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登山の食事でレトルトご飯はあり?注意点とおすすめ人気レトルト食品を紹介

レンジでチンするだけで簡単に食べられるレトルトご飯ですが、登山の食事でも活用できます。ただ、レトルトご飯は加熱が必須のため、登山のときは湯煎するなどあらかじめ調理してから食べましょう。本記事ではレトルトご飯を登山に持っていくメリット・デメリットやおすすめのレトルト食品を紹介します。
目次
レンジで温めるだけで簡単に食べられるレトルトご飯。
レンジがない場合は湯煎などで加熱しても調理できるので、登山に持っていくことも可能です。
本記事では、登山の食事でレトルトご飯を持参するメリット・デメリット、登山中に食べる方法と、おすすめのレトルト食品を紹介します。
登山のご飯はレトルトでもOK?
出典:Adobe Stock
自宅なら電子レンジでチンするだけで簡単に調理できるレトルトご飯ですが、登山のご飯にも使えます。
ここでは、登山にレトルトご飯を持っていくメリットとデメリットを紹介します。
【メリット】買いやすくて普段の食事にも活躍
レトルトのご飯はスーパーで手軽に買えて、自宅で簡単に美味しいご飯が食べられる利便性の高さがメリットです。
また、同じ白米の中でも「こしひかり」や「ななつぼし」など、好みの品種が選べるだけでなく、玄米や赤飯、チキンライスなど白米以外も販売されているため、飽きずに楽しめます。
【デメリット】加熱調理必須!賞味期限も意外と短い
レトルトご飯は加熱調理必須なので、登山に持参すると食べるまでに手間も時間もかかる場合もあります。
また、アウトドアで人気のアルファ米と比べると重たく、賞味期限が短い商品も多いのもデメリットでしょう。
登山でレトルトご飯を食べるときの注意点!正しい調理方法を紹介
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登山のときは湯煎や煮込み調理など、何らかの方法でレトルトご飯を加熱してから食べなくてはいけません。
登山中でもできる調理方法を紹介します。
湯煎で温める
レトルトご飯は湯煎で温めても美味しく食べられます。
ただし、登山に持参する鍋はレトルトのパックがそのまま入る大きさではないことが多いので、耐熱性のジッパーバックにご飯を崩して入れて湯煎しましょう。
湯煎中は時々袋をひっくり返すと加熱ムラを防げます。
時間は10分程度が目安です。
クッカーで煮込み調理
クッカーにレトルトご飯を崩して鍋に入れ、雑炊やリゾットのように味付けして食べるのもおすすめです。
煮込むことで湯煎以上に満遍なく熱が加わり、味も食感もよくなります。
発熱剤を使用する
防災グッズで販売されている発熱剤も登山で温かいご飯を食べるのに最適です。
専用の袋に発熱剤とレトルトご飯、水を入れると、高温の蒸気が発生し、20〜30分程度で温かいご飯が完成します。
袋のスペースに余裕があれば、飲み物なども入れることが可能です。
なお、外気温が低いとうまく調理できない可能性があるため注意しましょう。
登山に持っていきたい人気レトルト食品おすすめ6選
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ここでは、登山でも自宅用でも便利で美味しいパックご飯やレトルト食品を紹介します。
アイリスオーヤマ|パックご飯 青天の霹靂
比較的新しいブランド米「青天の霹靂」はキレと粘りのバランスが絶妙なお米です。
青森県で初めて食味ランキング「特A」を受賞したことでも話題となりました。
レトルトご飯では一等米を100%使用し、精米したてのお米を炊き上げすぐにパック詰め。
おかずを選ばない美味しさを手軽に味わえます。
内容量 | 150g(1パック) |
カロリー | 216kcal(180gあたり) |
原材料 | うるち米(青森県産) |
テーブルマーク|北海道産ゆめぴりか
北海道米の最高峰ともいわれる「ゆめぴりか」は、濃い甘味ともっちりとした粘りが特徴の品種で、まずは白米で旨味を味わいたいお米です。
お米の食味ランキングでは最上位の特Aを12年連続受賞しています。
テーブルマークのゆめぴりかは、日本有数の米どころ、魚沼にある工場で洗米から炊飯まで行なっています。
キレイな水を使っているからレトルトでもお米の美味しさを楽しめるでしょう。
内容量 | 150g(1パック) |
カロリー | 218kcal(150gあたり) |
原材料 | うるち米(北海道産) |
サトウ食品|サトウのごはん 新潟県魚沼産 コシヒカリ
お米の生産量が日本一の新潟県の中でも、特に美味しいとされているのが魚沼地域で収穫されるコシヒカリです。
炊き上げた蒸気からも感じられる甘味ともっちりとした食感で、冷めても美味しくいただけるのが特徴です。
サトウのごはんでは、魚沼産のコシヒカリを100%使用し、ガス直火炊き製法により、昔ながらのかまどで炊いたご飯を再現しています。
なお、サトウのごはんシリーズは130g~260gまで種類があるため、食事量に合わせて選ぶこともできます。
内容量 | 200g(1パック) |
カロリー | 284kcal(200gあたり) |
原材料 | うるち米(新潟県産) |
おきたま興農舎|パックご飯 つや姫
10年の開発期間を経て誕生した山形県産のつや姫は、販売以来ずっと食味ランキング特Aを受賞、食味試験では「コシヒカリ」を上回る結果も得ています。
甘味と旨味が強いだけでなく、粒がそろった白くて艶のある見た目のよさも特徴の一つです。
農薬・化学肥料・添加物を使わず安全に炊き上げているため、レトルトとは思えない美味しさが楽しめます。
登山はもちろん、自宅用にもおすすめです。
内容量 | 150g(1パック) |
カロリー | 207kcal(150gあたり) |
原材料 | うるち米(山形県産) |
東洋水産|ふっくら赤飯
小豆の煮汁を使い本来の色を活かし、着色料を一切使用せずに炊き上げた赤飯です。
もち米を使っているので、他のレトルトご飯と比べて高カロリーなのが登山にうれしいポイント。
東洋水産では赤飯以外の“ふっくら”シリーズとして、おこわやとり釜飯なども扱っているため、味のついたご飯を食べたいときにもよいでしょう。
内容量 | 160g(1パック) |
カロリー | 314kcal(160gあたり) |
原材料 | もち米、小豆、食塩 |
尾西食品|アルファ米12種類全部セット
レトルトご飯よりも手間をかけずに、登山でお米を食べたいなら、アルファ米がおすすめです。
お湯を入れれば15分、水でも60分で美味しいご飯が食べられます。
重さも水を入れる前は100g程度と軽くて持ち運びにも便利です。
白米以外に白がゆや松茸ご飯、ドライカレー、えびピラフなどもあるので味を選ぶ楽しみもあります。
5年間の長期間保存が可能なため、非常食を兼ねて準備しておいてもよいでしょう。
内容量 | 100g(1パック)出来上り量は260g |
カロリー | 366kcal(100gあたり) |
原材料 | うるち米 |
※白米の場合
登山の食事はレトルトも活用しよう
レンジ調理のイメージが強いレトルトご飯ですが、実は湯煎や煮込みなどの方法でも食べられるため、覚えておけば登山はもちろん、防災対策としても役立ちます。
登山用に持参する場合、調理に多少の手間はかかるものの、スーパーやコンビニなど、どこでも買いやすい点がメリットです。
なお、さらに手間を削減したいなら、アルファ米の活用もおすすめです。
登山では、レトルト食品を使って手軽に美味しいご飯を楽しみましょう。