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登山の行動食とは?必要な理由やおすすめの行動食を紹介

更新日 3週間前
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登山の行動食とは?必要な理由やおすすめの行動食を紹介

行動食とは、登山の行動中にカロリーを補うための食事です。安全に登山を楽しむためにも行動食は必要不可欠なアイテムです。本記事では行動食の必要性や選び方、おすすめの行動食を紹介するため、登山で食べる行動食選びの参考にしてください。

 

登山の活動中でも食べられる、行動食。登山を安全におこなうために、必要不可欠なアイテムのひとつです。しかし、「行動食って本当に必要?」「休憩中の食事とは何が違うの?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。

そこで、本記事では、登山の行動食とはどのようなものかについて解説します。必要性や選び方、おすすめの行動食を紹介するため、これから登山を始めたいという方はぜひ参考にしてください。

 

 登山の行動食とは

出典:Adobe Stock

行動食とは、登山の行動中にカロリーを補うための食事です。基本的には、動きながら摂取するものであるものの、休憩時に荷物を広げずに簡単に食事を摂りたい場合にも活躍します。

登山中の食事の種類には、行動食のほかに、通常食と非常食があります。それぞれの食べるタイミングや食事例を以下の表にまとめました。

  食べるタイミング
行動食 登山中(休憩含む) チョコレート、ゼリー、パンなど
非常食 非常時 チョコレート、ビスケット、缶詰パンなど
通常食 休憩時 おにぎり、パン、レトルト食品など

非常食とは、想定外のアクシデントやトラブルが発生した際に、救助が来るまで、または下山するまでに摂る食事です。栄養価やカロリーが高く、日持ちのするものを選ぶ必要があります。具体的には、チョコレートやビスケット、缶詰パンなどが挙げられます。

通常食とは、登山中の朝昼晩の休憩時に摂る食事です。手軽に食べられるおにぎりやパンに加えて、調理が必要なレトルト食品も例に挙げられます。

 

 登山において行動食が必要な理由

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登山するのであれば、行動食の用意は必須です。登山は行動量が多いことから、エネルギーが不足しやすくなっており、血糖値の低下で体に力が入らないシャリバテと呼ばれる状態に陥る場合があります。

シャリバテの症状には、以下のようなものがあります。

 疲労感

 目眩

 頭痛

 冷や汗

 手足のしびれ

 意識障害

シャリバテを起こすと、場合によっては意識を失うこともあるため、行動中には水分補給だけではなく、小まめに食事を摂ってカロリーを補給することが重要です。

 

 登山の行動食選びのポイント

登山において行動食が重要とわかっても、具体的にどのようなものを選べばよいのか悩んでしまう方もいるでしょう。そこで、この章では、登山の行動食を選ぶ際のポイントを解説します。

 栄養価・カロリーで選ぶ

行動食を摂取する目的はカロリーの補給であるため、カロリーの高いものを選ぶことが重要です。カロリーを多く摂取しようとして大量に食事を摂ると内臓に負担がかかるため、1個で100カロリー以上あるものなど、少量で多くのカロリーを摂取できるものを選びましょう。

また、行動食では三大栄養素をしっかり補給することも求められます。長時間の登山では分解に時間のかかる脂質の多いものを、短時間でエネルギーを補給したい場合には、すぐにエネルギーに変わる糖質の多いものを選ぶことがおすすめです。

 

 持ち運びのしやすさで選ぶ

登山で重い荷物を担いで活動すると、肩が痛くなったり、体力の消耗が激しくなったりします。快適に登山を楽しむためには、荷物を軽くする必要があり、行動食も例外ではありません。行動食を選ぶ際は、コンパクトで軽いものを選びましょう。

 

 食べやすさで選ぶ

行動食は、主に動きながら食べるものであるため、動きながらでも食べやすいものを選ぶ必要があります。食べる際に準備が必要なものの場合、動きながらの食事は難しいでしょう。また、手が汚れるものは衣服や荷物を汚してしまったり、食事後に手を洗う時間が多くかかったりしてします。そのため、行動食を選ぶ際は、サッと出してすぐ食べられるものや手が汚れにくいものを選ぶことがおすすめです。

 

 保存性で選ぶ

登山の行動食を選ぶ際は保存性の高いものを選ぶことも重要です。保存性とは、食品を良好な状態で保持する性質です。

生鮮食品のような傷みやすいものを行動食として持ち運んだ場合、登山中に腐ってしまったり、傷んでしまったりする可能性があります。腐った行動食を食べてしまうと、食中毒を起こすこともあるため、特に気温の高い夏の行動食選びには注意が必要です。

