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ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の選び方|登山におすすめ商品を紹介

ULクッカー(ウルトラライトクッカー)とは、スポーツ用品やアウトドア用品などを提供しているEVERNEWのクッカーです。本記事では、ULクッカーの特徴の説明や後半では、ULクッカーの選び方、おすすめの商品を紹介します。登山やキャンプで料理をする予定の方はぜひ参考にしてください。
目次
軽量性が優れている、EVERNEWのULクッカー(ウルトラライトクッカー)は、「登山の荷物が重い」といった悩みを解消できるアイテムです。耳にしたことはあるものの、ほかのクッカーとの違いがわからずに購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の特徴についてわかりやすく説明します。後半では、ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の選び方やおすすめの商品も5つ紹介しているため、登山やキャンプで料理をする予定の方はぜひ参考にしてください。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)とは
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登山では、さまざまな道具を持っていくと便利な反面、荷物が重たくなってしまい、体力が消耗してしまいます。登山での食事を考えている方の中には、荷物が重くなってしまうから、調理道具を持って行かずに、非常食や軽食で済まそうかなと悩んでいる方もいるでしょう。そのような方におすすめなのが、ULクッカー(ウルトラライトクッカー)です。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)とは、スポーツ用品やアウトドア用品などを提供しているEVERNEWのクッカーです。さまざまなメーカーから多くのクッカーが提供されていますが、ULクッカー(ウルトラライトクッカー)は特に軽量で、登山時の荷物を軽くすることができます。荷物を軽くすることは、転倒リスクを減らすことも期待できるため、登山で料理をする場合は、クッカーの軽量化を検討してみることがおすすめです。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の特徴
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ULクッカー(ウルトラライトクッカー)のもっとも大きな特徴は、その軽さにあります。とはいえ、素材や形状によっても特徴は異なるため、それぞれの特徴を理解したうえでどれを購入するのか検討しましょう。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の素材
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の素材には、アルミとステンレスがあります。以下の表で、それぞれの素材の特徴をまとめました。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の素材
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メリット
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デメリット
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アルミ
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・非常に軽い
・熱伝導率が高い
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・強度が低い
・錆びやすい
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チタン
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・錆びにくい
・強度が高い
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・熱伝導率が低い |
アルミは非常に軽量性に優れているうえ、熱伝導率が高い点がメリットです。その反面、チタンに比べると錆びやすくなっています。強度が低いことから、歪みやすい点もデメリットです。
一方、チタンはアルミより軽量性に劣るものの、強度が高い点がメリットです。酸化被膜によって錆びにも強くなっています。しかし、熱伝導率が低いことから、熱ムラで食材が焦げやすい点がデメリットです。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の形状
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の形状には、丸型(浅型・深型)・角型があります。以下の表で、それぞれの形状の特徴をまとめました。
収納性 | 食べやすさ | 向いている調理法 | 向いているメニュー | ||
丸型 | 浅型 | × | ○ | 炒める/焼く | 炒めもの |
深型 | ○ | △ | 煮る/茹でる | 鍋料理 | |
角型 | ○ | - | - | 汁物/袋麺 |
丸形は定番の形状であり、目玉焼きや炒めものなど、さまざまな調理方法に向いています。製品数が多いものの、収納時にデッドスペースができやすい点がデメリットです。
一方、角形は袋麺を折らずに調理できる点がメリットです。四隅は若干洗いにくいものの、角から汁を注ぎやすいことから、汁物や袋麺を食べたい方に向いています。
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の選び方
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ULクッカー(ウルトラライトクッカー)を選ぶ際は、以下の点を意識するのがおすすめです。
容量で選ぶ
素材で選ぶ
形状で選ぶ
収納性で選ぶ
容量で選ぶ
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)で何を調理したいかによって、適した容量は異なります。たとえば、袋麺を煮る場合と米を炊く場合では必要な水の量が異なるため、必要なクッカーの容量も異なるのです。以下の表で、調理別の一般的な容量の目安をまとめました。
【一般的な容量の目安】
容量の目安 | |
コーヒー1杯 | 約300ml |
即席麺 | 約500ml |
米1合 | 約700ml |
また、何人分の調理を同時におこなうかによっても、必要となる容量は異なります。1人の場合は700ml程度までのもの、1〜2人の場合は700〜1,000ml程度のもの、2〜3人の場合は1,000ml程度より大きなものを選ぶことがおすすめです。
素材で選ぶ
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の素材は、アルミとチタンの2種類です。強度や熱伝導率が異なっており、何を重視するかによって、選ぶ素材は異なります。たとえば、「食材にすばやく熱を通したい」場合には、熱伝導率の高いアルミがおすすめであり、「直火で料理したい」場合には耐久性の高いチタンがおすすめです。
形状で選ぶ
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)の形状には、丸形(浅型・深型)・角形があります。収納性や食べやすさ・向いている調理方法はそれぞれ異なるため、重視したいものや調理したいものによって選ぶとよいでしょう。たとえば、「荷物をコンパクトにまとめたい」場合は収納性の高い角型がおすすめです。「食材を茹でたい」場合は、食材が水に十分に浸る深型がおすすめといえます。
収納性で選ぶ
クッカーで荷物を圧迫しないために、収納性で選ぶことも重要です。クッカーの多くは、サイズ違いのものをマトリョーシカのように重ねられるようになっています。
より多くのクッカーをコンパクトにまとめるのであれば、丸形や角形など形状が同じものを重ねることがおすすめです。クッカーを購入する際は1人での使用を想定しても、後々使用人数が増える場合もあります。そのため、買い足しても重ねられるように、同じ形の違うサイズの販売もおこなっているか確認しておくと、安心でしょう。
登山におすすめのULクッカー(ウルトラライトクッカー)5選!
