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インナーシュラフの選び方|登山やキャンプにおすすめのアイテムを紹介

公開日 3ヶ月前
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インナーシュラフの選び方|登山やキャンプにおすすめのアイテムを紹介

インナーシュラフは宿泊を伴う登山やキャンプをする際、快適な睡眠をサポートしてくれます。本記事では、インナーシュラフとは何か、メリットやデメリット、おすすめのインナーシュラフを紹介します。これから宿泊を伴う登山やをキャンプを始める方やインナーシュラフの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

宿泊を伴う登山やキャンプをする際、快適な睡眠をとることはとても重要です。しかし、寝袋だけでは、季節や気温によっては寒くて眠れなかったり、暑くて寝汗をかいたりして快適に眠れないことがあります。そんなときに役立つのが、インナーシュラフです。

この記事では、インナーシュラフとは何か、どんなメリットやデメリットがあるのか、インナーシュラフの選び方などについて詳しく解説します。インナーシュラフを使って、登山やキャンプの睡眠環境をグッと向上させましょう。

 

 インナーシュラフとは?

出典:photoAC

インナーシュラフとは、寝袋のインナーとして寝袋の中に入れる布製の袋のことです。寝袋の中に入れることで、寝袋の保温性を高めたり、汚れを防いだりすることができます。また、インナーシュラフだけを使って寝ることも可能です。また、寝袋と同じように、マミー型や封筒型などの形状があります。

 

いままでの寝袋は保温性を高めるために、重くてかさばる素材で作られていました。しかし、最近では、ダウンや合成繊維などの軽くて保温性の高い素材が開発されたことで、寝袋の性能やデザインが向上。それにあわせて寝袋の性能をより高めるインナーシュラフが活用されるようになってきました。

 

とはいえ、寝袋にプラスしてインナーシュラフも持っていく場合は、荷物が増えることになります。キャンプや登山の際は、最小限の荷物で、できる限り荷物を少なくコンパクトにしていくことが望ましいため、インナーシュラフが本当に必要かどうかは、事前によく検討しましょう。

 

 インナーシュラフの選び方

出典:Adobe Stock

寝袋とインナーシュラフが合わないと、空気の層ができなかったり、動きにくくなったりすることがあります。購入するときは、以下の4つのポイントを押さえましょう。

 

  • 形状で選ぶ
  • 寝心地で選ぶ
  • 保温性で選ぶ
  • 持ち運びやすさで選ぶ

 

 形状で選ぶ

インナーシュラフの形状は、主にマミー型と封筒型の2種類があります。マミー型は頭から足先に向かって細くなっている形で、身体にフィットしやすく保温性が高いとされています。封筒型は長方形でゆったりとした形で、布団の中にいるような寝心地が特徴です。どちらの形状を選ぶかは、自分の寝方や好みによって異なりますが、それぞれ以下のような人におすすめです。

マミー型
  • 身体に沿った寝袋が好きな人
  • 軽量・コンパクトなインナーシュラフを求める人
封筒型
  • 身体に余裕のある寝袋が好きな人
  • ジッパーで開閉できるインナーシュラフを求める人

 

インナーシュラフの形状は、使用する寝袋の形状に合わせると、生地のもたつきがなく快適に使えます。寝袋がマミー型ならインナーシュラフもマミー型、寝袋が封筒型ならインナーシュラフも封筒型を選ぶというように、形状をあわせるのもおすすめです。

 

 寝心地で選ぶ

インナーシュラフの寝心地は、主に素材によって決まります。インナーシュラフに使われる素材には、コットン、シルク、ポリエステル、フリース、メリノウールなどがあり、それぞれに特徴があります 。以下に、代表的な素材の特徴とおすすめのシーンをまとめました。

コットン
  • 【特徴】肌触りが良く、吸湿性が高い。やや重さがある。
  • 【おすすめのシーン】暖かい季節にキャンプや登山をするとき。
シルク
  • 【特徴】肌触りが滑らかで、通気性が良い。軽くてコンパクト。
  • 【おすすめのシーン】暑い季節にキャンプや登山をするとき。アウトドアで荷物を減らしたいとき。
ポリエステル
  • 【特徴】肌触りがサラサラで、速乾性が高い。軽くてコンパクト。
  • 【おすすめのシーン】汗をかく季節にキャンプや登山をするとき。アウトドアで荷物を減らしたいとき。
フリース
  • 【特徴】肌触りがふわふわで、保温性が高い。やや重さがある。
  • 【おすすめのシーン】寒い季節にキャンプや登山をするとき。
ウール
  • 【特徴】肌触りが柔らかく、保温性と通気性が高い。吸湿性と防臭性がある。
  • 【おすすめのシーン】寒い季節にキャンプや登山をするとき。快適な寝心地を優先したいとき。

