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「ほどけない」靴紐の結び方をマスター|簡単・安心!ほどけにくい靴ひもの結び方3種

公開日 5ヶ月前
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「ほどけない」靴紐の結び方をマスター|簡単・安心!ほどけにくい靴ひもの結び方3種

靴紐は足の動きや揺れ、緩い結び方などによってすぐにほどけてしまうことがあります。イアン・ノットやイアン・セキュアノットなどほどけにくい結び方を取り入れましょう。この記事では靴紐がほどける原因やほどけにくい結び方、靴紐がほどけにくくなる靴の履き方を解説します。

 

 

スポーツや登山、アウトドアで「すぐ靴紐がほどけてしまう」「何度も結び直すのが面倒」という悩みを抱えている方は少なくありません。

靴紐をほどけにくくするには、結び方や靴の履き方にコツがあります。何度も結び直す必要がないように、正しい結び方をマスターしておきましょう。

今回は、靴紐がほどけてしまう原因やほどけにくい靴紐の結び方、靴紐をほどけにくくする靴の履き方を紹介します。

 

 靴紐がほどけてしまう原因

出典:Shutterstock

靴紐がすぐにほどけてしまう原因は大きく分けて5つあります。

 

 靴紐が長すぎる

靴紐を靴のサイドに長く垂らしていると、逆の足で紐の端を踏んでしまい、ほどけてしまうことがあります。靴紐は通常、その靴に合う長さに調整されていますが、紐をきつめに締めたり、靴のサイズに合わない他の靴紐を使ったりすると、靴紐が長く垂れてしまう原因となります。

 

 靴紐の結び方が緩い

靴紐を緩く結びすぎると、歩いているときの振動で徐々にほどけてしまうことがあります。靴紐はきつく締めすぎると圧迫感が強くなるため、あえて緩く結んでいる方もいますが、結び方が弱いと何度も靴紐がほどける原因になるので注意しましょう。

 

 靴紐の素材や形状が滑りやすい

出典:Shutterstock

靴紐にはさまざまな素材が使われていますが、中には表面が滑りやすいものもあります。

例えば、ナイロン製の靴紐は表面がつるつるしているため、紐同士の摩擦が起こりにくく、歩いている間にするっとほどけやすい傾向にあります。

また、靴紐には丸みを帯びた丸紐や平らな平紐など複数の形状がありますが、接地面の少ない丸紐は平紐に比べて摩擦が少なく、滑りやすい形状とされています。

 

 足の動きと揺れ

歩く、走る、ジャンプするなどの動作を行うと、靴から靴紐へと振動が伝わります。靴紐に繰り返し振動が加わると、結び目が徐々にほどけてしまい、靴紐が緩む原因となります。

特にスポーツをするときや、登山などのアウトドアレジャーを行うときは通常よりも活発に足を動かすため、靴紐がほどけやすい傾向にあるようです。

 

 靴の履き口が広い

履き口が広めの靴は脱ぎ履きがしやすいので、好んで利用している方も多いでしょう。しかし、履き口が広い靴は足首の可動域も大きくなるため、歩いたり走ったりしているときの振動が靴紐に伝わりやすくなります。

前述の通り、靴紐に伝わる振動が大きいほど紐は緩みやすくなるので、履き口が広い靴は靴紐がほどけやすくなってしまいます。

 

 ほどけない靴紐の結び方3種

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スポーツや登山、アウトドアでもほどけにくい靴紐の結び方を3種類紹介します。

 

 

1. イアン・ノット

イアン・ノットは、プロのアスリート選手なども取り入れているメジャーな結び方です。短時間で結べるのにほどけにくいので、日常からアウトドアまで幅広いシーンで活用できます。

イアン・ノットの結び方は以下のとおりです。

①靴紐をひと結びする

Photo by やまDX

②左右の紐でそれぞれ輪っかを作る   

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③輪っかの中央部分を逆の指で摘まんで引っ張り、左右の輪を交差させる

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④両方の輪っかを引っ張って結ぶ

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2のときに右手は紐の上から、左手は紐の手前からすくって輪っかを作るのがコツです。