登山におすすめのクッカーを5つ紹介します。
【チタンウルトラライトクッカー1RED (EVERNEW)】
「チタンウルトラライトクッカー1RED」は、95gと超軽量なチタン製のクッカーです。チタンの特殊薄板を使用することで、同シリーズで約20%もの軽量化を実現しました。取手部分にはシリコンチューブが巻かれており、クッカーが高温でも素手でつかんで調理することが可能です。容量は600mlあり、1人用に向いています。
容量 | 600ml |
サイズ | 12.4cm×12.4cm×5.2cm |
重量 | 95g |
素材 | チタン |
【Ti U.L. Pot 1300 (EVERNEW)】
「Ti U.L. Pot 1300」は、炎を受け止める面積の広い、チタン製のクッカーです。0.3mmと薄く、効率的に内部に熱を伝えられるため、調理時間を短縮できます。また、1,300mlと大容量であることから、2〜3人のグループ登山での使用に最適です。雪山で雪から水を作る際に向いているサイズであり、雪山登山を検討している方にもおすすめのクッカーとなっています。
容量 | 1,300ml |
サイズ | 15cm×15cm×7.7cm |
重量 | 130g |
素材 | チタン |
【mulTibox (EVERNEW)】
「mulTibox」は、ハンドル付きの角型クッカーです。角から水を注ぎやすく、クッカーだけではなく、ポットとして使用するなどさまざまなシーンで活躍します。素材はチタン製で強度が高いことから、長く愛用できるでしょう。容量は900mlであり、2人での使用に最適です。
容量 | 900ml |
サイズ | 7.5cm×10cm×17.5cm |
重量 | 210g |
素材 | チタン |
【Ti Pasta pot 1000(EVERNEW)】
「Ti Pasta pot 1000」は、パスタの湯切りができるチタン製のクッカーです。容量は1,000mlと大容量であることから、たくさん食べる方だけではなく、2人分の調理にも向いています。ハンドルが大きめに設定されており、1人で豪快に食事することが可能です。湯切りができるというユニークなデザインであり、パスタが好きな方は購入を検討してみるとよいでしょう。
容量 | 1,000ml |
サイズ | 11cm×11cm×11cm |
重量 | 116g |
素材 | チタン |
【Ti 570FD Cup(EVERNEW)】
「Ti 570FD Cup」は、内部に記載してある目盛りが便利なチタン製のクッカーです。インスタントヌードル用に330mlとアルファ米用に160mlの目盛りがついており、別で計量カップを用意する必要はありません。容量は570mlであることから、カップ麺やドリンクを一緒に作れるため、調理の手間や時間を削減できる点が魅力です。
容量 | 570ml |
サイズ | 11cm×11cm×6.1cm |
重量 | 55g |
素材 | チタン |
まとめ
ULクッカー(ウルトラライトクッカー)は、軽量性が優れているクッカーです。「登山で料理をしたいけれど、荷物が重くなることに困っている」という方に向いています。
一口にULクッカー(ウルトラライトクッカー)といってもさまざまな商品があるため、容量や素材・形状などを確認したうえで、どれを購入するか検討してください。後々追加でクッカーを購入する可能性もあるため、買い足しても重ねて収納できるように、同じ形でサイズの違うものも販売されているか、購入時に確認しておくことがおすすめです。ぜひ本記事で紹介したおすすめの商品を参考にして、お気に入りのクッカーを探してみてください。