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富士山で登山!富士登山初心者におすすめの時期、ルート、成功へのポイント紹介

公開日 5ヶ月前
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富士山で登山!富士登山初心者におすすめの時期、ルート、成功へのポイント紹介

富士山に登るときは、梅雨明けの時期を選び、吉田ルートや富士宮ルートなど初心者に適したルートを登山するのがおすすめです。登山ではマイペースを意識し、無理をしないよう注意しましょう。この記事では富士登山初心者におすすめの時期やルート、成功のポイントを紹介します。

 

 

山登りを趣味にしている方は、一度は富士山に登頂してみたいと思うかもしれません。富士山は開山時期が設けられている他、初心者におすすめの時期やおすすめのルートがあるため、富士山への登山を目指すときは必要な情報をチェックしておきましょう。

今回は富士山登山におすすめの時期や、富士山初心者におすすめの登山ルート、初心者が富士登山を成功させるために押さえておきたいポイントを紹介します。

 

 富士山で登山!初心者におすすめの時期を紹介

Photo by やまDX

富士山の登山に挑戦するときは、登山道ごとの開山期間を知っておく必要があります。富士山の5合目から山頂までのルートは全部で5つありますが、2023年度の各ルートの開山期間は以下のとおりです。

ルート名 開山期間
吉田ルート 7月1日~9月10日
須走ルート 7月10日~9月10日
御殿場ルート 7月10日~9月10日
富士宮ルート 7月10日~9月10日
山頂(お鉢巡り歩道) 7月10日~9月10日

なお、吉田ルートの下山ルートは9月11日の午前中まで通行可能です。そのため、9月10日に登山を開始し翌日午前中に下山するという利用方法もあります。吉田ルート以外は、どのルートも開山期間は共通していますが、富士宮ルートだけは9月10日が過ぎた後も、11月上旬あたりまでは五合目~六合目まで通行が可能です。

正式な開山時期は、毎年6月頃に発表されます。上記は2023年度のスケジュールであり、翌年以降は変わる可能性がありますので、富士登山に行くときは必ず事前にその年の開山期間をチェックしておきましょう。

 


 初心者におすすめの登山時期は梅雨明けから

富士山の登山ルートは、最も開山期間が早い吉田ルートでは7月に入った直後に開通します。しかし、富士山のある静岡県あるいは山梨県の梅雨明けは、例年7月下旬頃です。7月上旬は梅雨の最中で、雨が降りやすい傾向にあります。雨が降った後の山道はぬかるんで滑りやすくなるため、初めて富士山に挑戦するのなら梅雨明けして雨が降りにくくなったタイミングを狙いましょう。実際、富士登山のベストシーズンは7月下旬~8月中旬頃といわれています。

 

 マイペースに歩ける平日の登山がおすすめ

富士山は開山期間中であればいつでも登ることが可能ですが、週末やお盆期間中は登山客が集中しやすくなります。登山客が多いと自分のペースで歩けず、途中で足を痛めたり動けなくなってしまったりする可能性があります。登山に慣れていない場合は、なるべく自分のペースで動けるよう、混雑する時期は避けた方が無難です。

仕事や学校などの関係でスケジュールを調整するのはなかなか難しいかもしれませんが、可能であれば平日に行った方がマイペースに登山しやすいでしょう。

 

 富士山初心者におすすめの登山ルート

Photo by やまDX

富士山頂を一周するお鉢巡りルートを除くと、山頂に至るまでのルートは全部で4つあります。このうち、富士山初心者にもおすすめできるルートは吉田ルートと富士宮ルートの2つです。

それぞれのルートの特徴について解説します。

 

 吉田ルート

吉田ルートは、富士登山客の半分以上が利用する人気のルートです。登山道と下山道が分かれており、登り時間の目安は約6時間、下り時間の目安は約4時間となっています。六合目まではほぼ平坦な道が続き、六合目~七合目はジグザグ道、そこから上はやや岩場になります。しかし、全体的に緩やかな道が多いため、他のルートに比べると初心者向けです。下山道はブルドーザーでならされているため、道幅にもゆとりがあり、足にあまり負担をかけずに下山することが可能です。

