してしまったり、怪我をしてしまったりする可能性があるため、登山の服装には動きやすいものを選ぶようにしましょう。

 

 どの山にいつ登山するかによって服装選びは変わる

山は、標高によって気温が異なります。同じ日でも標高の低い山と高い山では、山頂の気温や天候が異なるため、登る山の高さに応じた防寒対策が必要です。

標高が1,000m未満の山を低山と呼び、2,000mを超える山を高山と呼びます。標高が1m高くなれば気温は1度低くなるといわれているため、登る山の高さを知れば山頂の気温を算出することができます。ただし、雲ができはじめる高さになると、標高が100m上昇しても気温は0.5度しか下がらなくなるので、覚えておきましょう。

  標高の目安 特徴
低山
1,000m未満
・比較的に気軽に登れる
・日帰りできる
高山
2,000m超え
・テントや山小屋に宿泊する

・荷物が多い

 

 登山でNGな服装

季節に関わらず、体をよく動かす登山では多くの汗をかきます。その際、汗がなかなか乾かずに肌が濡れている状態が長時間続くと、汗冷えによって体温が低下します。低体温症につながれば命にかかわるため、登山の服装は速乾性や透湿性の高いことが重要です。

コットンは保温性に優れており、登山の服装に向いていると考える方もいるでしょう。しかし、速乾性が低く、汗や雨が乾きにくいことから、コットン素材の衣服の着用は登山では避けた方がよいのです。

 

 普段着を上手く活用する

登山での着用を想定している衣服は、機能性が高く、着用することで快適に登山を楽しめます。登山を長く続けるのであれば、揃えておくことがおすすめです。しかし、最初から登山用ウェアやボトムス・リュックなどをすべて揃える必要はありません。

速乾性や伸縮性の低いものを避けるといったように、素材に注意すれば、普段着用している衣服でも登山着として代用できます。普段着は、登山着に比べると機能性は劣るものの、初心者が登る山の場合に大きな問題はありません。いきなりすべてのアイテムを揃えるとなると多くの費用がかかるため、無理のない範囲で少しずつ揃えていきましょう。

 

 登山の服装の選び方のポイントは「レイヤリング」

出典:Adobe Stock

登山の服装を選ぶ際は、レイヤリングを意識することが重要です。レイヤリングとは重ね着を意味する言葉であり、登山ではベースレイヤーとミドルレイヤー、アウターレイヤーの重ね着を指します。

天候や標高・運動量によって、体感温度は変動します。常に一定ではなく、1日のうちにコンディションは変動するため、コンディションが変わるたびに体温調節をおこなわなければなりません。重ね着をしていると着脱によって体温を調節しやすいことから、登山ではレイヤリングが重要となります。

以下で、レイヤリングの重要ポイントをまとめました。

 ベースレイヤーは、登山する季節や行動量にふさわしい生地の厚みと機能のものを選ぶ

 ミドルレイヤーは、行動中や休憩中といった着用シーンにふさわしい素材のものを選ぶ

 アウターレイヤーは、防水性や透湿性の高いものを選ぶ

 ボトムスは、気温に適した生地の厚さと丈の長さのものを選ぶ

 

 ベースレイヤーを選ぶポイント

ベースレイヤーとは、レイヤリングの中で最も肌に近い衣服です。肌表面の汗や水分をすばやく吸収して、肌が長時間濡れている状態を防ぐ役割があります。

ベースレイヤーは、登山する季節や行動量に適している生地の厚みと機能のものを選びましょう。気温が高い季節や運動量が多いと予想される日は、薄い生地で通気性の高いものが向いています。一方、気温が低い季節や運動量が少ないと予想される日は、厚い生地で保温性の高いものがおすすめです。

ベースレイヤーを自宅にある衣服で代用する場合は、ナイロンやポリエステルなど吸水性の高い素材のものを選びましょう。

 

 ミドルレイヤーを選ぶポイント

ミドルレイヤーとは、ベースレイヤーとアウターレイヤーの間に着用する衣服です。ベースレイヤーが吸収した汗を外気へ拡散させる役割があります。

ミドルレイヤーは、着用シーンにふさわしい素材のものを選びましょう。行動中は汗をかきやすいことから通気性の高い素材のものを、休憩中は体が冷えないように保温性の高い素材のものを選ぶ必要があります。

