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登山用クッカーの選び方|おすすめアイテムやお手入れ方法を紹介

公開日 10ヶ月前
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登山用クッカーの選び方|おすすめアイテムやお手入れ方法を紹介

本記事では、登山やキャンプ、アウトドアでの食事作りに欠かせないアイテムであるクッカーについて解説します。後悔しない登山用クッカーの選び方やお手入れ方法、おすすめのクッカーをご紹介します。山ごはんに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。

 

 

「大自然に囲まれた空間で美味しい山ごはんを食べたい」と考える方も多いでしょう。そのような場合には登山用クッカーが役に立ちます。しかし、さまざまなメーカーがさまざまな形状のクッカーを提供しており、初心者の方はどれを選べばよいのか悩んでしまうかもしれません。

そこで本記事では、後悔しない登山用クッカーの選び方について解説していきます。記事の後半では、おすすめのクッカーを紹介しているため、山ごはんに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。

 

 登山用クッカーとは?

出典:Adobe Stock

登山用クッカーとは、主に登山時に使用する調理器具の総称です。コッヘルとも呼ばれており、野外での食事作りに役立ちます。

フライパンのみといったようにクッカーを個別で購入することも可能ですが、最近の傾向としては調理器具や食器が一緒になったセットが主流。セットには大鍋、小鍋、フライパン、マグカップなどを含んでおり、マトリョーシカのように数種類のクッカーを重ねて収納することで、荷物を効率的にまとめられて、登山時の荷物量を減らすことが可能です。

 

 登山用クッカーの選び方

出典:Adobe Stock

一口にクッカーと言っても、大きさや形状などさまざまです。登山用クッカー選びで後悔しないためには、以下のポイントを考慮することが重要です。

  容量で選ぶ

  素材で選ぶ

  形状で選ぶ

  持ち運びやすさで選ぶ

 

登山では、クッカーを使用しないときはザックに収納して移動します。そのため容量や素材、形状だけではなく、持ち運びの容易さもクッカー選びにおける重要な要素になります。

 

 容量で選ぶ

クッカーに必要な容量は、調理する食事の種類によって変わります。たとえば、コーヒーを淹れるだけなら小さなクッカーで十分ですが、インスタントラーメンを作る場合はより多くの水を必要とするため、大きな容量のクッカーが必要です。

以下の表で、用途別の一般的な容量の目安をまとめました。

【一般的な容量の目安】

用途 容量の目安
コーヒー1杯 約300ml
カップラーメン 約400ml
インスタントラーメン 約500ml
米1合 約700ml

 

同時に調理する人数によっても、必要なクッカーの容量は変わります。1人用の調理には約700mlまでのクッカーが適しているでしょう。一方、1〜2人分の調理には700〜999ml程度のクッカー、2〜3人分の調理には1,000ml以上の容量を持つクッカーを選ぶことがおすすめです。

 

 素材で選ぶ

クッカーの主な素材には、アルミとチタン、ステンレスがあります。それぞれ特徴が異なるため、以下で理解しておきましょう。

  価格の安さ 重量 燃費 耐久性
アルミ チタンより重い ×
チタン × もっとも軽い ×
ステンレス もっとも重い ×

 

上記表からわかる通り、価格や重量、燃費、耐久性が異なっているため、重視したいポイントによって素材を選びましょう。たとえば、「荷物をできるだけ軽量化したい」という場合にはチタンがおすすめ。「変形を気にせずにガシガシ使いたい」場合には、耐久性の高いチタンやステンレスがおすすめです。

 

 形状で選ぶ

クッカーの形状は、使い勝手に大きく影響します。同じ容量でも、形状により収納性や食べやすさが異なるため、何を重視したいのか、何を調理したいのかによって、最適な形状を選ぶことが重要です。

  収納性 食べやすさ 向いている調理法 向いているメニュー
浅型 × 炒める/焼く 炒めもの
深型 煮る/茹でる 鍋料理
丸型 - - 炒めもの など
角型 - - 汁物/袋麺

 

丸形のクッカーは定番の形状であり、多目的に使用可能です。しかし、収納時にデッドスペースが生じることから、収納性は低くなっています。

一方、角形のクッカーは収納性に優れており、袋麺も折らずに調理できる点がメリットです。ただし、丸形よりも洗浄に手間がかかるというデメリットがあります。

「荷物をできるだけコンパクトにまとめたい」という場合には、角型がおすすめです。しかし、袋麺を調理する場合には角型が向いています。このように、用途に合わせてクッカーの種類を選びましょう。

 

 持ち運びやすさで選ぶ

登山ではさまざまな装備が必要となるため、荷物を最小限に抑えるためにクッカーの収納性を考慮することも重要です。多くのクッカーは、異なるサイズのものが重ねられるように設計されています。

クッカーを複数持つ場合は、同じ形状のものを選ぶことで、より効率的に収納できます。たとえば、丸形のクッカーを所有している場合は追加でサイズ違いの丸形クッカーを購入すると、重ねられてスペースを最大限に活用することが可能です。

また、クッカーを選ぶ際には、将来的に使用人数が増える可能性を考慮することも重要です。これからクッカーを購入する場合は、購入するクッカーと同じ形でサイズ違いのものが販売されているか確認しておくと、人数が増えた際にも安心です。

 

 

 登山におすすめのクッカー5選!