途中には山小屋やトイレ、救護所などの施設も複数点在しています。また、登山口となる富士スバルライン五合目には食堂や土産物屋、登山用品の販売店などが軒を連ねており、出発前の準備や下山後の一休みも可能です。

ただ、人気ルートである分、週末やお盆期間中は混雑しやすい傾向にあります。特に山小屋やツアーを利用したい場合は早めに予約を取っておいた方がよいでしょう。

 

 富士宮ルート

富士山の南側から出発する富士宮ルートは、4つのルートのうち、登山口が最も標高の高い場所にあります。その分、登山口から山頂までの距離が短く、登り時間の目安は約5時間、下り時間の目安は約3時間となっています。山小屋は合目ごとに設置されている他、八合目には救護所もあるので、ケガや高山病などが不安な方にもおすすめのルートです。

吉田ルートとは異なり、登山道と下山道が同じなので、道に迷う心配はありません。天気が良ければ駿河湾を一望できるので、同じ道を行き来しても景色を楽しめるところが魅力です。ただ、登る人と下る人で道を譲り合わなければならないため、混雑しているときは登山道が渋滞することもあります。また、短時間で登れる分、急に高度が上がるので、高山病対策を万全に整えていく必要があります。

 

 初心者が富士登山を成功させるための4つのポイント

Photo by やまDX

登山初心者が富士登山を成功させるために押さえておきたいポイントを4つご紹介します。

 

 体調を整えておく

富士登山では、初心者向けのルートでも登りに約5~6時間、下りに約3時間~4時間ほどかかります。途中で休憩を挟んだとしても、長い登山道を延々と登ったり下ったりする必要があるため、非常に体力を消耗します。また、標高が高くなるにつれて高山病のリスクも上がりやすいです。元々体調が悪かったり、疲労が溜まっていたりすると、途中で挫折してしまいかねません。

富士登山に挑戦するときは体調を万全に整えておき、少しでも体に不調や不具合を感じたときは中止を検討しましょう。

 

 自分のペースをキープする

周囲の登山者が速いペースで登っていくのを見ると、つい流されて同じペースで登ろうとしてしまいがちです。しかし、登山のペースは人それぞれ異なります。周りに合わせて歩いていると、体力や気力のキャパシティを超えてしまい、途中で動けなくなってしまうおそれがあります。富士登山では周囲のペースは気にせず、あくまでマイペースで歩くことを意識しましょう。

 

 山頂ご来光を目指さない

富士登山する方の中には、ご来光(日の出)を目当てにしている方も多くいます。その目的のために、何が何でも山頂まで辿り着きたいと意気込んでしまう方もいるかもしれません。しかし、実はご来光そのものは富士山のどこからでも拝むことが可能です。

山頂からのご来光には達成感や感動がありますが、登頂までに時間と体力を費やしますし、標高が高いほど気温も低くなります。また、山頂のご来光を目指す人は非常に多いため、山頂付近で渋滞に巻き込まれると同行者とはぐれるリスクもあります。富士山に初めて登る場合は、無理に山頂ご来光を目指さず、途中で拝むことも検討しましょう。

 

 普段から歩く習慣をつける

出典:PIXTA

前述のとおり、富士登山ではどのルートを選んだとしても片道数時間の距離を歩かなければなりません。しかも舗装された平坦な道ばかりではなく、時には凹凸のある岩場なども登る必要があります。

普段体を動かす習慣のない方がいきなり富士登山に挑戦すると、体がついていかなくなる可能性が高いです。富士山に挑戦すると決めたら、普段からなるべく体を動かしたり、積極的に歩いたりする習慣をつけておきましょう。

 

 富士山に登るときは初心者に適した時期、ルートを押さえよう

Photo by やまDX

富士山に初めて登るときは、雨が少なくなる梅雨明けの時期を選ぶのがおすすめです。

山頂までのルートは複数ありますが、初心者には比較的緩やかな吉田ルートか、短時間で登れる富士宮ルートが適しているといわれています。どのルートを登る場合も決して無理はせず、体調を万全に整えた状態でマイペースに登山することを心掛けましょう。

 

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