 

自分の好みの肌触りや使用するシーンに合わせて、インナーシュラフの素材を選びましょう。また、素材によっては、洗濯方法や乾燥方法に制限があるものもあります。購入前にメンテナンス方法も確認しておくと良いでしょう。

 

 保温性で選ぶ

インナーシュラフの保温性は、素材や厚みによって異なります。コットンは吸湿性が高く、肌触りが良いですが、重くて乾きにくいという欠点があります。シルクは軽くてコンパクトなうえ、肌に優しいですが、高価で破れやすいという欠点があります。また、ポリエステルは速乾性が高いですが、保温性はコットンなどの方が高くなります。

 

ほかにも、フリースは保温性が高く、速乾性があるので、冬や寒冷地での使用に適していますが、かさばるという欠点があります。ウールは保温性が高く、湿気を逃がすので、夏や暑い地域での使用に適していますが、重くてかゆくなるという欠点があります。自分の使用する環境や好みに合わせて、インナーシュラフの素材を選ぶことが大切です。

 

厚みがあるほど、空気の層が多くなり、保温性が高まります。ただし、厚みがあるほど、重量や収納スペースも増えるので、持ち運びやすさとのバランスが必要です。また、厚みがあるほど、寝袋のサイズに合わせるのが難しくなる場合もあります。寝袋とインナーシュラフのサイズが合わないと、空気の流れが悪くなり、保温性が低下する可能性があります。

自分の持っている寝袋のサイズや形に合ったインナーシュラフを選ぶことも重要です。

 

 持ち運びやすさで選ぶ

インナーシュラフの持ち運びやすさは、重量やサイズによって異なります。軽くてコンパクトなインナーシュラフは、バックパックに入れて移動する際に便利ですが、保温性が低い場合があります。重くてかさばるインナーシュラフは、保温性が高くても、収納する際に不便です。登山やキャンプなどの目的に合わせて、インナーシュラフの重量やサイズを選ぶことが大切です。

 

収納するときは、専用の収納袋に入れるか、寝袋と一緒に収納するかの2つの方法があります。専用の収納袋に入れる場合は、インナーシュラフを小さく折りたたんで、できるだけ空気を抜くことがポイントです。寝袋と一緒に収納する場合は、インナーシュラフを寝袋の中に入れたまま、寝袋の収納袋に詰めます。この方法は、インナーシュラフを毎回取り出したり入れたりする手間が省けるので便利ですが、寝袋の収納袋に余裕が必要です。

自分の持っている収納袋やインナーシュラフの素材に合わせて、収納方法を選ぶことも重要です。

 

 

登山やキャンプにおすすめのインナーシュラフ7選

出典:Adobe Stock

インナーシュラフには、さまざまな形状や素材、厚みなどの種類があります。キャンプや登山を行うシーズン、使う人数によって適したものを選ぶことで、キャンプ先や山での睡眠をより快適なものにできます。ここでは、おすすめのインナーシュラフを、商品の特徴とともに紹介していきます。

 

1.【SLEEPING BAG INNER SHEET (NANGA)】

 

SLEEPING BAG INNER SHEET (NANGA)は、日本の登山用品メーカーであるナンガが製造・販売しているインナーシュラフです。エンベロープ型の形状で、ポリエステル100%の素材で作られています。

厚みのある寝袋を頻繁に洗濯するのは難しいという場合などに活躍するインナーシュラフで、汚れに強く、洗濯も簡単。通気性に優れたポリエステルの生地は、肌にベタつかず、清潔に保ちやすいのが嬉しいポイントです。夏のキャンプなら、これ1枚でも快適に過ごせるでしょう。

サイドにファスナーが付いているほか、収納袋も付属しており、ブラックとベージュの2色があります。キャンプや登山だけでなく、車中泊にも最適です。

設営時サイズ 210cm×80cm
収納時サイズ 12cm×18cm
重量 425g
素材 ポリエステル

 

 

2.【サーモライトリアクター(SEA TO SUMMIT)】

 

サーモライトリアクター(SEA TO SUMMIT)は、オーストラリアのアウトドア用品メーカーであるシートゥーサミットが製造・販売しているインナーシュラフです。マミー型の形状で、保温性が高くて暖かいサーモライトという中空繊維を使用しています。

サーモライト素材は、軽量でありながら優れた保温性と通気性を発揮。空気を含んで断熱効果を高め、湿気を素早く発散させるので、寝汗で寝袋が濡れるのを防ぎます。

軽くするために、サイドジッパーが付いていません。そのため、寝袋に入るときには、縁取られている開口部から潜り込むような形で使用しましょう。また、サイドジッパーがないことで、寝袋のジッパーと干渉することもありません。

設営時サイズ 約210cm×90cm
収納時サイズ 約15cm×10cm
重量 約250g
素材 サーモライト

 

