#キャンプ #登山飯 #アウトドア #クッカー #野外用調理器具 #コッヘル #食事 #登山
クッカー(コッヘル)料理おすすめレシピ5選|キャンプや登山飯でできる簡単鍋・パスタ
クッカー(コッヘル)は、キャンプや登山などで利用しやすい調理用器具です。軽量&コンパクトで収納しやすく、かつ直火にもかけられるタイプが多いため、鍋料理からパスタ、炊き込みご飯まで、さまざまなソロキャンプ飯を作ることが可能です。本記事は、パスタや炊き込みご飯などおすすめのクッカーレシピを紹介します。
目次
キャンプや登山では、現地でご飯を作って食べるのも楽しみのひとつです。とくにアウトドアシーンでは、クッカー(コッヘル)を使った料理が人気を集めており、メディアでもソロキャンプ飯、登山飯として紹介されています。
今回はアウトドアシーンにおすすめのクッカーの機能や特徴、パスタや炊き込みご飯などおすすめのクッカーレシピを紹介します。
クッカーとは?機能や魅力を解説
出典:Shutterstock
クッカーとは、キャンプや登山といったアウトドアシーンで使用する鍋やフライパンの総称です。クッカー(cooker)は英語で、ドイツ語のコッヘル(Kocher)が使われる場合もあります。
アウトドアで使用することを前提としているため、一般的な鍋やフライパンに比べると軽量かつコンパクトな作りになっているところが特徴です。クッカーによっては、ハンドル部分を折りたためる、同じシリーズのクッカー同士を重ねて収納することも可能です。
素材はアルミやステンレスなど軽量な金属が使われているため、複数持って行っても荷物にならないところが魅力です。
クッカーの形状別の特徴
クッカーの種類は形状別に分けると丸型、角形、飯ごうがあります。
丸型は均等に熱が伝わりやすく、角がないため使用後に洗いやすいところが利点です。鍋として使ったり、湯沸かしに使ったりするのが一般的です。
角形は収納性に長けており、ザックに入れるときに隙間なく詰められるところが特徴です。また、四角い食材(袋ラーメンなど)との相性がよい点もメリットです。
飯ごうは空豆型をしたクッカーで、蓋がついているところが特徴です。鍋として利用できるほか、ご飯や炊き込みご飯などを作る炊飯器としても活用できます。
このように、同じクッカーでも形状によって使い勝手が異なるため、現地で作りたい料理や、収納ニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
料理教室に通っていろんなレシピをアレンジしてみても楽しいかもしれませんね。こちらライザップが運営する料理教室ですのでおすすめです。
公式HPはこちら⇒【RIZAP COOK】
クッカー料理おすすめレシピ5選!
出典:PIXTA
キャンプや登山で作れるクッカー料理のおすすめレシピを5つ紹介します。
1.野菜たっぷりトマト鍋
出典:PIXTA
冷えた体に嬉しい野菜たっぷりのトマト鍋です。鶏もも肉や野菜の下ごしらえを自宅で済ませておけば、より手軽に調理することができます。
【材料(1人分)】
- 鶏もも肉:150g
- 玉ねぎ:1/2個
- じゃがいも:1/2個
- しめじ:1/2パック
- ブロッコリー:1/4房
- にんにくのみじん切り:1/2かけ分
- カットトマト缶:1/2缶
- 酒:大さじ1
- 水:1カップ
- 固形コンソメ:1個
- 塩こしょう:少々
- オリーブオイル:適量
【手順】
- 鶏もも肉は一口大にカットし、塩こしょうで下味をつける
- 玉ねぎはくし切り、じゃがいもとブロッコリーは一口大にカット。しめじは根元を切ってほぐす
- クッカーにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら1を入れて中火にし、両面に焼き色がつくまで炒める
- 焼き色がついたら玉ねぎ、じゃがいもを加えて炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたらカットトマト缶と酒を入れ、一煮立ちさせる
- 水と固形コンソメを入れて煮立ったらしめじとブロッコリーを加える。
- じゃがいもに火が通ったら塩こしょうで味を調える
2.ネギ香る鶏もも肉の炊き込みご飯
出典:PIXTA
タンパク質が豊富な鶏もも肉を使った炊き込みご飯。調味料はあらかじめ混ぜてタッパーや密封バッグなどに入れておけば、現地で混ぜる手間を省けます。
【材料(2人分)】
- 米:1合(水180ml)
- 鶏もも肉:40g
- 長ネギ:1/2本
- 酒:大さじ1/2
- 塩こしょう:少々
- ☆酒:大さじ1/2
- ☆みそ:大さじ1
- ☆コチュジャン:大さじ1
【手順】
- 米はあらかじめ30分ほど吸水させておく
- 鶏もも肉を一口大にカットし、酒と塩こしょうをもみこんで下味をつける
- ねぎは小口切りにし、白い部分と青い部分を分けておく
- クッカーに1、2とネギの白い部分、☆を入れて軽く混ぜ、炊飯する
- 炊きあがったら青ネギを入れて軽く混ぜる
3.冷凍むきえびで簡単!海老ピラフ
出典:PIXTA
1品で満足感のある海老ピラフは、冷凍むきえびを使うことで悪くなりにくく、簡単に調理できます。材料はあらかじめ自宅でカットしておくと時短になります。