見た目は普通の蝶結びのように見えますが、一般的な蝶結びよりもほどけにくく、かつ素早く結べるところが特徴です。

 

 

2. イアン・セキュアノット

イアン・セキュアノットはさらにほどけにくい結び方です。激しいスポーツを行うときや、登山に行くときなどにおすすめの方法です。

イアン・セキュアノットの結び方は以下の通りです。

①靴紐をひと結びする

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②左右の紐でそれぞれ輪っかを作る

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③右の輪っかを上にして、左の輪っかと交差させる

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④右の輪っかは手前に、左の輪っかは奥に回し、両方同時に中央の輪っかに通す

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⑤形を整えながら引っ張って締める

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なるべく中央に寄せながら結ぶと、見た目がきれいになります。

 

 

3. ベルルッティ結び

ベルルッティ結びは、フランスの皮革メーカーのブランド名を冠した結び方です。フランスのシューズブランドの定番の結び方で、簡単なのにほどけにくく、見た目も良いところが特徴です。

ベルルッティ結びのやり方は以下の通りです。

①靴紐をひと結びする要領で、紐を二度くぐらせる

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②右側の紐で輪っかを作り、左側の紐で一巻きする

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③右側の輪っかに左側の紐を通す

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④左側の紐でもう一巻きする

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⑤蝶結びの要領で左右均等に力を入れながら締める

Photo by やまDX

ベースは蝶結びですが、一手間加えることでほどけにくい強固な結び方になります。

 

 靴紐をほどけにくくするための靴の履き方

出典:Shutterstock

靴紐をほどけにくくするためには、靴紐の結び方だけでなく、靴の履き方にもコツを取り入れる必要があります。

ここでは、靴紐がほどけにくくなる靴の履き方のポイントを3つ紹介します。

 

 かかとを合わせる

足を靴に入れたら、靴紐を結ぶ前に、一度かかとを地面にとんとんと付けてみましょう。きちんとかかとを合わせれば、靴を履いて立ったときに足首の角度が90度になるはずです。

かかとと靴をきちんとフィットさせてから靴紐を結べば、靴と足のフィット感がアップし、歩いたときの靴の揺れが軽減されます。

 

 つま先から足首まで均等にフィットさせる

かかとを合わせたら、つま先を浮かせた状態で、つま先から足首まできちんとフィットするように靴紐を締めていきます。足首の角度は90度を保つようにすると、立ち上がったときに靴紐を窮屈に感じたり、逆に緩く感じたりせずに済みます。

靴紐を締めるときの力加減ですが、一度足に痛みを感じるほど強く締め上げてから、少し緩めるくらいがベストです。強く締めすぎると足に負担がかかりますし、緩くし過ぎると靴紐がほどける原因になるので、ちょうどよいフィット感を探しながら調整してみましょう。

なお、靴紐を締めるときは、一つ下の交差した部分を指であらかじめ押さえておくと、直前に締めた部分が緩みにくくなります。

 

 足首まわりはしっかり締める

登山靴に多いミドルカットやハイカットの靴を履くときは、足首まわりに付属したアイレットに靴紐を引っかけてから結んでいくことになります。靴紐をアイレットに掛けるときは、上から下に向けて引っかけるようにすると、摩擦力がアップして紐がほどけにくくなります。

足首は歩いているときや走っているとき、特に動きが多くなる部位なので、なるべくしっかりとフィットさせるように締めることが大切です。

 

 ほどけにくい靴紐の結び方と靴の履き方をマスターしよう

靴紐は足の動きや揺れの影響を受けやすいため、緩く結んでいるとすぐほどけてしまいます。靴紐が何度もほどけてしまう方は、普通の蝶結びではなく、イアン・ノットやイアン・セキュアノット、ベルルッティ結びなど、ほどけにくい結び方を取り入れてみましょう。

また、靴紐を結ぶ際はかかとを合わせる、足首まわりをしっかりフィットさせるなど、ポイントを押さえた履き方を心掛けると靴紐がほどけにくくなります。

 

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