 

3.【ライナーサイドジッパー スーパーライト(ISUKA)】

 

ライナーサイドジッパー スーパーライト(ISUKA)は、日本の登山用品メーカーであるイスカが製造・販売しているインナーシュラフです。マミー型の形状で、ポリエステル100%の素材で作られており、開閉が簡単なサイドジッパーも付いています。

ポリエステル起毛地を使用しているため、肌触りが良いほか、寝袋の保温性も高く、汚れや臭いを防ぎます。

設営時サイズ 205cm×78cm
収納時サイズ 8cm×21cm
重量 320g
素材 ‎ポリエステル

 

 

4.【フリースクッションシュラフ(キャプテンスタッグ)】

 

フリースクッションシュラフ(キャプテンスタッグ)は、インナーシュラフとしてだけでなく、クッションとしても使える2wayアイテムです。専用の袋にインナーシュラフを収納することで、クッションとしても使用できます。また、インナーシュラフとして使用する際は、専用袋にタオルなどを詰めれば、枕としても使用可能。どんなシーンにも使い勝手の良いアイテムです。

また、同じインナーシュラフを2枚連結して使用することにより、ダブルサイズとしての利用もできます。ファスナーは上下から開閉するので、暑いときは足元のファスナーを開けて温度調節ができます。

設営時サイズ 180cm×75cm
収納時サイズ 20cm×15cm
重量 500g
素材 フリース

 

 

5.【フリースシュラフ(LOGOS)】

 

フリースシュラフ(LOGOS)の特徴は、インナーシュラフとしてだけでなく、ブランケットとしても使えるという点です。寝袋の中に入れると、保温性を高めてくれますが、開いて広げるとブランケットになります。また、フリース素材なので、軽くて乾きやすく、冬や寒冷地でのキャンプや車中泊におすすめです。

こちらも、同じものを2枚合わせてダブルサイズにすることが可能。パートナーや家族で一緒に寝るときなどに便利です。カラーはターコイズナバホ、ピンクナバホ、グリーンナバホの3色があります。ナバホ柄のデザインも特徴的で、おしゃれなインナーシュラフを探している人にもおすすめです。

設営時サイズ 190cm×80cm
収納時サイズ 18cm×38cm
重量 770g
素材 ポリエステルフリース

 

 

6.【インナーシュラフ(HOLOMUA)】

 

インナーシュラフ(HOLOMUA)は、インナーシュラフとしてだけでなく、シーツとしても使用可能。ハンモックやベンチなどでの仮眠時にはシーツとして使うことで、汚れを防いでくれたり、汗を吸ってくれたりします。

吸水速乾の高い上質なポリエステル素材を採用しているため、寝汗をかいてもすぐに乾くほか、汚れを防ぎ、快適な睡眠をサポートします。また、洗濯機で丸洗いできるので、衛生的にも優れているのも嬉しいポイント。ダブルファスナー仕様で、側面から足元まで開閉するので、温度調節や着脱がしやすくなっています。また、開口部は別の色で縁取られており、前後が分かりやすい仕様です。

設営時サイズ 210cm×75cm
収納時サイズ 22cm×20cm
重量 395g
素材 ポリエステル

 

 

7.【インナーシュラフ(CYCLETRACK)】

 

インナーシュラフ(CYCLETRACK)は、肌触りの良いポリエステル素材を使ったインナーシュラフで、枕カバーついているのが特徴です。ポリエステルなので、もちろん丸洗いも可能。衛生的に使用できます。

やわらかな肌触りで寝心地良く、キャンプや登山のほかにも、防災用として持っておくのもおすすめです。収納袋のジッパーには、カラビナタイプのチェーンがついているので、ザックや他の荷物に引っ掛けておくことも可能。カラーは灰、暗灰、青、紺、褐の5色展開と豊富なので、家族分色違いで揃えても良いでしょう。

設営時サイズ 210cm×70cm
収納時サイズ 20x15cm
重量 370g
素材 ポリエステル

 

 まとめ

この記事では、インナーシュラフとは何かのほか、インナーシュラフの選び方、おすすめのインナーシュラフを紹介しました。インナーシュラフは、宿泊を伴うキャンプや登山の持っていくことで、快適な睡眠をサポートしてくれます。インナーシュラフには、マミー型と封筒型の2つの形状がありますが、寝袋をお持ちの方には、手持ちの寝袋の形状と同じものを選ぶのがおすすめです。

また、インナーシュラフは寝袋の中に使用するほかに1枚でブランケットのように使ったり、収納袋にいれて枕として使ったりなど、さまざまな用途で活躍します。今回紹介したインナーシュラフを比較して、自分の好みや目的に合わせて、インナーシュラフを選んでみてください。

 

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