【材料(2人分)】
- 米:1合(水180ml)
- マッシュルーム:5個
- 冷凍むきえび:150g
- コーン缶:大さじ3
- 顆粒コンソメ:小さじ2~3(お好みで調整)
- 長ネギ:1/2本
- 塩こしょう:少々
【手順】
- 米はあらかじめ吸水させておく
- マッシュルームは薄切り、長ネギは小口切りにする。冷凍むきえびは解凍し、水気を切っておく
- クッカーに1、2と顆粒コンソメを入れ、軽く混ぜて炊飯する
- 火から下ろし、タオルで包んで10分間蒸らす
- 塩こしょうで味を調える
4.キャンプでおしゃれ飯!ドライトマトとバジルのパスタ
出典:PIXTA
さっぱり食べられるドライトマトとバジルのパスタです。ドライトマトは市販品でOKです。
パスタ100gに対し、水200mlで茹でると、水切りをしなくてもよいくらいの仕上がりになります。パスタを茹でている間はたまにかき混ぜ、麺同士がくっつかないようにしましょう。
【材料(1人分)】
- パスタ:100g
- 水:200ml
- オリーブオイル:20g
- バジル:7~8枚
- ドライトマト:40g
- にんにく:1片
- 塩:適量
【手順】
- ドライトマトの切り口に塩少々を振りかけておく。ニンニクは潰すか、薄切りにする
- クッカーに水とパスタを入れ、表示時間よりやや短めに茹でる
- クッカーにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが出るまで炒める
- ドライトマトと半量(3~4枚)のバジルを入れて炒める
- 火からおろし、残りのバジルを載せる
5.スパイシーなチリビーンズパスタ
出典:PIXTA
食べ応え抜群のチリビーンズパスタ。トマトには疲労回復効果が期待できるため、体を動かすキャンプや登山飯にぴったりです。
チリパウダーはお好みで調整してください。人参や挽き肉などを入れても美味しいでしょう。
【材料(1人分)】
- パスタ:100g
- 水:200ml
- ゆで大豆:1/2カップ
- 玉ねぎ:1/4個
- カットトマト缶:1/2缶
- にんにく:1/2かけ分
- オリーブオイル:大さじ1/2
- 塩こしょう少々
- チリパウダー:小さじ1/4
【手順】
- にんにくと玉ねぎはみじん切りにしておく
- クッカーに水とパスタを入れ、表示時間よりやや短めに茹でる
- クッカーにオリーブオイルと玉ねぎ、にんにくを入れて炒める
- にんにくの香りが立ったらカットトマト缶とゆで大豆を入れて混ぜ、煮込む
- チリパウダーと塩こしょうで味付けする
おすすめクッカー3選!人気商品を厳選して紹介
出典:Shutterstock
キャンプや登山におすすめのクッカーを3つ厳選して紹介します。
1.プリムス|イージークックNS・ソロセットM
深型のポットと、浅型のミニポットをセットにしたクッカーセットです。フッ素加工よりも耐摩耗性が高く、かつ耐久性にも優れたハードアノダイズド加工を施したアルミを使用しています。
底面には滑り止め加工が施されているため、足場の悪い山などでも安心して利用できます。
素材 | アルミ製 |
サイズ | ポット:内径Φ12.5cm×高さ10cm / ミニポット:内径Φ12.0cm×高さ5cm |
内容量 | ポット:900ml / ミニポット:400ml |
重量 | 約250g |
2.コールマン|パックアウェイ(TM)クッカーセット
焦げ付きにくいノンスティック加工を施したアルミ製のクッカーセットです。
傷に強いハードアノダイズド加工や、滑りづらいスパイラル加工との組み合わせにより、アウトドアで使いやすい作りになっています。
握りやすいシリコンハンドルがついており、調理にはもちろん、そのままソロキャンプ飯の食器として使うことも可能です。
素材 | アルミ、ステンレス、シリコン |
サイズ | フライパン:約Φ16.5cm×高さ4cm / 片手鍋:約Φ15.3cm×高さ9cm |
内容量 | 片手鍋:約1,700ml |
重量 | 約480g |
3.エバニュー|Backcountry Almi Pot
鍋料理から炊き込みご飯、オーブン料理まで幅広く利用できる取り外し可能なベイルハンドル付きのアルミ製クッカーです。たき火でも使えるよう、あえて特殊コーティングは施さず、アルマイト加工のみを採用。
蓋の上に炭を置いて上から熱を加えることもできるため、オーブン料理にも活用できます。フラットな蓋は収納にも便利です。
素材 | 本体:アルミニウム(アルマイト加工) / ハンドル:ステンレス |
サイズ | 約Φ12.2cm×高さ6.7cm |
内容量 | 650ml(目盛り付き) |
重量 | 140g |
クッカーを使ってキャンプ、登山飯を楽しもう
一般的な調理器具より軽量で持ち運びやすく、耐久性も高いクッカーは、キャンプや登山のご飯作りにぴったりのアイテムです。フライパンや鍋として使うのはもちろん、ハンドル付きの物を使用すれば、そのままソロキャンプ飯の食器として活用することもできます。
自宅で下準備をしておけば、現地で簡単にキャンプ飯や登山飯を作ることができます。アウトドアでおいしいご飯を食べたいときはクッカーの利用をおすすめします。