なだらかな道が多く、気軽に自然を楽しめるハイキングコースは初めての登山におすすめのスポットです。とはいえ、登山初心者さんは「ハイキングってどんな服装で、何を持っていけばいいの？」と疑問に思っている方も多いはず。

この記事では、ハイキングに必要な持ち物や、あると便利なグッズを初心者向けに解説します。

 ハイキングに必要な持ち物リスト

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ハイキングはコースの難易度、当日の気温や天気によっても必要な持ち物が異なります。ここでは、初心者が揃えておきたいハイキングに必要な持ち物をリストにまとめました。

それぞれポイントを確認して、事前に準備しましょう。

持ち物

チェック項目

ウェア

・吸汗速乾性に優れているもの（綿100％はNG)

・温度変化に対応できるもの（防寒着はあるか）

シューズ

・ハイキングの専用シューズ

レインウェア

・傘ではなくレインウェア（雨がっぱ）

リュックサック

・必要な容量のもの（目安は20L前後）

タオル

・薄手で速乾性があるもの

水筒（飲み物）

・必要な水分を過不足なく持参できるもの

ビニール袋

・出たゴミをすべて回収できるもの

行動食

・歩きながら食やすいもの

帽子

・【夏】紫外線対策がでる

・【冬】保温できる

・被りやすく視界を遮らないか

日焼け止め

・こまめに塗りなおしやすいもの

・SPFやPA値は足りているもの　

健康保険証

・財布に入れて持参するときは全体の重さを確認

地図・コンパス

・どちらか一方だけでなく両方持参する

1.ウェア

ハイキング時の服装は肌着、中間着、保温着の3つからなる重ね着が基本です。上着を着たり脱いだりして体温を調節します。

なお、綿100％のシャツは汗が乾かず体温低下につながるため避けるようにしましょう。選びづらいときは、アウトドアブランドの製品から探すのがおすすめです。

2.シューズ

平坦な道が続くハイキングであれば、スニーカータイプでも問題ありません。

高低差のある登山道を歩く場合はトレッキングシューズがよいでしょう。

当日の靴擦れ防止のためにも、事前に履きならしておくのがおすすめです。

3.レインウェア

山は天気の急な変化も多いため、レインウェアは必ず持参しましょう。なお、雨傘では両手がふさがり、強風にも弱いためレインウェアが必要です。

おすすめ素材はゴアテックスです。

4.リュックサック

ハイキングバッグはトートバッグやショルダーバッグよりも、リュックサックがおすすめです。また、片手がふさがる手持ちタイプのバッグは、転倒時に両手を使えないため適切ではありません。

容量は日帰りハイキングであれば20〜30L程度で問題ありません。

5.タオル

ハイキング中はたくさんの汗をかくため、速乾性の高いタオルも持参しましょう。乾きやすい薄手のものなら、かさばりません。

6.水筒（飲み物）

飲み物が多いと荷物が重くなり体力を奪われ、少ないと脱水症状につながります。必要な量を事前に確認し持参しましょう。

7.ビニール袋

ハイキングで出たゴミはすべて持ち帰りましょう。調理したときなど、生ごみが出た際は、ジッパー付き袋を持参するとニオイが気になりません。

8.行動食

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ハイキング中は多くのカロリーを消費するため、歩きながらエネルギー補給できるおやつも持参します。ナッツやドライフルーツ、羊羹、ゼリー飲料など、手が汚れず、カロリーを摂取しやすく、気温に左右されづらいものがおすすめです。

飴やチョコレート、キャラメルのように高温で溶けるものは、持参する季節に注意が必要です。

9.帽子

紫外線を防いで、熱中症を予防するうえでも帽子は必要です。視界を遮らなければキャップでもハットでも問題ありません。

風が強い場所なら、あご紐があると安心です。

10.日焼け止め

日焼け止めは汗で流れてしまうため、こまめに塗りなおせるものを用意しておくのがおすすめです。SPFやPA値は標高や季節により適したものを選びましょう。

11.健康保険証

怪我をしてしまい、病院に行くことも考えられるため、健康保険を持参しましょう。保険証を普段使いの革財布に入れると荷物が重くなるため、アウトドア用の財布やカードケースなどを用意しておくと荷物の減量に役立ちます。

12.地図・コンパス

位置と方角がわかる地図とコンパスはセットで持参します。なお、コンパスは「マップ用コンパス」を準備します。

 ハイキングや山登りで役立つ便利アイテム一覧

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ハイキングでは、いざというときに役立つ以下のアイテムも持参すると安心です。

便利アイテム

ポイント

トレッキングポール

・リュックサックの負荷を手に分散できるため、
 長時間の歩行でも疲れにくい

・軽量で折りたたみできるものもあり

モバイルバッテリー

・スマートフォンの充電切れ時に使用できる

・目安の容量は3,000Ah

除菌シート

・手や体の汚れを拭く、かすり傷を消毒する、
食器の汚れを拭き取るなど、多くのシーンで活躍

虫よけスプレー

・夏のハイキング時には必須アイテム

救急セット

・切り傷や打撲など、万が一の怪我の手当用

・絆創膏やガーゼ、テーピング

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ここではハイキングの必需品シューズ・レインウェア・リュクサックから、初心者でも使いやすいモデルを紹介します。

●キャラバン｜C1_LIGHT LO［ユニセックス］

低山ハイクにおすすめのローカットトレッキングシューズです。軽くて履き心地もよく、防水透湿性もあるため初心者でも履きやすいモデルです。

●キャラバン｜C1_02S［ユニセックス］

足首を固定できるミドルカットハイキングシューズです。履き口に施されたクッション材が足首をしっかり守ってくれます。

岩場など、足元の悪いハイキング時におすすめです。

●ザ・ノースフェイス｜ベンチャージャケット［メンズ］

防水透湿性素材「ハイベントD」を採用したレインジャケットです。軽量で、汗をかいても不快なベタ付きを感じにくい加工が施されています。

持ち運びに便利な収納袋付きです。

●ミレー｜ティフォン50000ストレッチ ジャケット［レディース］

高い透湿性があり、どんな天候でも衣類を快適に保つことができます。動きを邪魔しない着心地と、頭にしっかりフィットするフードになっているため、雨天での登山も安心です。

女性らしい細身のシルエットになっているため、日常使いもできます。

●ザ・ノースフェイス｜テルス25［ユニセックス］

日帰りハイクから旅行まで丁度よい26Lサイズです。フロントポケットの裏側にはレインカバーを内蔵しているため、天候が変わりやすいハイキング時も安心です。

背面には通気性とフィット感を高めたメッシュ素材を採用し、長時間歩行時の汗の不快感を軽減します。

●カリマー｜デイパック tatra20［ユニセックス］

コンパクトな小型モデルですが本格的なハイキングやトレッキングに対応する雨蓋タイプ、ヒップベルトにはポケットも配置しており行動食などの携行時に活躍します。オシャレなデザインなのでレジャーやデタウンユースとしても使用できます。

 ハイキングは事前準備が大切！持ち物をリストで確認しよう

ハイキングや登山中は途中で戻ることも難しいため、必要な持ち物を事前に確認し、過不足のないように準備しましょう。持ち物を用意するときは、事前にリストを作り、チェックしながら確認していくと忘れ物を防げます。

準備を万全にして、怪我や事故のないよう、安全にハイキングを楽しみましょう。