ミドルレイヤーを自宅にある衣服で代用する場合は、タウンユースのフリースなど、保温性の高いものを選びましょう。

 

 アウターレイヤーを選ぶポイント

アウターレイヤーとは、レイヤリングの中で最も外側に着用する衣服です。雨や風・雪など外部の刺激から体を守る役割があります。

アウターレイヤーは、防水性や透湿性の高いものを選びましょう。透湿性とは水分を外側へ逃がす機能であり、透湿性の低い衣服の場合、衣服の内部から湿った空気を放出できずに蒸れてしまいます。

アウターレイヤーを自宅にある衣服で代用する場合は、レインコートなど、防水性の高いものを選びましょう。

 

 ボトムスを選ぶポイント

ボトムスは下半身に着用する衣服であり、怪我や紫外線、虫から脚を守ります。

ボトムスは、気温に適した生地の厚さと丈の長さのものを選びましょう。気温が低い場合は生地が厚くて丈の長いものを、気温が高い日は生地が薄くて丈の短いものの着用が向いています。

登山用ボトムスを自宅にある衣服で代用する場合は、耐久性や伸縮性の高いものを選びましょう。

 

 

【春・秋の登山】初心者にもおすすめの服装

春(3月~5月)や秋(9月~11月)は、気温が穏やかで登山しやすい季節です。しかし、春といっても3月はまだまだ気温が低く、秋といっても10月以降は雪が降り出す山もあります。朝晩は日中より冷え込むこともあるため、春や秋でも防寒対策は必須です。

【春・秋の登山 一般的な服装例】

メンズ
【ベースレイヤー】ポリエステルのシャツ
【ミドルレイヤー】フリース
【アウターレイヤー】ソフトシェル
【ボトムス】ロングパンツ
レディース
【ベースレイヤー】ウールのシャツ

【ミドルレイヤー】山シャツ

【アウターレイヤー】ウィンドブレーカー

【ボトムス】ロングパンツ

 

・メンズ

春・秋の登山におすすめの男性向けアイテムを紹介します。

【クライムライトジャケット(‎ THE NORTH FACE)】

 

 

「クライムライトジャケット」は、透湿性と軽さ・耐久性を兼ね備えた防水シェルです。表地と裏地の間にGORE-TEX メンブレンを挟んで圧着させた、GORE-TEX PRODUCTS 3層素材を使用することで実現しています。風のバタつきを軽減するシルエットとなっており、風の強い日でも快適に登山をおこなうことが可能です。

サイズ展開 S/M/L/XL/XXL
素材 20D Recycled Nylon GORE-TEX Micro Grid Backer(3層)
重量(g) 310(Lサイズ)
カラー ホライズンレッド/ニュートープ/アビエイターネイビー/ブラック/ロイヤルブルー/ブラッシュファイアーオレンジ/ミネラルゴールド/パープルヘイズ/ワサビ

 

・レディース

春・秋の登山におすすめの女性向けアイテムを紹介します。

【ボンディングフリースジャケット(CHUMS)】

 

 

「ボンディングフリースジャケット」は、肉厚のボンディングフリース生地を使用することで、高い保温性を実現したジャケットです。裏地に毛足の短いマイクロフリースを使用することで、着心地の良さが高くなっています。フリースの間には防風性フィルムが挟み込まれており、登山中に強い風が吹いても冷たく感じにくい点が魅力です。フロントジップを上まで閉めれば防寒対策になるため、コンディションに応じてジップで体温を調節しましょう。

サイズ展開 M/L
素材 ポリエステル
重量(g) 記載なし
カラー メランジグレー/ベージュ/ブルー/ブラック/ブルークレイジー

 

 

【夏の登山】初心者にもおすすめの服装

夏(6月~8月)は気温が高いため、熱中症を防止するために通気性が高い衣服を選ぶ必要があります。ゲリラ豪雨に遭遇しやすい季節であるため、雨が降っても体が濡れないようにレインウェアを用意しておきましょう。実際に遭遇した際には、山小屋やシェルターに避難してください。

【夏の登山 一般的な服装例】

メンズ
【ベースレイヤー】ポリエステルのシャツ
【ミドルレイヤー】山シャツ
【アウターレイヤー】ソフトシェル
【ボトムス】ショートパンツ
レディース
【ベースレイヤー】ポリプロピレンのシャツ