 

 味で選ぶ

体調によって、美味しいと感じる味は異なります。また、体調によって必要な栄養も異なるため、行動食は甘味、塩味、酸味を揃えて用意しておき、体調や味覚に応じて食べ分けることがおすすめです。以下の表で、シチュエーション別におすすめの味をまとめました。

  シチュエーション
甘味 頭がボーッとするとき、眠気を感じるとき
塩味 大量の汗をかいたとき
酸味 疲労を回復したいとき

頭がボーッとしているときはブドウ糖が不足しているため、チョコレートなど甘いものを食べることがおすすめです。また、大量の汗をかいたときにはサラミなど塩分を補給できるものを、疲労を回復したいときには疲労回復の効果があるクエン酸が含まれているものを摂取しましょう。

 

 

 登山の行動食おすすめ6選!

登山の行動食におすすめの商品を6つ紹介します。

 【ブラックサンダー(有楽製菓)】

 

 

ブラックサンダーは、有楽製菓が製造しているチョコレート菓子です。ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしたものであり、ココアのほろ苦さとチョコレートの甘味がマッチしています。ザクザクとした食感で食べ応えがあり、少量で満足できることから登山の行動食におすすめです。

 

 【SOYJOY(大塚製薬)】

 

 

SOYJOYは、大塚製薬が製造しているスティックタイプの栄養食品です。小麦粉を一切使用しておらず、大豆を粉にした生地にフルーツやナッツなどを練り込んで焼き上げています。1本で大豆約35粒分の栄養を摂取できるうえに、片手で簡単に食べられる手軽さから登山の行動食におすすめです。

 

 【Enemoti 塩餅(セロトーレ)】

 

 

Enemoti 塩餅とは、おもちにパラチノースを配合した栄養食品です。パラチノースとは天然の糖質であり、砂糖よりも分解速度の遅い点が特徴です。すぐに糖分が切れてしまうという砂糖にありがちな問題を解消できるため、登山を始めとするさまざまなスポーツで活躍します。ケミカルな素材を使用していないことから、人工的な味が苦手という方でも美味しく食べられます。

 

 【カロリーメイト ブロックタイプ バニラ味(大塚製薬)】

 

 

カロリーメイト ブロックタイプは、5大栄養素をバランスよく摂取できるスティックタイプの栄養食品です。1本100カロリーとなっており、摂取したカロリーを簡単に計算できます。簡単に食べられるスティックタイプの形状であるうえに、賞味期限が製造日から1年と長いことから登山の行動食におすすめです。紹介しているバニラ味以外にも、チーズ味やフルーツ味、チョコレート味、メープル味と種類が豊富であり、好みによって味を選べる点も魅力です。

 

 【えいようかん(井村屋)】

 

 

えいようかんは、5年間の長期保存が可能なようかんです。適度に柔らかく、すっきりした甘さであることから水がなくても美味しく食べられます。1本でご飯小盛り1杯分のエネルギー補給が可能です。片手で簡単に食べられることから行動食に向いており、保存期間が長いことから非常食にも最適です。

 

 【inゼリー エネルギー マスカット味(森永製菓)】

      

 

inゼリー エネルギー マスカット味は、消化吸収に優れたゼリー飲料です。固形物を食べたときのように喉が渇きにくいのにもかかわらず、固形物のようにしっかりとした満足感を味わえます。片手で素早く飲むことができて、おにぎり約1個分のエネルギーを摂取できることから登山中の行動食におすすめです。

 

 登山の行動食の食べ方

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登山の行動食は小腹が空く前に食べるようにしましょう。摂取した行動食がエネルギーに変換されるまでには時間がかかるため、エネルギーが不足する前に食べておくことが重要です。

しかし、一度に大量の行動食を食べればよいというわけではありません。内臓に負担がかかるだけではなく、胃や腸に血液が集中することで脳への血流が悪くなり、集中力が落ちる可能性があります。そのため、登山の行動食は複数回に分けて摂取しましょう。

 

 まとめ

安全に登山を楽しむためには、行動食の用意が必要です。登山では多くのカロリーを消費するため、行動食をこまめに摂取してシャリバテを防ぎましょう。行動食を選ぶ際は、配合されている栄養素やカロリーのほか、食べやすさ、保存性のよさなどを意識して選ぶことがおすすめです。

ぜひ本記事で紹介したおすすめの商品6つも参考にして、登山で食べる行動食選びの参考にしてください。

 

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