多くのメーカーが登山用クッカーを提供しており、どれを選べばよいのかわからないという方もいるでしょう。そこで、ここでは登山におすすめのクッカーを厳選して5つ紹介します。鍋やフライパン・マグカップなどさまざまなクッカーを紹介しているため、取り入れたいものがないか検討してみてください。

 

1.【チタンウルトラライトクッカー1RED(EVERNEW)】

 

 

「チタンウルトラライトクッカー1RED」は、チタンの特殊薄板を使用することで95gという軽量化に成功したクッカーです。ソロ用クッカーとして使いやすいように、12.4cm×12.4cm×5.2cmと小さめのサイズで設計されています。注ぎ口とメモリがついており、調理をしやすい点も魅力です。

容量 600ml
重量 95g
素材 チタン

 

2.【アルミクッカーSセット(CAPTAIN STAG)】

 

 

「アルミクッカー Sセット」は、14cm鍋と16cm鍋、17cmフライパンの3つがセットになったアルミ製クッカーです。クッカーの表面には硬質アルマイト処理加工が施されており、耐久性が低いというアルミの弱点をカバーしています。持ち運びに便利な収納ケースも付いており、携帯性に優れている点も魅力です。

容量 14cm鍋:1.2L  /  16cm鍋:2.0L
重量 720g
素材 アルミ

 

3.【Ti FH マグ300(EVERNEW)】

 

 

「Ti FH マグ300」は、火に直接かけても大丈夫なように設計されたマグカップです。低熱伝導率のチタンを採用することにより、火から下ろしたあと、短時間で口をつけられます。底部に煤や茶渋が付いても洗いやすいようにデザインされており、メンテナンスも簡単です。

容量 290ml
重量 51g
素材 チタン

 

4.【ATSチタンクッカー TYPE3-M(EPIgas)】

 

 

「ATSチタンクッカー TYPE3-M」は、器代わりになる蓋のついたアルミ製クッカーです。注ぎ口が付いており、沸かしたお湯を注ぎやすくなっています。100cc単位でメモリが刻印されており、調理しやすい点も魅力。フタを押さえて注げばケトル代わりになり、一つで何役にもなる優れものです。

容量 本体:900ml  /  蓋:280ml
重量 本体:123g  /  蓋:52g
素材 チタン、アルミニウム

 

5.【アルミフライパンラウンド #20(EVERNEW)】

 

 

「アルミフライパンラウンド #20」は、2〜3人での使用に適したアルミ製のクッカーです。深さが6cmあり、煮物や茹で物などの調理に向いています。ハンドルが折り畳み可能で、持ち運び時には邪魔にならない設計が魅力的な一品です。

1,600mlもの大容量であることから、登山での調理だけではなく、自宅での調理にも向いています。「購入するなら自宅でも活用したい」「自宅のフライパンの買い替えを検討していた」という方におすすめのクッカーといえるでしょう。

容量 1,600ml
重量 310g
素材 アルミ

 

  クッカーのお手入れ方法

出典:Adobe Stock

クッカーの寿命を伸ばして清潔な状態を保つためには、使用後の適切なメンテナンスが重要です。山で使用した直後にクッカーの汚れをトイレットペーパーやキッチンペーパーで拭き取り、家に帰ったら食器用洗剤と水で洗いましょう。帰宅後にできるだけ早く洗うことで、汚れが落ちやすくなります。

クッカーを洗う際には、コーティングを傷つけないように柔らかいスポンジを使用してください。金属製タワシなどでこすると、コーティングが剥がれてしまい、剥がれた部分が錆びる原因となります。また、クッカーを食洗機で洗いたい場合には、あらかじめクッカーが食洗機に対応しているかどうかを確認しておきましょう。

通常の食器用洗剤でクッカーの焦げが落ちない場合には、以下の手順に従って焦げを除去してみてください。

  1.  クッカーに水を適量入れる。
  2.  水1リットルに対して、重曹を大さじ1杯投入する。
  3.  水と重曹を入れたクッカーを弱火にかけて加熱する。
  4.  水が沸騰したら、そのまま弱火で10分間加熱し続ける。
  5.  火を止めてから3時間以上放置し、その後お湯を捨てる。
  6.  木ベラやスポンジを使用して、優しく焦げを取り除く。

 

 まとめ

本記事では、登山での料理に欠かせないアイテムであるクッカーについて解説しました。登山用クッカーには丸形、角形、深型、浅型といったようにさまざまな形状があり、使い勝手は異なります。形状によって、収納性や食べやすさ、向いている調理法などが異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで自分に合ったものを選びましょう。

形状以外にも、登山用クッカーを選ぶ際に確認するポイントには、以下のようなものがあります。

  • 容量で選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 持ち運びやすさで選ぶ

また、本記事ではおすすめの登山用クッカーも紹介しました。どれも機能性が高い商品であるため、登山用クッカーを購入する際はぜひ選択肢に入れてみてください。

 

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