【ミドルレイヤー】化繊インサレーション

【アウターレイヤー】ソフトシェル

【ボトムス】ショートパンツ

 

・メンズ

夏の登山におすすめの男性向けアイテムを紹介します。

【マジックドライストライプサッカー長袖シャツ(MIZUNO)】

 

 

「マジックドライストライプサッカー長袖シャツ」は、シアサッカーと呼ばれる凸凹とした生地を使用しており、肌表面に触れる布面積を減らすことで夏でも涼しく着用できます。バンドカラーがトレンド感を演出しており、タウンユースとしても違和感はありません。左胸にポケットがついており、ちょっとした小物であれば収納できます。

サイズ展開 M/L/XL
素材 綿、ポリエステル
重量(g) 記載なし
カラー サルートネイビー

 

・レディース

夏の登山におすすめの女性向けアイテムを紹介します。

【WIC.T ワンポイントロゴ(mont-bell)】

 

 

「WIC.T ワンポイントロゴ」は、コットンのような肌触りと速乾性・通気性を兼ね備えたTシャツです。特徴の異なる繊維2種類を使用することで、多機能を実現しました。また、光に当たることで臭いのもとを分解する粒子を繊維に練りこんでおり、半永久的に消臭効果は持続します。登山だけではなく、普段使いにも向いている商品です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL
素材 ウイックロン®
重量(g) 113
カラー ネイビー/ミント

 

 

【冬の登山】初心者にもおすすめの服装

冬(12月~2月)は気温が低い季節であり、体が冷えると筋肉が硬直して動きにくくなるため、しっかりと防寒対策をおこないましょう。雪山以外を選ぶと、初心者でも冬に登山を楽しめます。

【冬の登山 一般的な服装例】

メンズ
【ベースレイヤー】ウールのシャツ
【ミドルレイヤー】フリース
【アウターレイヤー】ハードシェル
【ボトムス】ロングパンツ
レディース
【ベースレイヤー】ウールのシャツ

【ミドルレイヤー】ダウン

【アウターレイヤー】ハードシェル

【ボトムス】ロングパンツ

 

・メンズ

冬の登山におすすめの男性向けアイテムを紹介します。

【メンズ・R2テックフェイス・フーディ(patagonia)】

 

 

「メンズ・R2テックフェイス・フーディ」では、ハイロフトのダブル織素材を使用しています。熱をためることなく、温かい着心地を実現している点が特徴です。袖口はストレッチニット素材であり、手首にフィットすることで冷気の侵入を防ぎます。生地表面には撥水加工が施されており、小雨や雪であれば衣服が濡れるのを防げる点も魅力です。

サイズ展開 XS/S/M/L/XL/XXL
素材 ポリエステル
重量(g) 485
カラー ダークボレアレスグリーン/スモールダーブルーダブル×メトリックオレンジ/ブラック/ベイスングリーン

 

・レディース

冬の登山におすすめの女性向けアイテムを紹介します。

【サンダーラウンドネックジャケット(THE NORTH FACE)】

 

 

 

画像引用:楽天

「サンダーラウンドネックジャケット」は、ダウンと化繊わたによる軽量ハイブリッドタウンのジャケットです。体から発する遠赤外線を粒子が吸収して、体に輻射することで保温効果を高めています。首元がすっきりと開いており、レイヤリングで他の衣服に影響しにくい点も嬉しいポイントです。水に濡れても温かさを保ち続けられるようになっており、雨や雪が降っても安心です。

サイズ展開 S/M/L/XL
素材 PERTEX(R)Quantum ECO
重量(g) 230g(Lサイズ)
カラー ココアブラウン/サンドトープ/ブラック

 

 まとめ

登山を快適に楽しむためには、服装選びが重要です。1日の登山の中でもコンディションは変わるため、レイヤリングを活用して体温調節をおこないましょう。

登山用アイテムは機能性が高く、快適に登山をおこなうための機能が搭載されています。しかし、すべてのアイテムをいきなり揃えると金銭的負担が大きくなるため、最初は自宅にある衣服で代用しても問題ありません。伸縮性や速乾性などがある普段着で代用しながら、少しずつ登山用アイテムを揃えていきましょう。ぜひ本記事で紹介した服装の選び方やおすすめの商品を参考に、登山の服装を選んでください。

 

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